アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[USチャレンジ.02] 世界最大!?Bassmasterトーナメントの仕組み

歴史と伝統の結晶、アメリカ・Bassmasterトーナメント
世界最大とも言われるトーナメント・ストラクチャーは、一体どうなっているのか?
華やかなエリート戦から、ローカル戦までを紹介します。
(※タイトル画像はB.A.S.S.HPより)

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

BASSMASTERのトーナメント・ストラクチャー

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて“USチャレンジ”第一回目は、様々な米国トーナメント団体についてみてきましたが・・・。
二回目の今回は、歴史と伝統のB.A.S.S.戦について詳しくおさらいしてみたいと思います。

(©B.A.S.S.)

 

真のバスプロが集う”ELITE”シリーズ

さてB.A.S.S.(Bass Anglers Sportsman Society)の主催するトップツアーが、ご存知“BASSMASTERエリートシリーズ”
米国各地をトレイルする年間9戦のプロリーグで、今シーズンは宮崎友輔選手・木村建太選手・伊藤巧選手らが参戦しました。
優勝賞金は1戦あたり10万ドル(約1100万円)と夢がありますが、エントリーフィーも(おそらく)5,000ドル(約55万円)程度というハンパじゃないレベル。
BASSMASTERではこの熾烈なサバイバル戦に身を置くエリートプロこそが、“バスプロ”の称号で呼ばれることになるようです。

(©B.A.S.S.日本で言えばTOP50シリーズに当たるかと思います。。。)

 

バスプロへの登竜門、”OPEN”シリーズ

そのトップツアーへの昇格を目指す強者たちが集結し、釣技を競う2部リーグが“BASSMASTERオープン”
今年はノーザン・サザン・セントラルの3地区/各3戦に分かれ、各シリーズの上位3名がエリート昇格権を得られることになります。
(その他に、3地区トータルのポイントランキングの上位3名もエリート昇格)
優勝賞金5万ドル(約550万円)前後・エントリーフィーは1800ドル(約20万円)という、バスプロへの登竜門となっています。

(©B.A.S.S. 松下選手や青木大介選手が優勝したのがこのオープン戦で、日本で言えばマスターズといったところかなと・・・)

 

アマチュア部門の”NATION”シリーズ

日本で有名なのはここまでかと思いますが、他にも全米各地にアマチュア・トーナメントシステムが網の目のように組織されています。
それが各州ごとに試合が開催される“B.A.S.S.ネイション”で、日本やイタリア・オーストラリアなど海外のNATIONまで整備されているという充実ぶり。
B.A.S.S.が世界最大のフィッシングトーナメント団体として君臨する理由は、実はこのブ厚いアマチュア会員層にあるとも言われています。

(©B.A.S.S. いわばチャプターのような存在かと。。。)

そして各NATIONで年間1位を獲ればネイション・チャンピオンシップに参加することが出来、さらにそこを勝ち抜けばクラシックエリートへと駒を進めることも出来ます。
そうしたローカル戦から這い上がったのがご存知ブランドン・パラニュークで、実力さえあればシンデレラ・ストーリーが拓ける米国トーナメントを象徴しています。
比較的お手頃なエントリーフィーで、夢のある試合に出場できる魅力的なシリーズではないでしょうか。

(©JAPAN B.A.S.S.NATION そして日本のネイションが、バスオブジャパンということになるわけです)

 

未来を創る学生シリーズ

さらに個人的にショックを受けたのが、大きな盛り上がりを見せている“カレッジシリーズ&ハイスクールシリーズ”の両シリーズです。
アメリカの若者はこうした試合を通して、大学・高校のうちから本気のバスボート戦を経験してきているというわけで・・・。
近年は“逆転王子”ジョーダン・リーダスティン・コネルなど、20代でスターに駆け上がる学生シリーズ出身者が増えているそうです。

(©B.A.S.S.)

 

人気の高まるカヤックシリーズ

しかしいくら本場アメリカとは言え、誰しもがお金のかかるバスボート戦に挑めるというわけではありません。
ボートが年々高騰しているという事情もあり、人気が高まっているのがカヤック・シリーズなのだそうです。
つい先日もBPTを引退したマイク・アイコネリ選手がカヤックイベントに参加し、優勝して大きな話題をさらっていました。


(日本で言えば、盛り上がりを見せるレンタルエレキ戦のような感じでしょうか?)

 

目指すはBASSMASTER OPEN

というわけでB.A.S.S.のトーナメント・ストラクチャーの概要を、さらっと紹介させて頂きました。
(もし何か間違いがございましたら、ぜひご指摘ください!)
そしてこの中で私が出場を検討しているのは、“BASSMASTER OPEN”一択です。
確かにエントリーフィーは高いし、それなりに広い範囲を転戦するので大変なのですが・・・。
それでもそこを目指すのは、やはり「憧れを抱いたから」という理由に尽きるのだと思います。

しかしOPENに関しては、希望すれば誰もが出られるというわけではありません
昨年や今年はコロナのせいかエントリーが少なかったようですが、それまでは定員以上のボーターが集まっていました。
こうなると前年の成績等が響いて来るそうで、何の優先権も持たない私は出場できない可能性もあるわけです。

(松下選手とかも、現地に行ってからウェイティングになってたりしましたもんね・・・)

私が出たいのはあくまでもBASSMASTERなのですが、やはり最悪の場合も想定する必要があります。
というわけで次回はもう一つのトーナメント団体、メジャーリーグフィッシングの試合について調べてみたいと思います。

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