20Mar
寒波襲来の幕開けは、ノーフィッシュ続出の大波乱。
しかし驚異のディープ・ミドストで、優勝は何と13kgオーバー!
初参戦の“超新星”、衝撃のデビューウィンです!!
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琵琶湖に現れた超新星
皆さんお久しぶりです、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先週末はBATNET第3戦に参加してきたのですが、寒の戻りで琵琶湖はかなり難しいコンディションに。
手練れのトーナメンターたちをもってしても、何と半数近くがノーフィッシュというタフな一戦となりました。
(BATNET公式リリースより。朝は桟橋凍ってました・・・)
しかしそんなローウェイト戦の中、トップウェイトだけは破格の13kgオーバー!
若き新鋭“樋口達也“選手が、圧倒的スコアで初参戦・初優勝の快挙を達成したのです!!
樋口選手はもう一つのトーナメントシリーズ、「BAIT」にも参戦して見事なデビューウィン!!
何と今シーズンから試合に出始めて、全戦全勝という破竹の快進撃を見せています。
長い日本のトーナメント史を振り返っても、類まれな大活躍と言っても過言ではないでしょう。
そんな樋口選手とは一体何者なのか!?と皆様気になるところでしょうが、どうもプロではなくアマチュアアングラーの方のようです。
以前からインスタのアカウント(nopan.tacchan_0524)はフォローさせて頂いていたのですが、まあビッグバスを釣ること釣る事・・・。
冨本プロのガイドで一生懸命修行されていたようですが、世の中に天才はいるのだなぁと驚嘆させられた次第です。
鍵は「春だけどディープ」
そして気になる優勝パターンですが、サカマタシャッド6インチによるディープ・ミドストとの事。
1/8oz(3.5g)と3/16oz(5g)、さらには1/4oz(7g)を使い分け、北湖東岸7~13mのディープウォーターを攻略したそうです。
冬の間から炸裂しまくっているミドスト旋風ですが、今年は本格的に琵琶湖に嵐を巻き起こしそうですね。。。
そして2位は、4本ながら8750gをウェイインした藤井成選手。
(BATNET公式FBページより)
エビモの残る下物浚渫のハンプ上2.5mラインで、ブルフラット3.8インチの3/16ozフリーリグでナイスフィッシュをキャッチ。
それからサカマタシャッド5インチの1/8ozジグヘッドのミドストで、南湖の残りウィードをランガン。
ショルダー部など水深のあるポイントでは、リバウンドスティック5インチの1/16ozネコリグでフォローを入れたそうです。
3位はこちらも本っっっ当にいつも強い、川崎了選手。
(BATNET公式FBページより)
下物浚渫のディープで5本・7990gを揃え、樋口選手以外では唯一のリミットメイクを達成しました。
ブルフラット4.8インチの5gテキサスで「ボトム付近をゆっくり泳がせる」のがキーだそうで、最近この手の釣りの強さが際立っているように思います。
(フックはイチカワフィッシングのSPフック#5で、軽いウェイトが重要だとか・・・)
というわけでDEPSのワン・ツー・スリーフィニッシュという完全勝利に終わった本戦ですが・・・。
フィールド状況としては「ディープ」が一つの鍵だったように感じられました。
先週まではかなり暖かく、シャローやその上がり口で「春の魚」を探し求めた選手が多かったように思いますが、その手の釣りはことごとく機能しなかった模様。
3/16,17 BATNET-2第3戦 全くかみ合わない早春
結果として寒の戻りでも状況の安定する、冬に釣るようなディープエリアに軍配が上がったと言えそうです。
そうしたエリアの難しい魚に口を使わせられるテクニシャンが、実力通りにスコアを持ち帰ったという感じではないでしょうか。
(BATNET公式FBページより。ただし樋口選手曰く、ディープに入ってきた春の魚?だったそうですが・・・)
シャローの”冬”を追え!
そしてノーフィッシュという超惨敗に終わった私自身の釣りについても、最後に少し反省しておきたいと思います。
今回はミドストじゃなかったの?と言われますが、実は一切スピニングにも触れませんでした(苦笑)。
冬の間ずっと北湖のロックエリアでミドストを練習していたのですが、私にはどうしてもマスターできず・・・。
すぐ近くで冨本プロや樋口選手がボコボコに釣るのを見せつけられ続けw、「とても本番で使えるだけの武器には出来ていない」と判断せざるを得なかったのです。
(全く釣れないわけではなかったのですが、リミット5尾を揃えられた事は一度もありませんでした)
そこで戦略をガラッと切り替え、狙いをシャローに絞ることに。
とはいえまだまだ上がってきた群れは少なく、延々ノーバイトで春まだ遠しのコンディション・・・。
しかし沖のウィードが壊滅的に減少した今シーズン、どうやらシャローで越冬した個体が多いことに薄々気付いていました。
なぜなら1月、2月の頃から、少し暖かくなるとシャローで黒い魚がよく釣れていたからです。
“冬寄りのエリア”がキーとなった今回、「シャローの冬の魚」をヒントにある条件でエリアをピックアップしたところ、行く先々でバイト多発!
普通にフルサイズのラバージグや、
クランクベイト、
スピナーベイトなど、
(ブーヤーの3/8ozダブルコロラド。これスローで使いやすいです!)
いつもの大雑把な釣りで45cm~ロクマルクラスまでが意外と数釣り出来てしまったのです。
今となっては恥ずかしくて顔から火が出そうですが(汗)、正直「今回はちょっとイケるかも・・・」と自分でもちょっと期待していました。
そこで本番はカバーフリップをメインに、シャローの一本勝負に賭ける事にしたわけです。
しかし誤算だったのが、3つのメインエリアのうち2つが「トーナメントエリア外」だったこと(滝汗)。
その事実に当日の朝に気付かされるという大失態で、試合開始前から窮地に陥ります。
(もちろん、釣り自体は禁止のエリアではありません)
仕方なく残る1エリアに勝負を賭けて、ドロ濁りのシャローでカバーフリップ。
そして朝イチ、最も期待していたブッシュでいきなり快心のビッグバイト!!
しかし複雑に枝に絡まれ、20lbフロロが痛恨のラインブレイク・・・。
プラで16lbを切られていたので新品のフロロリミテッドに巻き替えてきたのですが、為すすべなくやられてしまいました。
今になって思えば、ヘビーカバーにHロッド&20lbフロロで獲れるのはせいぜい50cm、2kgクラスくらいまでなのかなと・・・。
PE65lbのパンチングタックルにしておけばよかったと、今さらですが悔やんでも悔やみきれません。
逃した魚は何とやらですが、顔を見た限り3キロ前後はありそうな魚でした。。。
決定的キッカーを取り逃がした動揺が収まらず、次の2バイトで連続バラシorz
完全に精神崩壊し、3バイトノーフィッシュという無様な醜態を晒す事となりました。
というわけで魚の居場所だけは探し当てられていたものの、エリアの確認不足、タックルセレクトのミス、そしてメンタルの弱さで完全に自滅。
100%自分の甘さが招いた、記憶にある限り最も悔いの残る一戦となってしまいました。
これを公開するのは本当に気が重かったのですが、自戒の意味を込めて書き留めておくことにした次第です。
ともあれ勉強になるという意味においては、今回も痛いほど学ばせてもらえた試合でした。
厳格な数字で審判が下されるトーナメントの場は、これ以上ないスキルアップの機会だとあらためて感じます。
今年は出来る限り多くの試合数をこなしたいと考えておりますので、ともに競い合って下さる参加者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
(BATNET公式FBページより)
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