1Sep
日本記録ウェイトを樹立し、スタンダードの座を射止めつつあるパンチショット。
しかしそのリギングは、色々あって意外と複雑???
シンカーの形状別に、その使い分けを整理してみます。
ドロップシンカーには3種類ある
皆さんこんにちは、KenDです。
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続く今日この頃・・・。
今回のお題は、先日日本記録ウェイトを叩き出した“パンチショットリグ”のシンカーについてです。
さて、ドロップシンカーには色々なタイプがあります。
代表的な3大タイプは、
の3タイプではないでしょうか。
そして私の結論としては「スティック型」がお勧めです。
その理由と、タイプ別の使い分けを見ていきたいと思います。
カナダ藻ドームをこじ開けろ!
さて、夏の琵琶湖南湖を代表するメソッドと言えば「カナダ藻ドーム撃ち」。
水面付近まで盛り上がったカナダ藻ドームの天井を突き破り、中の空洞に潜むバスに直接プレゼンテーションする方法です。
((「琵琶湖バスフィッシング実用ガイド」より。この本無茶苦茶ためになります。。。)
以前は「ヘビテキ」と呼ばれるヘビーテキサスリグで行われたこの釣りですが、ここ数年でパンチショットリグに置き換わって来た印象です。
確かに、より軽いウェイトで高い貫通力を誇る直リグ系は、天井を撃ち抜く際に合理的な選択肢になると思います。
(テキサスなら1/2oz~1oz程度が必要だったものが、3/8~3/4ozで出来るという風に、ワンランク軽くて済む感じ)
そのパンチショットリグ(直リグ)に使うシンカーですが、色々使ってみた結果として「スティック型」が最も使いやすいと感じました。
水流抵抗はティアドロップ型が最も少ないように思うのですが、実際使ってみるとスティック型が最もウィードを突き抜けやすかったのです。
この理由は、おそらく「シンカーの断面積」にあると思います。
ウィードを突き抜ける際、ラウンドやティアドロップ型のように断面積が大きいとウィードの上に乗っかってしまいがちになります。
その点、スティック型は僅かなウィードとウィードの隙間に突き刺さる様にして、ぐいぐいと奥に入り込んでいくのではないかと思うのです。
(同様に、ワームも断面積の小さいストレート系を使うと、よりウィード内部に入りやすい気がします)
シンカー形状による使い分け
その他に、スティック型はリップラップや石積みなどの隙間に挟まりにくいというメリットもあります。
では、どんな時もスティックタイプがベストなのか?というと、それは違うと思います。
先日パンチショットリグでシャローのカバー撃ちをしてみたのですが、スティック型だとストラクチャーの「抜け」が良過ぎて、沈み物を捉える感度が不足してしまったのです。
そこで同じ重さのティアドロップタイプに換えてみたところ、「こんなに物が沈んでいたのか!」と驚くほどボトムが捉えられるようになりました。
これをラウンドにすれば、さらに感度(スタック感)は上がるはず。
つまりカバーの濃さに応じて、ラウンドからスティック型までを使い分けると良いのではと感じた次第です。
(ちなみにスタジオ100の物は先が尖っているので、スティック型の中でもさらに入りやすいように感じます)
最近ではビフテキなど、派生形のシンカーも大人気となっている様子。
テキサス、ジカリグ、ビフテキとバリエーションが増えるのは良いのですが、使い分けが分かりにくくなってきているように感じます。
というわけでビフテキ等について、また機会をあらためて使い分けを整理してみたいと思っています。
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
ビフテキは、テキサスとジカリグのハイブリッド? #junglegym #beanstg #bifuteki #befreetexas #実はパンチングも出来る #イイとこ取りとは限らない?
やっぱり、スロー系ジギングにはバックドロップ! #damiki #backdrop #slowjigging #早巻きからのワンピッチがGOOD #もしかして廃盤???
関連記事
コメント
-
2016年 10月 24日
-
2018年 5月 21日
この記事へのコメントはありません。