9Jan
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ベイトPE最大の難関、「糸噛み」。
ダイワが誇るPEスペシャルは、そのハードルを越えられるのでしょうか?
「クロスラップ」で解決を狙う、ジリオンPEについてレポートします。
ダイワ・PEスペシャルリールの実力はいかに?
前回記事で特集した、ベイトPE最大の難敵「糸噛み」。
私の愛用している13メタニウムなど、普通のベイトリールでトラブルレスを求めると、だいたい3号以上の太さが必要に感じます。
これはブレーキ性能的にはPEにベストと思われるエクスセンスDCでも例外では無く、細糸だと根掛かりやファイト後に突然の投げ切れに悩まされてしまいました。
そこで次に試したのが、ダイワからリリースされているジリオン・PEスペシャルです。
(高いので、ちょっと貸して頂いて試してみました)
高速レベルワインドによる「綾巻き」
さてこのジリオンPE、最大の特徴はハンドル4回転で1往復するという高速レベルワインドです。
通常は8回転で1往復との事ですので、そのスピードは何と2倍!
では、レベルワインドが早いとどうなるのでしょうか?
スプールに対してラインが大きく横移動して巻き取られるため、ラインが斜めに巻かれやすくなると思われます。
こういう巻き取り方は、クロスラップ(綾巻き)と呼ばれるとの事。
上の図は分かりやすいよう極端に書いていますが、このようにライン同士が重なる様に巻き取る事で、下糸への食い込みを軽減するのが狙いだと思われます。
PE2号が食い込まない!!
そして実際の使用感はどうなのか?というと、これは確かに効果アリ!
絡まったウィードを引っこ抜いても、PE2号以上なら殆ど糸噛みしない(あるいは、軽く噛んでも投げ切れまでには至らない)と感じました。
第二回で特集したように、マグネットブレーキのマッチングも良く、かなり快適にキャスティング出来ました。
※ちなみに貸してくれた持ち主は、ディープエリアをチョイ投げ~半バーチカルに釣るのに使っているそうです。
この使い方ならPE1号でもトラブルレスとの事で、スピンテールやメタルジグを使うにはかなり良いとのお話でした。
弱点は「価格」・・・?
というわけで、ダイワの画期的なアイディアに目から鱗・・・だったのですが、泣き所はかなり高額なプライス。
そこでジリオンPEの購入は見送り、よりリーズナブルなモデルを入手する事にしました。
そこに落とし穴が潜んでいたとも知らずに・・・。
というわけで次回は、アグレストPE と T3のお話をしてみたいと思います。
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コメント
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2017年 12月 26日
ブログの方楽しませてもらっています
ベイトPEの弱点として糸ガミをあげていますが、細糸PE(~0.6程度まで)を使う際はドラグをゆるめておくといいですよ
私はソルトメインですが、アジング、メバリングなどのライトゲームでPEの0.2-0.4を使う際はスピニングでもベイトでもドラグはほとんどいれません。ほとんどの教則本やプロの方の解説動画でもドラグが鳴りっぱなしになるくらいには緩めています。逆にスピニングでもドラグをしめて強引にメバルをあげると20㎝程度のメバルですら普通に糸ガミします。
シーバスでもPE1.5をベイトでやっていますが糸ガミは問題にならないですね。リールは安いアブさんのプロマックスです。
ライトショアジギングですらできます。この時もドラグを手で引っ張って糸がなんとか出る程度には緩めています。
「パワーがあり強引に根から引きはがせる」ことをベイトのメリットの主点に置く場合はフロロのほうが向いています。事実ハードロックフィッシュゲームはベイトリールが基本でフロロの8ポンド~をメインに大型のアイナメ、ソイを磯やゴロタでぶち抜きます。
一方で「圧倒的なボトムのとりやすさ」「キャスト時にたらしを短くできるためキャロやフロートリグの取り回しが楽」「手返しの速さ」をメリットの主としてとらえるのであればドラグを緩めておくことで細いPEでも全く問題がありません。経験ですがラインの限界張力の半分程度のドラグにしておくと細いPEでも糸ガミが無くなるのではないでしょうか。
長文すいません
なるほど、ドラグを緩めるという方法があるのですね!
琵琶湖でのバスフィッシングに使っていると、濃いウィードの中から引きずり出すために、「ドラグをフルロックにしても滑ってしまう」くらいの引っ張り合いになる事が多々ありまして・・・(;^ω^)
この点ハードロックフィッシュゲームに近い面があるかと思うので、細糸PEは向かないのかもしれません。
このあたりの使い方の違いが、糸噛みのする・しないの個人的な感想のバラつきに繋がっているのかもしれませんね(苦笑)。