アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[私のタックルセレクト-11-] “自ら曲がる”タイニープラッギング用ロッドの核心

低水温期のキラーベイトと言えば、シャッドを始めとするタイニープラグ
投げにくいこの手のルアーも、今ではベイトで簡単にキャストできる時代に?
セッティング次第で雲泥の差がつく、タックル選びについて考えます。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

ヘビーカバーをタイニープラグで攻める

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
いよいよ12月となり、これからの時期シャッドを始めとしたマイクロプラグが活躍する機会が増えると思いますが・・・。
「私のタックルセレクト」シリーズ第11弾は、そうしたタイニープラッギング用タックルを紹介したいと思います。

ところでこの手の極小ルアーは、以前はスピニングでないと扱えなかったと思いますが・・・。
ベイトフィネスリールの進歩により、5,6g程度でもベイトで投げられるようになってきました。
それによってタイニープラグを、太いラインで障害物に絡めて使う事も可能になったというわけです。

ですからスクエアビルを使うようなアメリカのカバーで、モアフィッシュを引き出す手駒にできないかと考え研究を始めました。
もちろんオープンウォーターで飛距離を求めるならスピニング一択ですが、今回はそんなカバー・タイニープラッギングを想定したタックルセレクトになります。

(©BASSMASTER)

 

投げて・掛けて・バラさないロッド

さてまずロッドについてですが、数あるタイニープラグ用ロッドの中からフルレンジC67L“(テイルウォーク)という一本を選びました。
この竿の特徴は何と言っても曲がる部分が長いことで、バット部分までしっかりしなるスロー気味のアクションになっています。
イメージとしてはムチのようにしなやかな感じで、カーボン素材ながらノリが良く・かつバラシにくいと実感しました。

(良く曲がるという事は、柔らかくてもビッグフィッシュの突進を止めやすいということでもあるかなと・・・)

そしてもう一つこのロッドの素晴らしいところは、タイニープラグ用としては異例の大径ガイドが採用されている点。
HPにガイドの番手が記載されているのですが、それを見た瞬間「この作り手は分かってるなぁ・・・」と脱帽しました。
こんな素晴らしい竿が、わずか1万円台で売られている事にはただただ感謝しかありません。

(©tailwalk というかガイドのサイズやグリップの長さまでHPに書いてあるのが本当にありがたいです!)

これはどういうことかと言うと、軽いルアーで飛距離を出すコツは「ロッドを自重で曲げる」事にあると考えるからです。
つまりマイクロルアーの重さだけでは十分にロッドを曲げ切れないので、ガイドやブランク自体の重さで竿をしならせるというわけ。
ですから大径ガイドや太めのティップでロッドの先端部分を重くし、振った時にあえてベロンと曲がるフィーリングを出しているのだと思うのです。

(そしてもちろん、大径な分飛距離も伸びます。特に太めのラインでは大きな差に!)

ちなみに巻き物ロッドと言えばグラスもメジャーですが、飛距離と言う面ではマイナスに働いてしまいます。
意外に思われるかもしれませんが、実はブランクをしっかり曲げられるのであれば反発の強いカーボンの方が距離は伸びます
ですから長めでスローテーパーの中弾性ブランクをガイドの重さで曲げるというこの方法が、タイニープラグを楽に投げるという意味ではベストではないでしょうか。

(飛距離が重要なオフショア・キャスティングでは、結構高弾性なロッドが多いです)

ちなみにこれとは正反対に、しっかりしたカーボンのベリー~バットにグラスのティップを継ぐという方法もあります。
シャープな操作性と感度が得られるメリットがあり、トウィッチなど小技を織り交ぜるには非常に優れていると思いますが・・・。
クランクのように巻き続けるルアーの場合は、ノリの良さやバラしにくさ、そして投げやすさの面でC67Lの味付けの方が向いているように感じます。

(©plus.luremaga.jp これの代表がポイズングロリアス166L-G“C66”かと。まあこのあたりは好みの問題も大きいでしょうが・・・)

ベイトフィネスプラッギングを高次元に完遂する理想のロッド

※ちなみに以前フルレンジC63M/Gを紹介しましたが、こちらもファストテーパーのグラスコンポジットと言う対照的な味付け。
トップやジャークベイトと言った操作系のプラグや、フッキングパワーの要るワイヤーベイト向きだと思います。
ただしPE直結で使うには良いのですが、ロングリーダーを組むならワンテンスティックで良いので最近は使わなくなってしまいました。。。

 

ベイトフィネス+PEセッティングの威力

次に組み合わせるリールについてですが、“21SLX BFS”(シマノ)XGモデルを選びました。
アルデバランBFSにしなかったのは値段の面もありますが、より剛性の高いボディとブラスギアのSLXの方が巻き物に向いていると考えたからです。
また32mm径スプールのため、XGでもハンドル1回転当たりの巻き取り量が82cmとそこまで超ハイスピードではありません。
タイニープラグの引き抵抗は大きくないので、これくらいでも十分な巻き上げトルクがあると思います。

問題は5g程度のシャッドがストレスなくキャストできるのか?と言う点ですが、PEセッティングなら全く問題なし」
そもそも比重が軽く・かつ細糸を使えるPEなら、ライン重量を抑えられるのでスプールの回転レスポンスが上がります
オードラゴン1号-35mをメインラインに、フロロ12lb前後を5~10mリーダーに組めばノーストレスでキャストできると感じました。

(ちなみに先端のフロロリーダーが一種の重りになって飛ぶという意味もあります)

PEで巻き物と言うと「バイトを弾くのでは?」と心配されるかもしれませんが、リーダーを長くとれば問題は解決します。
このロングリーダーPEシステムでは、遠距離ではPE部分が多くなって伸び過ぎを防ぎ、近距離ではモノフィラの割合が増えてミスバイトを防ぎます。
ボート際ではほぼフロロ(orナイロン)100%になるので、乗せるのが難しい船べりでのバイトでもきちんと絡めとれると言うわけです。

(こんな感じ↑です。。。)

 

マイクロクランクのアドバンテージ

最後にルアーについても少しだけ書いておきますと、やり込んでいく中でタイニークランクというジャンルの有効性に気付かされました。
当初はいわゆる巻きシャッドを念頭に置いていたのですが、さすがに14lbでシャッドを巻くとだいぶ泳ぎが悪くなってしまいます。
その点タイニークランクであれば、こうした太めのラインでカバーに撃ち込んでもレスポンス良くアクションしてくれるというわけです。

(試したのは”タイニースコブルJET”で、かなり使いやすかったです)

もちろん石積みを巻くだけならフロロ8lbで十分でしょうから、フローシャッドのような巻きシャッドが活躍してくれることでしょう。
ただしカバークランキングするようなヘビーな場所にも入れ込むことを考えると、障害物回避性能と言う意味でもアドバンテージがあると感じました。
正直まだまだ研究中の釣りではありますが、モアフィッシュを引き出す武器になってくれそうな気がします。

(まだ大きいのはシーバスしか釣ってませんがw)

というわけで今気に入っている、タイニープラッギング用のおすすめタックルを紹介いたしました。
難点はC67Lがすでに生産中止(泣)という点で、在庫や中古を探してみて頂ければ幸いです。
(間違いなく隠れた名竿だと思うので、メーカーさんにはぜひぜひ再生産を検討して欲しい所なのですが・・・)
ともあれPEベイトフィネスなら簡単にキャストできる時代になりましたので、ベイトでのタイニープラッギング未体験の方にも挑戦してみて欲しいと思います。

#私のタイニープラッギング・タックル

ROD:フルレンジC67L(テイルウォーク)
REEL:SLX BFS XG(シマノ)
LINE:オードラゴン1.0号-35m(YGKよつあみ)
LEEDER:R18フロロリミテッド(クレハ)

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