アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] 「秋の荒食い」はウソだった!?難しい秋を打破する”やり切るチカラ”

「秋の荒食い」なんて大ウソ・・・
水質が悪化し、パターンが散る秋は実は最も難しい
困難な状況を打ち破る、「やり切るチカラ」を考えます。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

秋のバスフィッシングは難しい?

みなさんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
突然ですが、皆さんは秋と言う季節は得意でしょうか?
私は・・・きわめて苦手です(苦笑)。

実は先週末、PRIDE50という琵琶湖のトーナメントに参加してきました。
しかし結果はショットオーバー7で無念の1本のみ・・・。

shotover7

プラなしで臨んで、終始パンチングに徹した「シャロー道」Hidekiさんに、コテンパンにやられてきました(+_+)

hidekisakatashallowroadpride50

「秋の荒食い」と昔から言われますが、ことブラックバスに関してはそんなのなのではないか???
そう思える位、個人的に秋と言う季節は難易度が高いと痛感しています。
と言うわけで今回はその敗因と、「なぜ秋は難しいのか?」について考えてみたいと思います。

bait

 

魚が散る=パターンが散る

「秋は魚が散る」と一般によく言われると思います。
夏場の高水温や酸素不足から、シェードや水通しの良いエリアに居場所が制限されていた・・・。
しかし秋に適水温となる事でこの「縛り」が外れ、バスが様々な場所に散開する現象を言うのだと思います。

これは言い換えれば、「パターンが散る」とも言えると思います。
たとえば9月に入っても、カナダモ内のシェードをパンチショットで狙う「夏のパターン」でロクマルを連打するスペシャリストもいます。

kokubopunchshotrokumaru60「国保誠オフィシャルブログ」より。なんとビッグクローラーのパンチショットで5日連続ロクマルだそうです!)

 

かと思えば同時期に、水の悪くなったエリアで強波動のビッグクランクを巻いてバックリはめるプロアングラーも。

miyahirosktmagnum「SHOTA official blog」より。SKTマグナムを引き切る宮廣さん、やっぱスゴいわ・・・)

そして上のHidekiさん同様、シャローを撃ってビッグフィッシュをブチ抜くパンチングパターンも同時に成立するわけです。

depsbiwakofes2016kozakki(「KIMKENブログ」より。キムケンさんのラストのマクリは凄かったらしいです!)

こうして見ていると、「色んなパターンで釣れるんだ♪」と思われる事かと思います。
しかし間違えてはならないのは、決して「簡単に」色々なパターンで釣れるわけではありません
むしろ逆に、1つ1つのパターンはそれぞれ極端に難易度が上がる、と思った方が正解に近いように感じるのです。

それはどういう事かというと、例えばウィード内部を狙うパンチショットパターンを考えてみましょう。
シェード内に入り込んだバスを狙う夏の釣りですが、盛夏の晴天であれば大半のバスはこのパターンで狙えると予想できます。

しかし秋になれば、シェード内にいる魚「も」いるし、同時にシェード外にいる魚も同時に混在する。
結果として、パンチショットで狙うウィード内部の魚の絶対数は、夏に比べて激減してしまうと思うのです。
(第一、その釣りで狙えるカナダモのドームも少なくなってくる)

punchshotjikarigmagnumshakydropsticksinker

そして少ない魚でもこのパターンを成立させるのは、極限までこの釣りをやり込んで初めて可能になる高等テクニックなのではないでしょうか。
絞り込まれた特A級のピンポイントの引き出しを持ち、狙いのタイミングを把握し、的確なアプローチで喰わせる。
そこまで極めつくしたスペシャリストでなければ、そうそうハメられるものではないと思うのです。

これはクランキングやパンチング等、他のパターンにしてもおそらく同様。
結果として、秋は様々なパターンが小場所で「限定的に」散在する状態になるのだと考えています。

 

「やり切る力」が秋を制す?

今回のトーナメントを戦うにあたって、私はプラで「どの状態の魚が多いか」を探し当てる事に力を注ぎました。
つまり、夏を引きずってウィード内部に残る魚が多いのか?それともシャローが生きて来たのか?早めに全体の傾向を掴もうとしたのです。
しかし・・・「どの釣りでもまともな魚に触れない」という最悪の結果になってしまいました。

a1440_000007

これは一体なぜだったのか?
上に書いた秋の状態を考えると、「どのパターンも難易度が高く、やり切らなければ答えが出ない」。
つまり様々なパターンを軽く触った程度では、魚からの反応を得られないほど全体がタフだったのだと思うのです。

では、そんな秋をどう攻略すれば良いのでしょうか?
1つの答えは、「信じた釣りをやり切る事ではないか・・・。
どのパターンも簡単に答えが返って来ないのであれば、これだ!と予想した1つを徹底してやり込むしかないのではないかと考えている所です。

難しい秋を打破する妙策、ご存知の方はぜひぜひ教えて下さい・・・。

 

おまけ:秋はベイトを追え?

ちなみにパターンの散開する秋、王道としては「ベイトを追え」とも言われると思います。
というわけで個人的には、「流れとベイト」で魚を探したかったというのが本音でした。

55UP

しかしこの時の琵琶湖は、晴天続きでかなりの減水
放水量もずっと15t程度と抑えられ続け、シャローを中心に水が腐ったような状態となっていました。
聞けばアオコの発生も、過去最悪となっていたようです。

aokoturnover

と言うわけで南湖に関していえば、流れが停滞しベイトの流入の望めない状況。
そこで北湖のディープにショットオーバー7を巻きに行ったわけですが、いかんせん北の経験値が足りな過ぎました・・・。
ただ、今週の台風で一気に増水したそうですので、今後はガッツリと巻きに行ってみたいと思います。

 
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