アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

menu

◆ DeeeP STREAM ◆

[D] 59.5cm捕獲!アユに惑わされない”ベイト別サイズアップ法”

ベイト山盛り、ボイル頻発・・・祭りモードに沸くフィールド。
しかし釣れども釣れども、なぜかサイズアップ出来ない!?
“ベイトの種類”による、ビッグバスの狙い分けを考えます。。。

アユ豊漁の琵琶湖

皆さんこんにちは、KenDです。
さて、今年の琵琶湖はが非常に多く、「数年に一度の当たり年」といった声も聞かれます。

Plecoglossus_altivelis_altivelis_釣れた稚鮎(wikipediaより)

ここ数年厳しさが増しているバスについても、大量の鮎の影響で今季は好釣果がたくさん聞こえてきます。
しかしそこには、1つ落とし穴がある気がしてなりません。
それは・・・「サイズを選ばなければ」、というただし書きがつくように思えるからです。

確かに4インチワームのノーシンカーや、小型シャッドジャークベイトを使うと良く釣れます。
例年では考えられないくらい、数釣りが容易なシーズンという印象です。

IMG_20160429_101245

しかしその中で、狙ってサイズを上げるにはどうすれば良いのか?
今回は“ベイト”という観点から、その方法を探ってみたいと思います。

 

モンスターは小魚を食べない!?

アユ豊漁の今年の琵琶湖では、至る所でバスが水面にボイルする姿が見られると思います。
そのたびに「おっ!」と心躍らせて、キャストした回数は数え切れません。
しかし私には、釣っても釣っても小さなバスしかヒットせず・・・。

何十匹と釣って得られた結果は、大多数が20~30cmクラス。
今年ボイル撃ちで40cmクラスが混ざったのは2回のみで、それも45㎝クラスが最大でした。

dw

ここで私が感じたのは、「ビッグバスは小鮎をメインベイトにしていないのではないか」という事でした。
以前から薄々感じてはいたのですが、“大きなバスは大きなベイトを好む”という格言が、自分の実体験として重みを増してきたのです。

ところで55UP~ロクマルクラスのバスを釣った時、「最初は根掛かりかと思った」という声が良く聞かれます。
私も全く同じ感想を持つのですが、この位の巨バスのファイトは意外と「スピードが無い」という印象があります。
その分トルクのある力強いファイトをしてくれるわけですが、巨体である以上、どうしても泳ぎの速さは鈍ってしまうのだと考えています。

IMG_6574

「巨バスはスピードが無い

・・・この事を考えると、やはりビッグバスが5~7cm程度の素早い小アユをメインベイトとする事には疑問が生まれます。
小バスよりもスピードが無い分、この手の小魚には逃げられやすい事が想像できます。
しかも大きな体を保つためには、遥かに多くの捕食回数が必要になってしまいます。

ですからビッグバスとしては、このような効率の悪い狩りは出来るだけ避けたいはず。
一度のアタックでたくさんの栄養が取れる、「出来るだけ大きなベイト」を好んで食べている・・・と考えるのは、ごく自然なように思えるのです。
(もちろん小さなベイトしか居なければその限りではありませんし、全く食べないという事は無いでしょうが・・・)

 

ギルとハス、そして放水量

では、琵琶湖のビッグバスのメインベイトは何か?と言えば、良く言われるように「ブルーギルとハス」ではないかと私も考えています。

57a1fcb43605a472834e46f4dd91ee35(このDVDは勉強になりました。。。)

 

今年はバス・トーナメントに参戦してみる事にしたので、やはりビッグウェイトを狙いたい。
という事で、今年はずっと「アユを食べているハス」を狙っている個体を追い続けてきました。

IMG_20160529_132026

その時何を頼りにバスを探したかと言うと、それは「流れ」でした。
流れの淀むところ当たる面合流部・・・様々な流れの変化によって、ベイトが固まっている場所をとにかく見つけようと。
そして、そうした場所をボリュームのあるスイムジグ等で釣っていきました。

55UP

しかし先日の釣行では、放水量が高い状態から150tにダウン
「流れが効かなくなる」という変化の中で、ハス食いを追うパターンが大幅にパワーダウンしてしまった印象でした。
(ちなみに150tならそれなりに流れている・・・とも言えるのですが、流れが「弱まる」方向の変化は、流れの効果を激減させる気がします)

こうした状況下で頼りにしたのは、「ギル喰いのバス」でした。
流れのヨレうんぬんは一旦置いておいて、とにかくギルがつく縦系ウィードをランガン。
そこに3/8ozのジグを落とし込んでいくと、「ぬっ」という重いバイト!

d

ロクマル・・・と言いたいところでしたが、59.5cm・3kgオーバーのビッグワンでした。
エリア的にはややインサイド寄りで、アユ系のベイトっ気は全然ない場所でのヒット。
ベイトを選ぶ事で、サイズを釣り分ける事が出来るのかもしれない・・・と感じた体験でした。

IMG_20160622_141602

ちなみにこの時使ったルアーは、ベイトフィネスジグハイパー3/8oz + デスアダーグラブツインテール4.5inch 。
私の溺愛するジグコンビです。。。

 
最近、サイズを狙い分けるにはこうしたルアーの選択も非常に重要ではないかという思いを強くしています。
というわけで次回は、ビッグバスを選ぶキーではないかと考えているもう一つの要素、「ルアーのトルク」について書いてみたいと思います。

 
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね!& twitterのフォローをよろしくお願いします。

関連記事

    • ふじ
    • 2016年 7月 01日

    丁度明日、南湖へビッグベイト縛りでボート釣りに行くところです。
    きっと普通のルアーを持っていけば山のように釣れるのは容易に想像できるのですが我慢我慢…
    ちなみに持っていく一番小さいルアーがブルシューターJrです。

    • 頑張って下さい!
      それにしても、ブルシューターJr羨ましいなぁ・・・。

スポンサーリンク

おすすめ記事

  1. :[最初に] DeeeP STREAMについて

Translate:

カテゴリー

スポンサーリンク

Twitter でフォロー

カレンダー

2016年7月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

アーカイブ