アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] ロングハンドルは意味が無い!?リールカスタム大論争

リールチューニングの王道、「ハンドルカスタム」。
しかしロングハンドルは、実はあまり意味が無い!?
ロングか?ショートか?大激論のハンドル長を考えます。

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ロングハンドルなんて無意味だ!?

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
リールチューニングの第一歩と言えば、まずはハンドルの交換と言えるのではないでしょうか。

というわけで、今ではかなり普及していると言える「ロングハンドル」化
巻き上げトルクが上がってリトリーブが楽になると感じているので、私は好んで使っています。
これにハイギアリールを組み合わせて使うのが、最近のフェイバリットです。

しかしこの「ハイギア」+「ロングハンドル」の組み合わせ・・・。
あるアングラーと話した時、実は意味が無いのでは?という意見を伺いました。
なぜならロングハンドル化は、「ローギア化」に等しいからだというのです。

ハンドルが長くなれば、回転軸からハンドルノブまでの距離が遠くなり、テコの原理で巻上げ力は強くなります
しかしその代償としてハンドルの回転半径が上がってしまうので、(ノーマルハンドルよりも)巻き上げスピードが落ちてしまう・・・。
と言う事は結局、「ノーマルギア」+「ノーマルハンドル」と一緒ではないかと言う事でした。

理論的に考えてみると、確かにその通りだと考えられます。
ハンドルの長さを上げるというのは、つまりギア比を下げるのと原理的には一緒のはず。
しかし個人的には、やはり「ハイギア」+「ロングハンドル」がしっくりくるというのが実感・・・。
と言うわけで今回は、ロングハンドルの功罪について考えてみたいと思います。

 

ジギングが教えてくれた「肘巻き」

ところで私はソルトもやるのですが、ジギング用のリールと言うのは例外なく大型ノブロングハンドルがセットされています。
愛用している14オシアジガー・リミテッド1501HGのハンドル長は、何と170mm(シマノ的表記で170÷2=85mm)!!
バス用ベイトでは考えられないほどの、異次元のロングハンドルが設定されています。

しかし理論的に考えれば、ハンドル長が短くてもローギアであれば同じはず・・・。
そんな考えから、以前は普通のバス用ベイトを使っていた時期もありました。
けれどもやはり、圧倒的に巻上げの楽さが違う事を痛感したのです。

(写真のビッグシューターコンパクトや、シマノのスピードマスターを使用)


※トルクをカバーするために、ライン量を減らして一回巻取り量を落としていました。(つまりローギア化と一緒)

しかしかなり巻き上げスピードを落としても、重いジグの巻上げが疲れるのなんの。
ジギング専用のオシアジガーと比べたら、そもそもボディ剛性が違い過ぎるので正確な比較にはなりませんが・・・。
やはりこれ、ハンドルの効果はあるのではないか?と感じました。

そこでよく考えてみると、バス用ベイトの場合は手首を支点」にしてコンパクトに巻いていました。
しかしオシアジガーの場合は、ノブをがっちり握り込んだ上でを支点に」巻く形になっていたのです。
(というかハンドルが長すぎて、手首で巻くという事が不可能)

この経験から、巻上げ抵抗の重い物をリトリーブする際には、「肘巻き」の方が力が入りやすいと考えるようになりました。
そして肘巻きをするためには、ある程度ハンドルの回転半径が大きい(つまり長い)方がやりやすい・・・。
つまり人体の構造上、「ローギア+ショートハンドルで手首巻き」するよりも、「ハイギア+ロングハンドルで肘巻き」する方が力を込めやすいのではないかと思うのです。
(理論的な巻上げスピードが一緒だとして)

(ロングハンドルを好むアングラーは、脇を開けて手首を固定した状態でリトリーブ=肘巻きしている事が多いと感じます)

ですからディープクランクなど、特に巻上げトルクが求められる場合にはロングハンドルの意味があるのではないかと言うのが私の結論です。
ただしバンク際に小粒のシャロークランクを撃つような用途では、ショートハンドルの方がコンパクトに巻けて良いのかもしれません。
(しかし、もう慣れてしまっているので全てロングハンドル+肘巻きでこなしてしまいますが・・・)

(ローギア+ショートハンドル好きのアングラーは、逆に脇を締め気味で手首巻きする傾向が強い気が・・・)

 

適切なハンドルの長さ

というわけで手首巻きと肘巻きでは回転半径が違うため、適切なハンドルの長さが違ってきます。
(肘を支点にした方が回転半径が大きくなるため、長めのハンドルの方が巻きやすい)
では一体、それぞれどれくらいの長さが最も力が入りやすいのでしょう?
つまり実際にハンドル長を選ぶ際、「何mmが良いのか?」というのが現実にぶつかる問題です。

そしてこれがもう、人によって言う事がバラバラ(笑)。
「92mmがベスト」「いや96mmだ」など、トッププロでも全く意見の一致が見られません。

これは一体なぜなのか?と考えた時、上に書いた「回転半径」の問題が浮かび上がってきます。
肘を支点にすると回転半径が大きくなる・・・としても、実際の距離はその人の腕の長さによってバラバラなはず。
と言う事はつまり、個々人の体格によって最適なハンドル長も変わってくるはずだと思うのです。

ですからこれはもう、「自分で使ってみて一番しっくりくる長さ」がベスト、としか言いようが無いのではないでしょうか。
まず「肘巻き」「手首巻き」かを意識した上で、色々なハンドル長を試してみる・・・。
なかなか時間が掛かるでしょうが、結局はそれが唯一の方法に思えます。
(ちなみに私は、メタニウムXG純正の96mm前後が好きです・・・)

 

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