アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[5種目激闘] 浜名湖エキスパート達の乱打戦・決着!!

餌・ルアー・フライ入り乱れての、激しい浜名湖頂上決戦
魚種開放で一堂に集結した、各界のエキスパートが大激突!
熱闘の末に残された、アングラー同士のリスペクトをシェアします。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

浜名湖アングラーの親睦を目指して

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先週末7/14は、ルアー・エサ・フライ混合の親睦イベント“Js浜名湖みっかび釣り大会”が開催されました。
地域振興と釣り人の輪の拡大を目的として始まり、今年で3年目を迎えた大会です。

魚種をクロダイ・キビレに限定した初年度と二年目は、いずれも餌釣り師がクロダイで優勝
その戦略的な釣りに、ルアーマン達からも感嘆の声が漏れました。
磨き抜かれた達人の技に、ジャンルを超えたリスペクトが広まったと言えるでしょう。

しかし多くの参加者から、魚種の拡大の要望が寄せられていました。
シーバスをメインターゲットとするルアーマンはもちろん、浜名湖にはヒラメ・マゴチ等を流し釣りで狙う餌釣りも盛んです。
出来るだけ多くの釣り人の親睦を目指すという観点から、3年目は対象魚種を5種に拡げる事となったのです。

(ターゲットはクロダイ・キビレ・シーバス・マゴチ・ヒラメとなりました)

 

シーバス勢の大爆発

果たして落とし込み釣り師の3連覇なるか、それともルアーマンの逆襲か・・・。
はたまたフライマンや流し釣り師が勝利をさらうのか、ルール変更で勝負の行方が読めなくなった今大会。
最後に勝利を飾ったのは、圧巻のモンスターシーバス(2464g)をウェイインした小川貴朗選手でした!

(見事5万円分の商品券をGETです!)

しかも操船は1912gのシーバスで2位に入った鈴木孝啓選手で、何と同じ船からのワン・ツーフィニッシュ
難しいこの時期の表浜名湖で、規格外ともいえる2kgクラスをキャッチしての圧勝劇となりました。
浜名湖オープントーナメントの2014&2016チャンピオンコンビという大本命が、遺憾なく実力を発揮した形です。

(表浜名湖で数少ないビッグフィッシュのみを狙い、1バイト1フィッシュのハイリスク戦略だったとか・・・!)

そして3位もシーバス勢が続き、仲野栄士郎選手が1568gのナイスサイズを持ち込みます。
エリアは1,2位とはガラリと変わった奥浜名湖のオフショアで、こちらはどんどん数を釣って入れ替えを繰り返したとの事。
シーバスの1500gクラスはこの手の釣りでの一般的なMAXサイズとも言え、そこにたどり着いたのはお見事としか言いようがありません。

(ちょっと上位2名が破格のスコア過ぎましたね・・・汗)

それから4位は恐縮ながら私KenDでして、表浜名湖で1542gのシーバスをキャッチ。
上位2名と同じくサイズのみを狙っての表浜名湖戦略でしたが、どうも役者が違ったようです(汗)。
とはいえ初体験の同船者に釣って頂くことも出来、久しぶりの浜名湖を堪能させて頂きました。

しかしこのように上位2名が突き抜けると、やはりシーバス狙いが圧倒的に有利では?と思われるかもしれません。
ところがこの時期に浜名湖でナイスサイズを狙うのは極めて難しく、何と先週開かれた浜名湖オープントーナメントではシーバスが全体でたったの4尾(!)しか釣れなかったのだそうです。
実は今回2位の鈴木選手もノーキャッチに終わったそうで、いかに表浜名湖のランカーシーバス狙い一か八かの賭けなのかが想像できるのではないでしょうか。
本大会でもここまでの選手はシーバスでの検量ですが、これ以下は22位までシーバスがランクインしないという事実がそれを物語っている気がします。

 

クロダイ・マゴチ勢の健闘

というわけでシーバスが続いてきましたが、深見直義選手が1504gマゴチ勢最上位となる5位に輝きます。
実は今回、個人的にはマゴチが本命となるのではないかと思っていたのですが・・・。
素晴らしいサイズにも関わらず、上位があまりにも突き抜けていたのは不運だったと言えるでしょう。

(申し訳ありません、ウェイイン写真を失念したようで・・・汗)

そして何とたったの2gに泣く6位となったのは、”餌釣り界のリック・クラン”、御年69歳大竹博選手。
1502gという圧巻のクロダイを持ち込み、上位2名を除けば非常に僅差の接戦を演じました。
しかも同船の昨年度覇者、宮城選手はさらに巨大なクロダイを逃がしているというのですから驚きです。
総キャッチ数は30枚を超えたとの事で、これにはもはや脱帽するほかないとしか言いようがありません。

7位は浜名湖の若きエース、守田耕平選手がマゴチ1408gをあげてのランクイン。
1週前の浜名湖オープントーナメントで初優勝を飾り、新たなるマゴチマスターの呼び声も高いヤングガンです。
場所や釣り方を公開した不利や、師のシゴキにもへこたれず自分の魚をキッチリ獲った事には拍手を送りたいと思います。

(これから要注目の選手です!)

守田選手の優勝ブログ記事はコチラ

8位の齋藤展彰選手は同船者にもしっかりと魚を釣らせながら、1382gのマゴチをしっかりウェイイン。
何とラストポイントでのドラマ魚だったそうで、船上の興奮が想像できます。

(すみません、魚持ち写真が無くご本人のFBより。。。)

(スマイルの代打は、同船の袴田選手w)

そして何と1292gの同ウェイトで、クロダイの鈴木智久選手とキビレの竹村良兼選手が揃って9位。
ルアーでは貴重なサイズの鯛と言え、テクニシャンのさすがの釣果と言えるでしょう。
逆に言えば大竹選手の1502gが、クロダイとしていかに突き抜けているかとも言えそうです。

(竹村選手はビッグマゴチもキャッチ!)

というわけで65名の激戦の中でシングルフィニッシュを決めた上位選手のみ、簡単ながら紹介させて頂きました。

<大会結果>
順位 選手名(敬称略) 魚種 スコア(g)

1 小川貴朗 シーバス 2464
2 鈴木 孝啓 シーバス 1912
3 仲野栄士郎 シーバス 1568
4 山田賢治 シーバス 1542
5 深見直義 マゴチ 1504
6 大竹 博 クロダイ 1502
7 守田耕平 マゴチ 1408
8 齋藤 展彰 マゴチ 1382
9 竹村良兼 キビレ 1292
9 鈴木智久 クロダイ 1292
11 杉江一宏 クロダイ 1250
12 木俣俊 マゴチ 1174
13 松田 良太 キビレ 1142
14 松田秀生 キビレ 1140
15 宮城 規至 クロダイ 1120
16 齋藤 龍彦 マゴチ 1070
17 吉見裕康 クロダイ 1068
18 高橋弘光 クロダイ 1060
19 長谷川豊文 クロダイ 1050
20 いしずかのりお クロダイ 1038
21 大畠 拓 キビレ 1026
22 大坪努 シーバス 1004
23 丸山紀志郎 クロダイ 998
24 伊藤 彰 クロダイ 996
25 石原利康 クロダイ 984
26 小田木 勇 シーバス 982
27 持田 健作 シーバス 954
28 芝田圭三 キビレ 878
29 原田忠志 クロダイ 874
30 池田平八郎 キビレ 828
31 伊藤智康 キビレ 824
32 太向宣文 マゴチ 808
33 袴田 寛 クロダイ 784
34 酒見昌也 クロダイ 770
35 黒崎 将(クロサキ マサル) マゴチ 666
36 芝田洋一 マゴチ 576
37 森 敏規 マゴチ 568
38 阪田秀樹 キビレ 552
39 鈴木隆之 マゴチ 502
40 伊藤浩一路 マゴチ 494
41 澤田純一 ヒラメ 486
42 takasi yamamoto マゴチ 482
43 黒田寛 クロダイ 466
44 永井 公太 マゴチ 466
45 コヤマ ケイイチ マゴチ 462
46 内山 佳也 マゴチ 448
47 白井知弘 マゴチ 362
48 内藤 益行 マゴチ 264
49 柴田 喜孝 マゴチ 248
50 鈴木 典旬 シーバス 212
51 中平正浩 マゴチ 122

 

広がるリスペクトの輪

というわけで2019Js浜名湖みっかび釣り大会、参加の皆様には楽しんで頂けましたでしょうか?
純粋な競技という意味では、1尾しかウェイインできない(ので運の要素が強くなる)など不完全な部分もあるかと思います。
また魚種の選定などについても、餌・ルアー・フライなど多様なスタイル間で公平なルールを作る事の限界を感じたのも否定できない事実でした。

しかしこの大会を通じて、これまで疎遠だった餌釣り師とルアーマンの交流が生まれてきたという嬉しい話も耳にしています。
たとえスタイルが違っても、同じ浜名湖というフィールドでターゲットを狙う釣り人同士。
その素晴らしい釣技の一端に触れる事で、相互に刺激理解が深まったのではないでしょうか。

(この和船にエレキの餌釣りスタイルって、他の地域にもあるのでしょうか。。。)

特に私はルアーマンとしての立場から、餌釣り師への敬意が周囲に広がったのを確実に実感しました。
そうして少しでも新たな輪が出来たのであれば、この大会を開催してきた一定の意味もあったのではないかと考えています。
そして最後に主催者の一人として、これからも愛してやまない浜名湖・三ケ日の発展を願っている次第です。

2019.07.15 KenD

 

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関連記事

    • waterlover
    • 2019年 7月 17日

    kenDさんブログならびに多くの活動にいつも立派な方だな〜と刺激を受けています。
    釣り場の現実にはゴミ、マナー、対象魚スタイルの違いからのトラブル等々殺伐とした空気が充満していることが多分にありますが、ミッカビ大会のような大会を通して餌しとルアーマンなどが垣根を超えて、理解を深めていき、互いを尊重できるような釣り人が増えていく光景がとても素晴らしいなとブログを通してですが感じました。何一つ活動を支援できませんが、体とご家族を大切にこれからもKenDさんだけが描ける釣り人生を歩んでください。影ながら応援しています!

    • ありがとうございます!
      水辺を共有する者同士が、助け合っていけるよう願って始めたこの大会ですが・・・そのように感じて頂けるとは、本当に嬉しいです(^^♪
      このような声を頂けるからこそこれからも頑張れます。今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

  1. 2019年 8月 18日

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