23Apr
釣れるミドストのキモとなる、一定スピードの”直線軌道“。
その動きを出すコツは、「ラインを張り過ぎない」事にある?
キレイに真っ直ぐ泳がせるための、ロッドワークをシェアします。
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ミドストのロッドワークのキモ
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
1年余の修行を経て、ようやく分かり始めてきたミッドストローリングのコツ。
前回はその核心部分と考えている、“直線軌道“について書いてみました。
しかし“不規則な動きを出さずに真っ直ぐ引き続ける”というのは、実際にやってみると非常に難しいもの。
特にティップを振りながらもジグヘッドは跳ねさせない・・・というのは、ある意味矛盾しているようにも思えてしまいます。
ではどうすればよいのかと言うと、一言で言えば「ラインを張らない」という事に尽きるのではないでしょうか。
逆にトゥイッチ&ダートさせる場合は、緩んだ状態のラインを瞬発的に張る事でルアーを跳ばすことが出来ます。
つまりダルダルに緩んでいるラインに0→100の入力を入れる事で、ロッド操作のパワーをダイレクトに伝えるというしくみ。
ロッドを横に寝かせてラインとの角度を90°近くに取り、「ラインスラックを叩く」ロッドワークと言って良いでしょう。
そしてミドストのロッドワークはこれとは真逆で、ラインが完全に張らないようにするのが最大のコツではないかと思います。
それが実践できさえすればどんなやり方でも良いと思いますが、私の場合ロッドを縦に構えた上でラインとの角度を135~150°前後に開いています。
すると空中にラインが垂れ下がるので、この糸ふけをティップの振幅で波打たせます。
これによって常にスラックを出し続けながらも、微妙なラインテンションの強弱を伝達することが出来るというわけです。
(「張る」という言葉の意味が難しいのですが、要はパワーが100%ダイレクトにルアーに伝わってしまわないようにするという事なのかなと・・・)
要するにラインスラックに緩急をつけ、“緩む”⇔“張り気味”の間で往復させられればOKなのではないかと思います。
これでジグヘッドは不規則に飛び跳ねることなく、i字軌道で真っ直ぐ泳いでくれることになります。
ヴェスパのようなジグヘッドを高重心にセッティングすれば、水平スイムしながらロールだけしてくれるというわけです。
ミドストには色々な流派?があり、ロッドの構え方や振幅などやり方は人それぞれです。
しかし行き着くところの結論として、ほとんどの場合「ラインを張り過ぎない」事がキモになっているのではないかと考えています。
ところが今琵琶湖で大流行している“サカマタ・ミドスト“だけは例外なのではないか・・・と感じており、次回はそのあたりについて書いてみたいと思います。
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