31Aug
次々登場する、最新システムをインストールしたNEWリール。
しかしなぜか今になって、無性にアンタレスが使いたい・・・!
メタニウムにはどうしても超えられない、アンタレスの壁をシェアします。
アンタレスが持つアドバンテージ
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
さて、今私の使っているベイトリールはほとんど全てが13メタニウムです。
そして最近、話題になっていた16メタニウムMGLを追加。
このリールのあまりの完成度の高さに、全て入れ替えたくなって悩んでいる所です(苦笑)。
しかしこのタイミングになって、今さらながらじわじわと後悔している事があります。
それは・・・「12アンタレスを、手放さなければ良かった」と言う事です。
実は以前、12アンタレス(ノーマルギア)を一台だけ所有していました。
けれども1/2oz以下のルアーが投げにくかったため、オールマイティさに欠けると考えて手放してしまったのです。
(ただし、5/8oz以上なら非常に気持ちよく遠投できると思います)
今回は、メタニウム系ではどうしても補えない、アンタレスのアドバンテージについて考えてみたいと思います。
行き着く所は、”剛性”
さて、今頃になってまたアンタレスが欲しくなってしまった私。
そのきっかけは、先日体験した「北湖のマグナムクランキング」にありました。
この時使用したリールは、ノーマルギアの13メタニウムにフロロ14lbを75mほど巻いた物でした。
少なめに巻く事で、ハンドル1回転のラインの巻取り量は59~60cm程度となります。
これによって、カルカッタコンクエストなどのローギヤリールと同等の巻取りスピードにして使いました。
しかし、同様の手法でロースピード化したアンタレスと巻き比べた時、13メタニウムの巻上げトルクは明らかに劣っていました。
(コンクエストと比べればさらにです)
巻上げスピードが同じにもかかわらず、ディープクランクの巻上げの楽さが全く違う・・・。
この理由は、結局のところリールの「ボディ剛性」に行き着くのだと思います。
もちろん13メタニウムも、ボディ剛性はなかなかに悪くありません。
しかしフルサイズディープクランク、さらにそれを超えるマグナムクランクを引き倒すとなれば話は別。
巨大な引き抵抗を受け止めるには、やはりブ厚いフルメタルボディのアンタレスに明確なアドバンテージを感じました。
前回も書いたように、サイレントチューンでスプールの支持位置が変わった16メタニウムMGLは、巻きトルクの向上が期待できます。
しかし軽量マグネシウムボディ&CI4(樹脂)サイドプレートというボディ構造は13モデルと共通。
ノーマルギア機はまだ試していませんが、アンタレスの巻上げトルクを超えられるとはどうしても思えないのです。
※ちなみに、「ではなぜコンクエストにしないのか?」については、またあらためて書いてみたいと思います。
夢の”アンタレスMGL”
そこでまた、理想のベイトリールの妄想が膨らんできます(笑)。
12アンタレスをベースとして、サイレントチューン採用、そしてMGLスプール化。
こうすればギヤ鳴りが無くなってトルクも向上する上に、1/2ozクラスも快適に投げられる「バーサタイルなアンタレス」が完成するのではないでしょうか!?
(昔あった、「アンタレスAR」の領域もカバーできるようなイメージです。。。)
(AvailさんHPより)
16アンタレスDCならMGLスプールが採用されているではないか!と言われそうですが、あれはさすがに高過ぎます。
実際、DCを使ってみたリールマスターからは「マジで完璧」との言葉を頂いていますが、買えないものは買えません(苦笑)。
というわけで最新の3代目SVSインフィニティブレーキを搭載した、普通のアナログブレーキモデルを熱望しています。。。
まぁ本当を言えば、手ごろな値段で「フルメタルスコーピオンMGL」を作って下さいというのが一番の願いではありますw
(アルミのフルメタルボディ+ブラスギヤなんて、技術的にはすぐ出来ますよねシマノさん!)
ただ、販売戦略的な○△×・・・があるのかもしれませんので、とりあえず早くアンタレスに最新機構をインストールして下さい、というのが私の切なる願いなのであります。
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ビースイムトリガー70、コイツ密かにヤバイかも… #luckycraft #b’swimtrigger #i時派生系?
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コメント
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フルアルミのアンタレスVer.2 MGLなんて憧れてしまいますね。
16炎月100PGですが分解した結果、ギアボックス側サイドカバーはアルミ製になっていました。(ベース機のスコーピオン70は樹脂だったはず…)遠心ブレーキの軸受け部分もアルミでできていますのでほぼフルメタルです。真鯛の突っ込みを受けるボディだから恐らく樹脂では駄目だったんでしょう。ボディが歪むとギアに負荷がかかりますしね。
今、ギアボックス外にベアリングを追加してコンクエストと同じメインシャフト支持に改造しようというところです。
ギア比が低いのでスコーピオン70HGのギアを移植しようと考えていますが、ギアボックスがアルミ製になるにあたって内壁やリブが干渉しないか確認を取らなければいけなさそうです。(マイクロモジュールは諦めですね)
あとは、アベイルさんがスコーピオン70用の軽量スプールを出してくれれば完璧です。(互換性あるので)
ちなみに、一般的にマグネシウムよりアルミの方が加工しやすいのでかっちり感が欲しいなら間違いなくアルミ製が良いです。加工しやすい=精度が出しやすいに繋がりますので…(アブのマグボディ機がわかりやすいですが、アルミボディの機種に比べてスプールとのクリアランス管理が出来ていません)
メタニウムMGLをフルアルミで作って、ギアを真鍮製に変えてやれば、下手すれば10年戦えるリールができあがると思います。
>ふじさん
おぉぉリールマスターのコメントキター(゚∀゚)!!
フルアルミのアンタレスは本気で欲しいですね~、もちろんメタニウムも。
それにブラスギアだったら、本気で歴史に残る名リールになるのは間違いないですよねっ!
そして16炎月100PG、チェックしてみました。
これ、フルアルミ+ブラスギアなんですね!
で、サイレントチューンにはなっていない・・・という理解で合ってますかね?
個人的にマイクロモジュールは重視していないので、ブラスギアなだけで大歓迎です!
ところで、そもそもアルミ製のサイドプレートだけをスコーピオンに流用・・・なんて出来ないのでしょうか???
正確には、遠心ブレーキ側の外装カバーは樹脂ですが、中のブレーキユニットの軸受け部分がアルミ製なので、″ほぼ″アルミ製と言う言い方をしました(笑)
アレです、新型スティーズも同じ構成ですね。(ブレーキユニット外側カバーのみザイオンで残りがマグネシウム合金)
恐らくスコーピオン70にギアボックスカバーの流用はできそうですが、色があわないのと、タッピングビスを普通のビスに交換する必要があるかとおもいます。
スコーピオン70、炎月ともにサイレントチューンは″現時点では″付いてませんが、メインフレームにサイレントチューン用のベアリングを受けるフランジがはじめからあるので、エクストラチューン(XT)でサイレントチューンを搭載してくると思います。アベイルさんがスプール作ってくれれば今のフレームのままでもしかしたらサイレントチューンにできるかも…。
むむむ、なるほど・・・。
オシアカルカッタの200HGとかどうでしょう?
剛性は間違いなく高そうですよね♪
後はキャスティング性能が気になるところですが、そのあたりどうなのでしょうか???
先日、「アンタレスARの中古を注文した」とコメントした者です。
思いがけず、超美品が届きました。
シンプルで無駄のない、気品あるフォルムとカラー、かたまり感、精密さ、緻密さ、
滑らかさ&しっかり感を併せ持った操作感・・・
まだ実釣では使用しておりませんが、惚れました! 赤メタ以来の衝撃です。
KenDさんのブログでこの機種に興味をもち、ネットでインプレを読みあさり、購入することにしました。
この機種を所有できるきっかけを作ってくれたKenDさんに感謝です。
ちなみにロッドは、ここ数年、テクナGPの中古(美品だけど安いやつ)を探して購入しています。
ああ、良いですねアンタレスAR・・・(^O^)
テクナGPも名ロッドだと思います、私も中古の良いやつ探してガイド付け直したいと常々思っています(笑)。