アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] 逆ギレのカラーセレクト法

クリアならナチュラル系、濁ればチャートが鉄板?
しかし実際には、セオリー破りの色が爆発する事も!
「どうせ分からない」と居直った、異端のカラーセレクト法をシェアします。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

「釣れる色」なんて分からない!

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
最近話題の「カラーセレクト」についてですが・・・。
前回は「色」という要素の優先順位を考えて、木を見て森を見ず状態に陥らないようにするべきではというお話を書きました。

ただし、確かに「色によって魚の反応が変わる」という経験は何度かしています。
同じルアー・リグなのに、一方のカラーだけにヒットする・・・。
特に2人以上で同船して釣りをしていると、差を感じる機会はしばしばありました。

「じゃあやっぱり、色は関係あるじゃないか!」と言われるかもしれません。
確かに、私もカラーは釣果に関係してくるとは思っています。
しかしアングラーが狙って「釣れるカラー」をセレクトする事は、果たして可能なのだろうか?と疑問を抱いているのです。

たとえば水が濁ればチャート系、水がクリアならナチュラル系・・・といった、一般的なカラーセレクトのセオリーってあると思います。
しかし昨年、衝撃を受けた釣りがありました。
いわゆる「ギル型ワーム」を使った釣りで、クリアウォーターにも関わらずチャート黒系で爆発したのです。

(たまらんばい永野さんのブログより)

自分の中の常識を覆すこの結果に、スタッガーワイドブルフラット以外のワームでも試してみました。
するとクリアな中でも、意外とこうした「強そうな」カラーが効くように感じる日も・・・。
クリア=ウォーターメロン的な自分内常識が、ガラガラと音を立てて崩れていった経験でした。

さらに常識を覆す事件は続きます。
琵琶湖の“ブルーギルパターン”でが強いという話を聞き、試しに使ってみる事に。
するとやはりクリアにもかかわらず、真っ黒なポッパーやフロッグでバシバシと水面が割れたのです。

(以来、黒のパルスコッドはフェイバリットになりました・・・)

ですので「ギルパターンに黒」は本当なのか!と一時感動したのですが・・・。
その後、ギルとは全く関係なさそうな場面で黒いプラグ効く事もしばしば。
少なくとも「濁っているから黒」というセオリーとは、真逆の状況での威力を目の当たりにしたのでした。

(このブラックワンテン、コレクションにしておくのは勿体ないくらい釣れましたよ・・・)

もちろんウォーターメロンやクリア系が強い時もあったわけですが、濁りなのか?日照なのか?深さなのか?いくら考えても全く要素が分かりません。
・・・結局もう「釣れる色」を予想するなんて、自分には不可能なんじゃないかと投げやりな気分になってきたのです(苦笑)。

 

色によって動きが違う!?

さらに言えば、カラーを変える事で反応が変わったとしても、それが色による違いではない可能性すらあります。
一体どういう事!?と思われるかもしれませんが・・・。
実は色によって、ワームの柔らかさが微妙に違うと思うからです。

たとえば琵琶湖で人気の高い“スカッパノン”という赤系のカラーがあります。
私も経験則として良く釣れるよなぁ・・・と思っていたのですが、ある方と話していて指摘されたのです。
「ていうか、明らかにこの色だけ素材が柔らかくない?」・・・と。

そんな事考えた事も無かったので、慌てて各色のワームを触り比べてみる事に。
逆に「硬くなりがち」と言われたラメ系のカラーと比較してみると、確かにソフトなように感じられたのです。
そして水中に入れてみると、確かにアクションも微妙に変わってくるように思えました・・・。

(キンクー13の放置とかだと、結構しなやかさが違ってくる気が・・・)

カラーとアクションの関係は、プラグにおいても指摘できます。
昔、何も塗っていない純粋なクリアカラーが流行った事がありましたが・・・。
ちょっと寂しいので自分で色を塗ってみたところ、明らかにアクションの質が変わってしまいました。

その時は、手元にあった車の外装用のタッチペンでスケルトンのCB-200を真っ赤に塗装。
しかしあまりに厚~く塗り過ぎたために、アクションのピッチが落ちてしまったのです。
この経験から、塗装がプラグのアクションに与える影響の大きさを知る事になりました。

(メガバスHPより。ちなみにワンテンには、「レーシング」というあえて塗装を薄く塗ったモデルさえラインナップされています。もちろん大好き♪)

 

だから結局何が言いたいかと言うと、「”釣れる色”を釣り人が当てる」事がいかに難しいか・・・。
と言うよりも、本当にそんな事可能なのか!?と疑わしくなるほど、カラーセレクトには様々な要因が絡み過ぎているように感じられるのです。

 

逆ギレのカラーセレクト

それではもう、カラーセレクトについて考えるのはやめた方が良いのでしょうか?
いえいえ決してそういうわけでは無く、「釣れる色は予測できない」という前提に立って選べば良いのではないかと考えています。

予測できないのに、一体どうやって色を選ぶというのでしょうか?
私の場合は大きくカラーを4つのグループに分けた上で、魚の反応を見ながらローテーションしています。
つまりセオリー的な色から始めて、反応が悪ければ全然違うグループのカラーを試していく・・・という方法を採っているのです。

逆にある程度魚の反応が良くて、同じスポットから何本もキャッチ出来ているような場合もあると思います。
そういう時は「今のカラーセレクトがおおむね合っている」と判断して、同系統の色の中で微妙にローテーションさせるよう心掛けています。

(赤金からキンクロへ・・・とか、イエローチャートからホットタイガーへ・・・と言った具合に)

つまり「しょせん自分には、“当たりカラー”なんて分からないよ!」と居直った上で、色を選択していくこの方法。
言わば「逆ギレ」的なカラーセレクト法が、今のところ私には合っているように感じていますwww
というわけで次回は、具体的なカラーの4分類法について書いてみたいと思います・・・。

 
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