アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[’21BATNET最終戦 プラクティス編] – “パターンの先頭”を追って –

’21BATNET最終戦にて、アングラーオブザイヤー獲得。
琵琶湖移住から3年弱、悲願としてきた年間タイトル・・・。
苦しかった道のりと、一筋の光明をシェアします。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

3つどもえの最終決戦

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
先日琵琶湖で開催された、’21BATNET(バットネット)最終戦
個人的に国内シリーズ戦最後となるこの試合で、悲願のアングラーオブザイヤー(AOYを獲得させて頂くことが出来ました。

(※コロナの影響により、時差投稿となっております)

今シーズンは昨年9月に始まった開幕戦で2位第2戦で優勝と、連続10kgオーバーと言う絶好のスタートを切ったものの・・・。
リードを守る形となった後半戦は、非常に非常に苦しい戦いが続きました。
BATNETの年間ランキングは全5戦の総合ウェイトで決まるため、ビッグウェイトによる大逆転が可能なフォーマットだからです。

とはいえ今の琵琶湖は非常に難しくて、どんなエキスパートでも安定して10kg釣ってくるなど不可能だと思います。
ですから後半3戦は堅実にスコアを積み重ねていけば、きっと他の選手がどこかで外してくれる(失礼)はず・・・。
不本意ながらもそう考えて、第3戦・4戦はあえて優勝狙いではなく、苦手とする「負けない戦い」に徹したのでした。

ところが琵琶湖の猛者が集うBATNET選手のレベルは、私の甘い予測の斜め上を行くものでした。
中でもDEPSの藤井成選手は、第3戦・4戦を連続優勝するという驚異の猛チャージで年間2位に浮上。
今回の最終戦を残して、2390gの僅差まで猛追してきたのです。


(©BATNET 実質的に國澤高士選手までの3名で、年間チャンピオンが争われることとなりました)

 

絶体絶命のサイトシーズン

とはいえ昨今のフィールド状況で、2kg以上の差は小さくないリードと思われるかもしれません。
ところがこの時期の琵琶湖には、「北湖のサイトフィッシング」という破壊的な最強パターンが存在します。
今頃?と思われるかもしれませんが、季節の進行が遅い琵琶湖北湖では、例年5~6月がスポーニングの最盛期。
ビッグベイトなどを駆使して、一年で最も記録級のスーパービッグが捕獲されるシーズンなのです。

ですから普段ネストの釣りをやらない私としては、この時期は(試合を考えると)最も苦手な季節
しかしこうなった以上は腹をくくるしかないと、北湖南部のベッドフィッシュを探しまくったのですが・・・。
サイト好きの釣友が「今年は本当にネストが少ない」と嘆くほど、わずかな数しか見つからなかったのです。

(なお私がネストを釣ってこなかったのは単に好きではないからで、ベッド・サイトを否定するつもりはありません)

しかも多くの人に叩かれているためか、素人同然の私のサイトではなかなか喰わせられません。
「大浦なら割と居るらしいけど・・・」と耳にしたものの、琵琶湖最北端の同エリアまでは往復100km以上
私の14ftの小船では非現実的な距離で、サイト戦略は断念せざるを得ませんでした。
ですので2300gのリードという気持ちの余裕など全くなく、頭に浮かんでいたのはむしろ絶体絶命の4文字だったのです。

 

オフショア・フラットのビッグスクール狙い

というわけでもはやリードを守るなどという戦略はあり得ず、全力でビッグウェイトを叩き出すほか無くなった本戦。
私が知る限り、北のサイトに対抗できそうなパターンは「沖のアフターのスクール狙い」しかありませんでした。
この時期ポストスポーンから回復した南湖のバスが沖に出て、オフショア・フラットで大きな群れを形成するのですが・・・。
回遊するビッグ・スクールを当てることが出来れば、猛烈な連発劇も夢ではないからです。

ですから季節を先取りして、ボディウォーターにあるウィードを隅々までひたすら魚探掛け。
沖にスクールが出てきたら、必ずフィーディングに差してくるであろうスポットをピックアップしていきました。
そして狙いの場所に群れが入ってくる、Xデーを今か今かと待ち受けていたのです。

しかし今年の琵琶湖は、例年にない気象状況に翻弄されていました。
5月中旬と言う過去最速レベルの梅雨入りで、連日の大雨が大量に流入。
全開放流で冷たい北湖の水がなだれ込み、南湖のオフショアは異例の低水温にさらされていたのです。

そのためスポーニングでシャローに入ったバスが、いつまでも沖に出られずインサイドに閉じ込められる格好に。
そうした魚たちがハードボトム絡みでポツポツ釣れてはいたのですが、全く強力なパターンではありませんでした。
往年のギルネストパターンも本格的に復活したとは思えず、次第に万事休すの袋小路に追い込まれていったのです。

(あるいは沖に出たものの、低水温で口を使わなかっただけと言う可能性もありますが)

 

“パターンの先頭”をとらえる

ところが試合まで一週間を切ったまさにその週、状況が大きく動きます。
梅雨入り宣言は何だったのか?と思うような快晴の夏日が続き、放流も250tまで低下。
沖の水温は日に日にグングンと上がり、湖上にはにわかにアーリーサマーの雰囲気が漂い始めたのです。

そうした状況変化に呼応するように、ポツポツと爆釣報告がSNSを賑わせ始めます。
そして時々チェックしていたピンスポットでも、50UPが2桁以上と言ったいかにもスクールらしい炸裂が!
ところが不覚にも有望視していた場所で、いち早く変化をとらえたプロガイドさんに先を越されてしまったのです。。。

(歯ぎしりするほど悔しかったですが、さすがと言う他ありません。。。)

その爆釣スポットには日に日にボートが増えていき、あっという間に船団化
スタート時間の遅い試合当日には、当然ながら入れるわけもありません。
そこでそのスクールの回遊ルートを想像しながら、もう一度周囲をくまなく魚探掛けし直していきました。

すると一見ほとんど何も無いような沖に、わずかなウィードをいくつも発見していきます。
執拗に魚探掛けを繰り返していくと、それらが次第にでつながっていき・・・。
ひとつひとつは本当に小さなパッチでしかないのですが、おぼろげながら回遊ルートのようなものが浮かび上がってきたのです。

(フラットウィードで回遊ルートを探す方法は、かつて浜名湖の潮で学んだものでした。。。)

そしてある日、そうしたウィード帯の一角に大量のバスがコンタクトしているのを発見します。
はやる気持ちを抑えてキャストすると一投目からヒットし、3投して3バイト
これはと思って同条件のピンを回ると、2か所とも一投目から勢いよくラインが走っていきます。

本番まで、あと三日。
ついに“パターンの先頭”をとらえた」、と思いました。

残る懸念は直前のパターン変化ですが、放流量はずっと250tで安定していました。
金曜の雨予報も心配したほどの大雨とはならず、潮周りも小潮(長潮?)という条件。
大きな状況変化を予測させる要素は何もなく、前日の練習でも狙いのピンですぐにバイトが得られたのです。

こうして前戦から一か月以上におよぶ長期プラを全て終え、考えられることはすべてやり尽くしたはず・・・。
ボートを片付けながらやや呆然としていたところ、息子が「明日の試合釣れそう?」と私の顔を覗き込んできました。
ふと我に返った私は子供たちを抱き上げて、「勝つよ」と声を返したのでした。

(試合当日編に続く・・・)

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    • ベノワ
    • 2021年 6月 24日

    最後の息子さんとの会話すごく痺れました。

    ただでさえ広い琵琶湖での魚探かけ本当に大変だったと思います。
    季節の進行、変わりは毎年全然違いますよね。
    私の知り合いに磯での釣り(ヒラスズキ、青物、アカハタなど)が好きな方がいるのですが彼も毎年進みが違うからいつから良くなるのか分からないと言っていました。

    • 本当に毎年毎年違って、同じ日は二度とないのだなと思い知らされます。
      ゴールの無い果てしない道のりですが、だからこそ私たちは釣りを辞められないのでしょうね(笑)。

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