20Feb
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2020年問題を控え、危機が迫る日本のバスフィッシングシーン。
キープキャストで始まる新たなプロジェクトは、光を見出す事が出来るのか?
そこには大きな視点でバスを育む、発想の大転換が秘められていました・・・。
アングラー自身の手で、釣り場を守るチャンス!
2/20-21に開催される、今日本で一番アツいフィッシングショー(?)、キープキャスト名古屋。
その会場で、画期的なプロジェクトが動き出すとの知らせが飛び込んできました。
その名も・・・「キープフィールドプロジェクト」
(ジークラック代表の発案と聞いております。素晴らしいプロジェクトの実行に、ただただ頭が下がります・・・)
そのコンセプトはズバリ、
アングラー自身がフィールドを守るために放流事業を支援する
・・・これは今までになかなか無い、アングラーが直接フィールド環境の改善に貢献出来る画期的な取り組みだと思います。
500円を募金し、マブナを放流
その具体的な方法は、各自が500円を募金し、その資金によって大江川にマブナを放流する・・・というものだそうです。
(たぶん、最も分かりやすい解説マンガがコチラ↓)
(BRUSHさんのアメブロより)
なぜマブナ???
ここで疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
「なぜマブナ?バスを放流するんじゃないの???」と。
ここからは私の想像に過ぎませんが、これは単にバスを釣りやすくする事だけを目的としたものでは無いと思います。
在来種も含めた全ての生き物を増やすことで、フィールド全体の生態系を豊かにする。
そしてその結果として、多くの健康なバスが育まれる・・・という、大きな視野に立ったプロジェクトなのではないでしょうか。
そう考える理由は、先行する取組みが関東で行われているからです。
ワカサギの放流を通して、豊かな釣り場環境を育む「亀山・高滝方式」。
これによってコンディションの良いバスが育成され、日本有数のメジャーレイクに成長する事が出来たのだそうです。
残念ながら、ほとんどのフィールドではブラックバスを放流する事は禁止されています。
こうした制約の中で、バスを守っていくためにはどうしたら良いか?
フナかワカサギかの違いはありますが、それは結局、釣り場全体を豊かにするしかないのではないでしょうか。
発想の大転換
日本では今日も「駆除」の名の下に、たくさんのバスの命が奪われ続けています。
こんな悲しい現実がいつまで続くのだろうと、我々バサーは目を覆いたくなります。
しかし一方で、駆除する側には「減少した在来魚を復活させたい」という一心の方も少なくないでしょう。
けれども、生き物を殺す事で生き物を増やそうとする取り組みには、個人的に違和感を禁じ得ません。
真の要因が環境破壊など別の原因にあるとしたら、駆除が成功した後に残るのは、「そして何も居なくなった」、死の湖だけかもしれないのですから。
在来魚の放流事業は、この点にこそコペルニクス的転換を迫っています。
つまり、「在来種が豊かになるなら、外来種が共存していても良いではないか」という考え方です。
ワカサギが釣れる、ヘラブナも釣れる、そしてバスも楽しめる。
つまりこうしたプロジェクトは、在来種を増やしたい人にもバスを釣りたい人にも、皆に共存の道を開く事になると思うのです。
WIN-WINこそが、未来を拓く唯一の道
水辺には釣り人だけでなく、様々な立場の人が関わっています。
魚を獲って生計を立てる漁師さんもいれば、畑に水を引く農家の方もおり、湖畔に家を建てた住民の方もいます。
そしてしばしば、互いの利益がぶつかり合ってしまうのが現実です。
非がどこにあるのか、ケースによってそれは様々だと思います。
しかし1つだけ確かなのは、いがみ合い、非難するだけでは得られるものは何も無いという事ではないでしょうか。
そうではなく、水辺に関わる全ての人にメリットがあるよう行動する・・・それこそが、バスフィッシングの未来を拓く唯一の道のように思えてなりません。
その意味で「キープフィールドプロジェクト」が、全国に拡大していく大きな動きのスタート地点になる事を願ってやみません。
2020年問題も迫り、ますます暗雲立ち込める日本のバスフィッシングシーン。
暗い夜に一筋の光を見出すために、今、アングラー1人1人の行動が求められていると思います。
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