12Jun
間違いなくよく釣れるけれど、コスパに泣かされるファットイカ。
針持ちがよくて引っ掛かりにくい、進化版が実は存在する!?
イカの弱点を全て克服した、“ソルティコアチューブ“を紹介します。
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ファットイカの弱点解決!?
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
前回のファットイカの記事、大変多くの方から反響を頂きまして・・・。
多くのユーザーに愛される、名品なのだなぁと再認識いたしました。
そんなファットイカですが、実はバックスライド系ワームとしては自分の中で1軍を外れつつあります。
なぜなら“引っ掛かりやすい”、“針持ちが悪い”、そして“値段が高い”の三重苦を抱えており・・・。
それらをバッチリ解決してくれる、「ソルティコアチューブ(ケイテック)」にメインを移して来ているからです。
今回はちょっとマイナーな?このソフトベイトに隠された性能を解説してみたいと思います。
実はチューブじゃない”ソルティコアチューブ”
さてこのソルティコアチューブ、言わずと知れた故・林圭一プロの遺作の1つなのですが・・・。
実は名前に反して中身が詰まっており、いわゆる中空チューブでは無くバックスライド系ワームの一種です。
この辺りの事情が、まずこのワームが誤解されやすい理由の第一ではないかと思います。
そのネーミングの由来は、いわゆる肉厚のチューブに高比重素材を詰めた“コアショット製法”にあるようです。
特殊な2重構造を取る事で、トータルとしては高比重でありながら外側だけ丈夫な素材を使う事が可能に・・・。
これによってファットイカの泣き所である脆さを克服し、針もちを良くしてあるというわけです。
(©KEITECH)
しかも最初からバックスライドセッティングを想定して、フックセット用のパーツが設けてあります。
スカートをめくるとおへそのような突起があり、ここが丈夫な上にスリ抜けが良い形状になっているという具合。
ファットイカにグラブガードをつけるという裏技も知られていますが、ノーマルであのカバー抜けを実現しているというわけです。
(©KEITECH)
そして定価は6尾入りで定価748~880円と、安くはないけれどまだ常識的な範囲。
上に書いたように耐久性が高いので、想像以上にコスパは良いという印象です。
難点は実店舗にあまり置いていない事ですが、ネット通販で探せば特に入手困難という事もないと思います。
(ちなみにもう1ランク小さい3.5インチもラインナップされています)
実は”進化版ファットイカ”!?
しかし使いやすいのは間違いないのですが、気になるのは「ファットイカくらい釣れるのか?」という事でしょう。
面白い事にこのソルティコアチューブ、イカより3g重いのですがフォール速度やスライド幅はほとんど同じなのです。
各メーカーの後発製品がより長くスライドするよう設計されてきた中で、この設定はたぶん”わざと”なのではないかと推測しています。
(これは2017年9月号のBasser誌のデータでも明らかになっております。。。)
跳ね上げた時にスカートがめくり返り、キックバックするあたりもファットイカに通じるアクション。
もはや想像するしかないのですが、このワームは林プロがイカに感じた不満点を解消すべく開発したのではないでしょうか?
そんなわけでソルティコアチューブは、個人的に“進化版ファットイカ”なのではないかと考えている次第です。
違う所と言えば14gと言う重さとツルっとした表面素材で、イカよりさらにカバーの突破力が上がっているという事でしょうか。
キャスタビリティもさらに良くなっていますし、手前にちょっとした葦や枝があってもグイグイ侵入していってくれます。
長良川では良く釣れてお世話になったのですが、「結局、イカとどっちが釣れるの?」と言う結論を出すのは非常~に難しいですので・・・。
どなたかカバー撃ちがお得意な方、今度バックシートでファットイカオンリーで撃ち切って比べてみて下さいwww
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コメント
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ソルティコアチューブ、一度試したんですけど、威力を知る前につかわなくなってしまいましたね…もう一度試してみようと思います!
ぜひぜひ\(^o^)/
ソルティーコアチューブ、ケイテックファンには一軍の認識だけどおっしゃるとうり知名度が低すぎるというか、店においてないんですよねー。生産が大変なのかなー。スイングインパクトはかろうじて店でも見るのに。後発のダウンサイズ版なんか関東エリアではかなりの武器になると思うのになー、スモールも絶対好きなはず。
ところで、今回のMLFキシミーチェーンの賞金総額すごいですね、ビッグフィッシュ賞やりすぎというか、選手が報われますねー。
1位のジョーダンリーの賞金総額$200,000って夢ありすぎ!!
やはりKEITECHラヴァーズには大定番なんですね(^^♪
まあむしろ、ケイテックにはそもそも名品しかないという話も・・・(笑)。
そしてバスプロツアーはやはりすごいですね!これが私たちが憧れてきたバスプロの姿だ!って思っちゃいます。
何時も拝見させて頂いております。私一軍で使用してます。例えば、ダム→増水→冠水ブッシュの状況では、根掛かりもほぼしないので手返しも良く、いつもセットしてます。バックスライドセットの頭は割けますが、ボディは千切れる事も無く複数匹仕留めても使用できるのも魅力的です。(昨日割けたヤツを只今リペア中(笑))ボディが丈夫なのは、使われる人によっては良し悪しでしょうが、特段ハリ掛かりが悪いとも思いません。ほぼロストする事がなく丈夫なので、経済的にもお優しいワームだと思います。
おっしゃる通り、手返しの良さではファットイカを大きくしのぐと思います!
経済的なのもうれしい限りで、やはりケイテックは偉大だなぁと実感しています(^^♪