12Nov
Warning: A non-numeric value encountered in /home/deeepstream/deeepstream.com/public_html/wp-content/plugins/pz-hatenablogcard/pz-hatenablogcard.php on line 466
2015HOT最終戦の優勝パターン解説、第2回。
リミットを確実に揃えるための「中流域の杭撃ち」。
無数に広がる乱杭から、ピンを見極めるコツを考えます。
●もう一つのベイトパターン
前回、ボラを捕食するキッカーフィッシュ・パターンについて書きました。
庄内湖最奥部に溜まったボラをベイトとする、大型のみを狙った今回のメインパターンです。
前回記事:【HOT最終戦優勝パターン1・ボラ喰いの巨大魚狙い】
しかしこの時、庄内湖にはもう一種類のベイトが大量に流入していました。
それが・・・5~7cm程度の「イワシ」で、これが中流域を中心に回遊。
やはりイワシを追う個体の群れは規模が大きいのか、シーバスとリンクすれば比較的イージーにキャッチ出来たのです。
ボラパターンと違って安定して数が釣れ、リミットは高確率に揃えられると思われました。
しかしサイズは伸びず、40~50cmの1kg前後の個体がほとんど。
そんな訳で本番で使う事は無いと判断し、前日は軽くチェックするにとどまりました。
●「杭撃ち」のキモは杭ではない!?
そんなイワシパターンのキーパーサイズも、やはり釣りやすいのはストラクチャー周りでした。
つまり庄内湖に大量に存在する、「カキ棚崩れの杭」周りです。
(「浜名湖ビギナー釣り師の独り言」さんHPより)
しかしこの杭撃ち、やり込んでいくうちにある事に気が付きました。
無数にある杭の中でも、いつも良く釣れる「魔法の杭」みたいなピンがあるようなのです。
一体、それは何故なのか?
観察していくうちに気付いた事は、たぶん、キモは杭の「下」にあるのではないか、という事でした。
一見どこも同じに見える杭の列ですが、水中を調べてみると、色々な地形の変化がある事が分かったのです。
例えば、下の図を見てみて下さい。
あまり地形変化の無いフラットボトムに、杭が整然と並んでいます。
どこもこうした状態なのかとイメージしていたのですが、調べてみると意外とこういう場所ばかりではありませんでした。
実際にはどうだったかと言うと・・・下の図をご覧ください。
杭の根元付近を中心に、ボコボコといびつに盛り上がったハンプが連続しています。
「カキ棚を作る時に、盛り土をした」
「養殖の牡蠣殻が積もって出来た」
など諸説ありますが、ともかく実際には色々な形のバリエーションがありました。
こうしてみると、水面上からは同じ杭に見えても、ココだ!という特別な杭が見えてくるように思えます。
しかももっと言えば、杭が無くても、ハンプさえあればそれがピンになり得るのではないかと。
そして実は、パターン1のボラ喰いビッグフィッシュ狙いで目星をつけていたピンスポットは、杭では無くまさしくその「水面下のハンプ」だったのです。。。
(これは本当に言いたくなかったです!)
▼一応チェックするも、使わない予定のキーパーパターン
こうしてイワシ喰いのキーパーパターンと、いくつかのピンをプラで確認しました。
しかし、今回の目標は優勝。
という事でボラ喰いのキッカーパターンをメインとし、一応チェックはしたものの、イワシパターンは追わないと決めて本戦に臨む事としました。
翌日、思いがけない展開が待ち受けているとはつゆ知らず・・・・。
次回は、いよいよ本番当日編です。
※なお、パターンだとかキモだとか偉そうなことを書いていますが、全て私の想像です(苦笑)。
ベテランの皆様方には、あー、こいつ優勝してよっぽど舞い上がってるんだなぁと、暖かく見守って頂けると幸いです。。。
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね!& twitterのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2016年 4月 07日
-
2016年 4月 07日
-
2016年 7月 07日
この記事へのコメントはありません。