アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] ’22バスマスターOPENサムレイバン参戦記-3- Day1・”死中に活”

(©B.A.S.S.)

激変するコンディションのさなか、切って落とされた最終戦の火蓋。
180°変わる風の中、不安が的中しストロングパターン完全崩壊!
“その日の魚”を追いかける、必死のランガンに活路を見出します・・・!!

激動のフィールドコンディション

皆さんこんにちは、ディープストリームのKen-D(けんでぃ)です。
来季に望みをつなげるため、必勝を期して臨んだ今回のサムレイバン戦。
そしてプラクティスの最後の最後、激変するコンディションの中にストロングパターンを見出したのでした。

しかし懸念は、プラクティスと180°方向が変わると予報されている南からの爆風。
果たして自分のスポットのポテンシャルは残されているのか、はたまた新たな展開が必要になるのか?
今まさに夏から秋へと激動するフィールド状況の中、セントラルOPEN最終戦の幕が切って落とされました。

 

激変

朝イチ、まずは反応を得ていた中下流域のブラッシュパイルへと入ります。
やや強い南風に船を立てながら、慎重に距離感を調整してファーストキャスト。
狙いのコースに入れば勝負は一投・・・しかし何の生命感も無いまま、リグは手元へと帰ってきてしまいました。

「状況が変わった」

覚悟していた事態ではありましたが、これは厳しい展開になる・・・と、1つ大きく深呼吸。
ファーストスポットは3投でチェックを終え、やはり南風が悪影響をもたらしていると判断しました。
なるべく風が当たりにくい(とはいっても全て当たっている)ポイントを優先的にピックアップし、ハイテンポにランガンを開始したのです。

しかし魚からの答えは全く返って来ず、あの爆釣が嘘のようなノーバイト
次第に自分の心拍数が高くなっていくのを自覚しながらも、ポイントの性質としては、こうした水温低下のタイミングで魚が落ちてくる場所のはずだと判断し・・・。
「居るけれど風で喰わなくなっただけ」と考え、スーパースローからリアクション寄りまで、準備しておいた様々なリグで“釣り方”でのアジャストを試みて行きました。

けれども何を試そうとも、スポットは無情の沈黙を保ったまま。
デッキに転がるルアーの数に比例して、焦りだけがどんどんと高まっていきます。
そして時計の針が正午を回った時、もはや完全にこのエリアが終わったことを認めざるを得なかったのでした。。。

転回

そこで風裏を求めて、一度も釣った事の無い南岸へとバウを向けました。
頼りとするのは、前日練習で見つけておいたたった1つのブラッシュパイル
そして祈るようなファーストキャストのファーストフォールで、勢いよくラインが走ったのです!

(ちなみに爆風で帽子飛ばされました汗)

オダにラインを巻かれながらも、直上までボートを進めて獲った一尾は渾身の5lb(約2300g)オーバー!
「風裏」という最後のピースさえハマれば、自分が見つけたパターンはまだ生きていたのだと確信した瞬間でした。

そして続く2投目にも、何と4lbクラスの連続ヒット!!

「まだやれる。あきらめるな!」

そう自分に言い聞かせながら、ポイントを休めるために周囲の細かいスポットをランガン。
どうにか2lbクラスを一本拾ってから、再び狙いのブラッシュパイルに入り直して3lbクラスをキャッチ。
何とかあと一本・・・!とあがきましたが、力及ばず4尾・14lb-10oz(約6600g)でのウェイインとなりました。

 

(BASSMASTER公式では5尾となっていますが、正確には4尾の間違いです)

駄目だったか・・・と肩を落としましたが、しかし予想以上に周りも釣れておらず初日16位でのスタート。
むしろ小さくてもあと一本入っていれば、確実にTOP10に入るクオリティだったことが判明したのでした。
まだまだ上位を狙える、このパターンは死んでいないと自分を鼓舞して、翌日のDay2へと臨みます。。。

(ちなみに私、本名を山田と申します)

 

(続く)

 

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