24Nov
プロとアマの違いはどこにあるのか?
日々、凄まじい釣果を叩き出しているプロガイド。
そのキモを突き止めるため、宮廣プロに突撃修行!
根本から異なる思考法に、新たな世界を見てきました。。。
●プロとアマは何が違うのか?
私は普段、琵琶湖でバスフィッシングをさせてもらっています。
琵琶湖には多数の職業プロガイドさんがいるのですが、自分が「今日は良く釣れたな~」と思った日でも、ガイドさんはさらにもっと釣っている事が多くあります。
そんなプロガイドさんの中でも、以前からひときわ気になる存在だったのが、宮廣祥大プロ。
クランクを始めとしたハードベイトゲームで、時に爆発的な釣果を叩きだす人気プロガイドさんです。
今シーズンの初秋も、ビッグクランクを使ってロクマル始め50UPをボコボコに連発。
いつかあんな釣果を出してみたい・・・という憧れを抱かせてくれるアングラーです。
関連記事:【50UP連発!ロクマル出現!ビッグクランキングゲームが大爆発!!】
しかも今シーズンまでバストーナメントの最高峰、TOP50シリーズにクオリファイしていた一流のトーナメンターでもあります。
昨年のバスプロ選手権・河口湖戦で、ディープクランクで3位表彰台に上がったのも記憶に新しいところ。
(河口湖で、ですよ!!)
そんな宮廣プロの釣りは、私のようなアマチュアと何が違うのか?
その秘密を学ぶべく、ついに念願だったガイドを受けてきました。
●ハードベイトは「ピンの釣り」?
いざ、ガイド当日。
南湖中巻きまくる意気込みで臨んだ私に、いきなりカウンターパンチが浴びせられます。
「喰う場所は決まっているので、後はとにかくタイミングを合わせに行きます」
そして本当にわずか5箇所程度のポイントを、タイミングを変えてとにかくランガン。
秋なのに?巻き物なのに??広くサーチしていかないの???
私の頭の中は、無数の「?」で一杯でした。
そんな疑問をぶつけまくる私に、宮廣プロは丁寧に解説してくれました。
詳しくは営業妨害になるので控えますが(笑)、ハードベイトの釣りは「ベイト」ありき。
それを追い込める地形・・・と考えていけば、「ココしかない!」という一等地は、琵琶湖広しと言えども極めて限られる、という事なのだそうです。
これはプロガイドという以前に、宮廣プロがトーナメンターである事に起因するのかもしれません。
例えば自分が浜名湖オープントーナメントに出る時、ウィードフラットを流すような釣りは絶対にやらないと思います。
ここぞ!と言う明確な理由を持ったピンを、ランガンするのは間違いありません。
関連記事:【HOT最終戦優勝パターン2・ピンスポットを探す杭撃ちのキモ】
それは極力、運に頼る部分を減らしたいからです。
同じ事が、日々のガイドでも行われている・・・とすれば、私のようなアマと明確な釣果の差が出るのは当然の結果と言えるでしょう。
●ウィードや地形を「大きく見る」
では、どうしたらそんなピンを見つけられるのか?
当然ですが、それには大きな視点からの地形の把握が必要です。
「良質のカナダモが生えている」
「ここにウィードアウトサイドのエッジがある」
そういった、ミクロな見方ではありません。
もっと広い範囲で地形やウィード全体の形を把握する事で、
「ここだけが岬上に飛び出している」
「突然ワンド状に入り込んでいる」
といった、変化を把握する事が初めて可能になるのだと思うのです。
●「その日をエンジョイする」釣りを超えて
しかしそれを実現するには、釣りから離れて「地形を調べる」、という地味な作業がどうしても必要になります。
実際、私も浜名湖オープントーナメントのプラでは、実に7割の時間は地形調査に費やしたように思います。
けれどもプチ遠征とも言える琵琶湖釣行では、とにかくその日、バスをキャッチしたい・・・。
そういう思いが強過ぎて、どうしても地味な作業に手を回す事が出来ていませんでした。
琵琶湖での釣行経験も、今年で丸5年を数えるようになりました。
南湖であれば、ザックリと全域を把握したつもりでいます。
しかしここからは、その精度を上げていかなければステップアップは無い・・・。
今、自分が突き当たっている壁の正体は、そこにあるのではないかと思えました。
●新たなステージへの転換点
一流のガイドを受けるには、もちろんそれなりの費用が掛かります。
考え方は色々ですが、その日1日の釣りを楽しむだけなら、私にはとても出せない高額と言えます。
しかしそのプロの考え方、そしてアプローチの方法論を学べるのであれば、それは一生の財産になり得るのではないでしょうか。
そんな思いで、清水の舞台から飛び降りるつもりで今回のガイドを受けさせて頂きました。
釣果的には、アラバマリグで40UPまでがパラパラといったところ。
けれどもそれ以上に、多くの形の無い成果を得られたように感じています。
これをきっかけとして、来年はバスフィッシングでも新たなステージに挑戦したい。
そんな思いを強くした、忘れられない1日を過ごす事が出来ました。
最近、壁を感じている・・・というアングラーの皆さんには、是非ともお勧めいたします。
貴重なアドバイスをくれた宮廣プロ、どうもありがとうございました。
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