18Jul
(©B.A.S.S.)
世紀のスラッグフェスト戦となった、’22エリート・セントローレンスリバー戦。
何とルーキーイヤーの若者が、いきなり殿堂入りの大爆発!?
エリート最年少優勝記録を更新し、新時代のスターに躍り出ます!
notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!
“ジェイ・シャキュラ”選手、いきなりの殿堂入り!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて昨年、伊藤巧選手がエリート初勝利を果たした北部・セントローレンスリバーのスモールマウス戦。
今年はルーキーの“ジェイ・シャキュラ(Jay Przekurat )”選手が、見事エリート最年少優勝記録を更新しました!
シャキュラ選手は北部ウィスコンシン州出身、若干23歳のヤング・ガン。
OPENではコアングラーとして2勝を飾るなど、川やクリアウォーター・フィネスを得意とするアングラーのようです。
また父親がウォールアイ・フィッシングの名選手と言う、異色の出自も目を引きます。
しかもそのスコアがまた破壊的で、何と4日間のトータルウェイトは102lb-9oz(約46.5kg)!
若くして100lb以上をスコアメイクした選手だけに与えられる、“バスマスター・センチュリークラブ“の殿堂入りをも果たしたのです。
エリアはオンタリオ湖のショーモント・ベイ南部、ブラック・リバー・ベイの北岸がメイン。
そこは5lb超のポストスポーンフィッシュが豊富なベイトを追う、15~20フィートのフィーディングスポットだったそうです。
またバイトが遠のいたタイミングでは、ショーモント・ベイの外側、8~12フィートの別のフィーディングスポットでやはりポストスポーン狙い。
4日間を同一エリアで釣り切って、見事逃げ切り優勝を果たした形です。
▼ウィニングルアー
・ルアー:ハーフ・シェル 3.5″グリーンパンプキン(ストライクキング)
・リグ:1/4ozドロップショットリグ
・フック:G-フィネス#2(がまかつ)
Przekurat makes smallmouth history with remarkable win on St. Lawrence
2位は僅差の100lb-5ozを持ち込んだ、”やっぱり強い”地元カナダのコリー・ジョンストン選手。
こちらはオンタリオ湖のウォルフ・アイランド付近で、シャローをうろつくポストスポーンフィッシュをドロップショットで獲ったとの事。
ちなみにジョンストン兄弟はシャキュラ選手の地元・スタージョンベイで勝ちまくって来たので、「今度こそは(逆にジョンストン兄弟の地元で)雪辱を果たせた」とシャキュラ選手が言ってましたwww
大健闘の日本勢
そして昨年のセントローレンス戦優勝に引き続き、活躍が期待された伊藤巧選手は最終13位。
決勝進出こそ出来ませんでしたが、スモール戦で安定の上位フィニッシュとなりました。
準決勝9位で迎えたDay3は、自分のエリアの魚の激減により、タフな時間が続き、50アップを2本釣るも、残りは40アップで22lb5ozでウエイン3日目もミスはほぼ無いですが、魚が居なかった‥。13位でフィニッシュとなりました。
日本から応援元気貰えました!ありがとうございました!
phov by B.A.S.S. pic.twitter.com/eyAxutVa4m— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) July 16, 2022
そして今季絶好調の木村建太選手も、18位フィニッシュという上々の結果。
どうしても「琵琶湖野郎」「シャローマン」「パワーフィッシング」と言ったイメージでしたが、スモール戦でも強さを発揮するなど飛躍的な進化を遂げているようです。
3日目は23-7追加しましたが、TOP10には及ばず18位でフィニッシュとなりました。
珍しく3日間穏やかだったオンタリオ湖のメインレイクのシャローからミドルレンジを自作のマラブージグとヒットワームのネコリグで群れを探しながら釣って行く展開でした。 pic.twitter.com/V8dtipPCd7— KIMKEN®(Kenta Kimura) (@kentakimura5727) July 16, 2022
(マラブージグ気になります。。。)
それからスモール戦の経験値の低さを自覚する松下雅幸選手も、何とか準決勝に残って35位フィニッシュ。
ルーキーイヤーである事を考えれば、初めてのフィールドで大健闘したと言えるでしょう。
この投稿をInstagramで見る
逆に厳しい戦いを強いられてしまったのが、83位で予選落ちとなった青木大介選手。
苦しい試合が続く初年度ですが、何とか光明を見出すキッカケを掴んで欲しいものです。
この投稿をInstagramで見る
タイトルレースはパラニューク独走?
そして年間タイトルレースでは、ブランドン・パラニューク選手が612ポイントで独走態勢に。
本戦では決勝に残れなかったものの、25位で安定してポイントを積み上げました。
8月の2連戦を残し、2度目のAOYに向けて王手をかけたと言っても過言ではないでしょう。
しかし日本勢の活躍も素晴らしく、木村建太選手が暫定14位。
心配された来季のエリート残留も、これならだいぶ余裕があるのではないでしょうか。
また伊藤巧選手16位と好位置で、年間シングルも狙えるポジションにつけています。
と言うわけで’22エリートシリーズも、いつの間にかあと2戦を残すのみとなりました。
次戦はアメリカ最大の人造湖にして、ほとんど試合が開かれることのない”秘境”レイク・オアヘ。
ミステリアスなフィールドで待ち構えている、クライマックスを楽しみに待ちましょう!
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。