24Dec
大海原に巨大なプラグをフルキャストし、派手にダイブ。
そして突如炸裂する水柱!唸るドラグ!!
キャッチしたのは、自己記録更新となるビッグワンでした。
豪快だけれど掴みどころが無い?ブリトップ「誘い出し」ゲームのキモを考えます。
●ブリトップ炸裂!
トップウォーターで遠州灘のブリを狙う、冬のオフショア・キャスティングゲーム。
前回はイナダクラスばかりと不発でしたが、今度こそキャッチしてきました、93cm、8kgオーバー!!
トップウォーターでの青物の自己記録を更新する事が出来ました。
ルアーはローデッド180(ヤマリア)。
いわゆるダイビングペンシルというジャンルです。
使い方は、とにかく大海原にフルキャスト!
派手に水しぶきを上げながらダイブアクションを繰り返していると、突然巨大な水柱がドン!!・・・という感じです。
「考える釣り」も面白いですが、たまにはこういう体育会系な釣りも楽しいですね。
●文字通りの「誘い出し」
このブリのトップゲーム、通称「誘い出し」と呼ばれています。
面白いのは、鳥山もナブラも何もない場所に投げて、いきなりドバンと出るところ。
回遊中の魚を水面まで誘い出して食わせるというイメージが、確かにぴったりきました。
広範囲から魚を引っ張ってくる釣りとの事で、ルアーはアピールが大切なのかなと感じました。
18cmクラスの巨大なプラグが標準(?)なのはこのためではないかと・・・。
というわけで、アクションもなるべく派手な方が良かろう…と考え、なるべく大きな水しぶきと泡を作るようにワンピッチでダイブさせてみました。
(イメージ的にはポッパーみたいな感じです・・・↓の「バブリング」アクションが近いかも)
●タックルセッティング
ちなみに、今回のタックルセッティングは以下の通りです。
ロッド:グラップラーS73ML(シマノ)
リール:15ツインパワーSW6000HG
ライン:G-soulスーパージグマンX8 3号-50lb(よつあみ)
リーダー:ナイロンVEPショックリーダー(バリバス)50lb
グラップラーS73MLは適合ルアーウェイト60gまでとなっていますが、割と張りが強いので75gのローデッド180も普通にキャスト出来る感じでした。
操作感もシャープで、ダイビングペンシルを動かしやすいと思います。
しかし魚を掛けて曲げ込むと粘る感じがあり、トルク的にはまだ余裕がある印象でした。
トルクフルな低~中弾性カーボンをメインに、ハイパワーXでシャープさを出すという、エクスプライドと似た製法なのかもしれません。
関連記事:【中の人(シマノ)に聞いたら、ハイパワーXとスパイラルXが全然違った件】
尚、ルアーの結束はヨレ防止のためにボールベアリングスイベルをかませています。
スイベル:ハイパーシステムベアリング#3(TEN MOUTH)
スプリットリング:♯6
●「流れの変化」が狙い目?
最後に、場所的な狙いについて。
今回ヒットしたのは水深10~25m程度の比較的浅いところでしたが、率直に言って水深はあまり関係ないような気もしました。
しかし鳥もいない、ナブラも無いならどこに投げても同じ?という訳でも無いようで、今回は流れの変化に反応が集中しました。(とは言っても、ブリ1本とイナワラ数本でしたが)
定番ですが、やはり潮目や水温変化などは重点的にチェックすべきかと思います。
という訳で豪快・痛快な青物のトップゲーム。
今季は好調のようですので、ぜひ皆様出掛けてみてはいかがでしょうか。
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね!& twitterのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2016年 1月 04日トラックバック:イチからおさらいする「ダイビングペンシル」の基本
-
2017年 12月 02日
この記事へのコメントはありません。