15Feb
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名作13メタニウムの欠点を徹底的に潰したビッグマイナーチェンジ。
16メタニウムMGLの完成度は、ほぼ完璧と期待されます。
それにも関わらず、私が買うつもりの無い理由をお話しします。。。
軽量ルアーへの適性UP
以前、16メタニウムMGLの詳細についての予想記事をUPしました。
それについてフィッシングショーで確認してきましたので、今回はその内容をシェアしてみたいと思います。
さて、まずは一番のウリ?であるマグナムライトスプール(MGL)。
スプールの慣性重量が減るおかげで、「より軽量ルアーへの適性が広がる」のではないかと予想しました。
その一方で、重めのルアーの飛距離は伸びない(むしろ低下する場合も?)のでは?とシマノの方に直球質問。
その答えはと言うと・・・「飛距離が落ちる事は無いと思いますが、確かに5/8oz(18g)以上くらいのルアーだったらあまり変わらないかもしれません」という事でした。
(答えにくい質問に、回答どうもありがとうございました)
という事で飛距離20%アップは軽めのルアーでの話で、使えるルアーの幅が軽量方向に広がったと考えるのが適切のようです。
また、スプールの回り出しが早いので、サイドハンドやピッチングでの低弾道キャストはさらにやりやすくなるかもしれません。
3年間、ダメ出しされ続けたブレーキ
そして大幅アップデートされた遠心ブレーキシステム、NEW SVS∞(インフィニティ)。
これは宣伝文句通り、ほとんどの状況で「ブレーキシューを4個オンにしておけば、内部ブレーキシューの調整は必要ない」レベルの調整幅を実現しているそうです。
もちろん実釣してみなければ分かりませんが、担当の方はかなりの自信をお持ちのようでした。
実はこのSVS∞、外部からブレーキ調整が出来る画期的システムとして登場したのですが、かなり批判を浴びたのだそうです。
主な理由は、「オイルが切れてくると異音がする」と言う点。
これについてはもう3年間さんざん言われ続けたそうで、徹底的な対策を施して渾身のブレーキシステムを完成させたのだとか。
技術者の方の熱と執念を感じる語り口に、その完成度の高さに期待が持てました。
弱点を徹底的に潰した、ビッグマイナーチェンジ
というわけで16メタニウムMGLは、「名機13メタニウムの弱点を徹底的に潰した、ビッグマイナーチェンジモデル」という理解で間違っていないようでした。
革新的なNEWリール、あるいは13メタと使い分けるような別シリーズでは無く、今後13メタから16メタへ移行していくという計画だそうです。
「MGL」なんて目新しいモデル名が付いているので、どんな斬新なニューモデルなんだ?と期待した方には、ガッカリする思いもあるかもしれません。
しかしこのモデルチェンジ、個人的にはかなり好意的にとらえています。
個人的には13メタニウムを溺愛して4台も所有しているのですが、このリールは本当に万能です。
スマートに見えてタフ。繊細でいてパワフル。
巻き物から撃つ釣り、フィネスから遠投まで、全てを高次元でこなす真のバーサタイルリールだと思っています。
そうした名機の細かい欠点を、こまめなマイナーチェンジで潰していくというのは非常に好感が持てます。
(車の年次改良のようなものですね)
目新しさは少ないかもしれませんが、代わりに完成度の高さは期待大。
話題性よりも、こうした地味でも実釣性能の改善を目指す取り組みを続けて頂きたいと思います。
それでも買わない理由
・・・と持ち上げておきながらも、今のところこのリールを買うつもりはありません。
それはなぜかと言うと、スプールなど13メタニウムとの互換性が無いからです。
16アルデバランBFS XGの記事でも触れましたが、スプールハウス内の形状からして違います。
と言うわけで、16メタに関しても旧モデルとの互換性はありません。
すると手持ちの13メタとの間でのスプールの融通や、夢屋ベイトフィネススプールを使い回すことなどが出来ません。
ですからやるならリール総入れ替えですが、コストを考えればそこまでするメリットは感じられないというのが率直なところです。
これは全てのメーカーの方に強く要望したいところなのですが、スプールなど部品の互換性は、最大限保つように努力して頂きたいと思っています。
たとえば今回の16メタにしても、ブレーキユニット交換等で旧モデルにも対応出来れば、部品注文で新スプールを試してみたと思います。
さらに言えば、一台だけNEWモデルを導入する気になった可能性も充分あります。
確かにシステムが刷新されれば、どこかの時点で互換性が失われるのは避けられないでしょう。
しかし今の状況では、ビジネス上の戦略から敢えて互換性を無くしているのでは?という気さえしてしまいます。
(的外れの勘繰りでしたら大変申し訳ありません)
買い替え需要だけでなく、注文部品の売り上げや顧客ロイヤリティを高める事を考えれば、互換性を残す事は悪い戦略ではない気がするのですが・・・。
まあそんな厳しい要望を突きつけてはいますが、16メタニウムMGL、製品自体の完成度はたぶん完璧に近いのではないかと思っています。
13メタニウムを検討していた方であれば、きっと迷わず16を選んで間違いないのではないでしょうか・・・。
(インプレだけしたいので、買った方は誰かちょっとだけ使わせて下さいw)
★追記
信頼できるスジより、実使用インプレッションを教えて頂けました。
曰く、「1/2oz以下の飛距離は体感できるくらい違う」との事でした。
ただ、ピッチングや低弾道キャストでの浮き上がりの少なさは、13メタニウム+夢屋BFSスプールの方が上だそうです。
というわけで「1/2oz以下のルアーの中~長距離キャスト」が最も得意なリールという事になるようです。
気になるのは、リールに厳しいこの方が「見た目の変化が少ないだけで、下手なモデルチェンジより性能面では圧倒的にアップデートされている」と語っていた点。
うぐぐ、ちょっと欲しくなってきました・・・(いや、我慢我慢!)。
※追記2・・・すみません、ついに買ってしまいました(泣)。
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コメント
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2016年 2月 27日トラックバック:コスパ最強ベイト、16カシータスMGLが日本初上陸!
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2016年 5月 23日
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2016年 12月 28日
こんにちはー!
メニューボタンの変更ありがとうございます。
かなり見易くなりましたm(._.)m
13メタは異音の件とツートンカラーで07メタを使い続けておりました、私は。
今回のMGLはどちらも改善され、私的にはほとんどモデルチェンジだと思ってます。
かなり惹かれてます(^o^)
ただ、マネーの問題でしばらくは07使うと思いますが…
互換性がなかったんですね、13メタと。
カラー変更といい、13メタはたたき台みたいな扱いですね…所有者の立場をもう少し考えて頂けきたいものですね。
>ころっけさん
こちらこそ、ご意見ありがとうございました(^^♪
そうですねー、軽めのルアーの飛距離は段違いみたいですし、かなり違いを体感できるようですね。
私は悔しいので買わないつもりですが(苦笑)・・・すごくよさそうですよね!
こんにちは。毎日拝見させていただいてます。m(._.)m
最近分解図を見て気づいたのですが、16メタニウムMGLは内部構造も少し変化しているみたいですね。
12アンタレスは必要なのか!?③の記事にもありました、13メタニウムに無くて12アンタレスだけに存在したドライブギア軸のベアリングがメタニウムMGLには追加されているので、それも進化かもしれません。少し剛性が上がるのでしょうか?
後は、ウォームシャフトギアの固定方法がEリングからボルトに変わったり、レベルワインドのウォームシャフトもブッシュで支持するように変わっていますね。(ほとんど性能に変化無いでしょうが・・・。)
私はMGLスプールよりも、ドライブギア軸のベアリング追加で剛性が上がったのかが気になります♪
古い情報だったら申し訳ありません。m(._.)m
>Masakiさん
コメントありがとうございます。
そうなのですね、気が付きませんでした!
もし剛性がUPしているのであればとても惹かれます。
早速分解図をチェックしてみたいと思います♪