アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] シャロークランキングでの優勝劇!’22バスオブジャパン旧吉野川戦

’22バスオブジャパンW/D第1戦が、花冷えの旧吉野川でキックオフ!
王道のテトラが沈黙する中、シャロークランクが大爆発!?
クランキング1本勝負で競り勝った、ベテランの戦略に震えます。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

春の旧吉野川修行

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
先週末はリバーフィールド修行のため、バスオブジャパンの旧吉野川戦に参加してきました。
人数調整のためコアングラー参戦となってしまったのですが、非常に勉強になりましたので書き留めておきたいと思います。

さてまずフィールドの様子を再確認するため、2週前に2日間のプラクティスに出かけてきました。
4月頭の試合という事で、まずチェックしたのはシャローフラットとそれに絡むファーストブレイク
しかし良さそうなカバーや沈み物にも魚影が全く無く、あれ?と首をかしげざるを得ませんでした。

(冷たい雨に打たれながらプラしてきましたですよ・・・汗)

水温的にはすでに12~3℃ほどあったため、季節の進行が遅いというわけでもなさそうです。
この時期の旧吉の定番は下流部のテトラと聞いていましたが、確かに魚探を掛けてみるとバスらしき魚が映ります。
条件の良いテトラはディープからシャローまで全ての要素を兼ね備えているため、もしかしたら越冬からスポーニングまで全てテトラ周辺で完結してしまうのかもしれません。
実際にテトラを巻いてワンバイトあり、流れの出るタイミングで良いテトラに入るのが王道かなという程度で練習を終えました。

 

消えたシャロー

そして本番前日の土曜日は、パートナーの山本選手に乗せて頂く事に。
しかし船を出してまず、「水が無い・・・」いう事に驚かされます。
練習した満水日と比べ、減水日のこの週末は何と1mも水位が低下していたのです。

もちろん減水を見越して、なるべく水深のあるバンクを調べておいたのですが・・・。
見事に全て陸の上になっており、ダムではなく「川の1m」の影響の巨大さを痛感させられました。
そして自分がスポーニングフラットになると思っていたシャローに、全く魚がいなかった理由を思い知らされたのでした。

(そんなシャローにベッドを作ったら干上がっちゃいますもんね・・・)

しかしいわゆる「寒の戻り」の難しいタイミングで、王道とされるテトラ撃ちも不発。
結局前日プラでは、水深のある水路内でキロアップを1本獲って終了となりました。
こうした風や流れの影響を避けられる、“シャローの中で比較的深い場所”が1つのキーかな?という程度で本番に臨むこととなりました。

 

“王道”だけれど”簡単”じゃない

そして迎えた本番、参加選手の大半はやはり王道のテトラ撃ちをメイン展開としていました。
しかし朝の気温は4℃寒の戻りのタイミングはある意味冬より難しい事も多々あります。
花冷えの旧吉テトラは、難攻不落の要塞として頑なに沈黙を保ったのでした。

(桜はまさに満開だったのですが・・・)

そんなタフな状況の中、4バイト2フィッシュを獲って2位に入賞したのは名手・駒田選手。
ジカリグのテトラ撃ちで流れ出しのタイミングをとらえたそうですが、アプローチからリグセッティング、そしてアクションのさせ方まで、聞けば「なるほど」と唸らせられる一味違った釣りを展開されていました。
バックシートの選手にはワンバイトも無かったという事からも、技術“の差で釣り勝ったと言えると思います。

 

驚きの優勝パターン

しかし誰もが駒田選手の勝利を予想したその時、ウェイイン会場にどよめきが起きました。
古参の大ベテラン・高谷選手が持ち込んだのは、何と1960gスーパーキッカー!!
そしてローウェイト戦となった本大会を、この一本で制する事となったのです。

しかもその戦略というのが、イヴォーク1.8による”クランキング1本勝負だというのですから痺れます。
交通事故的に釣れたのでは?と思われるかもしれませんが、プラの段階から「狙って1~2本はビッグフィッシュが獲れる」と豪語されていました。
バックシートの吉村選手もイヴォーク1.2でナイスフィッシュを釣って3位入賞されている事からも、確信を持って押し通した再現性のあるパターンだったと言えるでしょう。

パームスのVグラスにオールドレンジャーとかもう、シブ過ぎます・・・!)

とはいえ私が真にこの勝利に感激したのは、誰もが予想しなかったエリアで独自の魚を見つけてきたという点です。
それは王道のテトラでも無ければ、水路でもシャローでも上流でもありませんでした。
詳しくは書けませんが、他の参加選手の誰もが見逃していた魚を探し当てるという戦略“の勝利は、たとえ使ったルアーがクランクでなくライトリグだったとしても、賞賛されるべき見事な試合展開だったと思います。

(詳しい内容ご興味のある方は、ぜひバスオブジャパン戦に参加してみて下さい!皆さんフランクに教えてくれますよ♪)

というわけで自身はノーフィッシュに終わってしまったのですが、非常に得るところの多い一戦となりました。
セントラルOPEN第2戦のレッドリバーに向け、これからも川の経験値を少しづつ上げて行きたいと思います。
最後になりましたが、参加選手&スポンサーの皆様、素晴らしい試合をありがとうございました!

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