26Mar
広大なフィールドで、ビッグウェイトを叩き出す秘訣・・・。
エリートを戦った伊豫部選手の、“狭く釣る”の真意はどこに?
今こそあえて、ミクロな視点に挑みます!
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“狭く釣る”
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
突然ですが、皆さんの今年の釣りの目標は何でしょうか?
私は個人的に、“狭く釣る“事を心掛けたいと思っています。
「狭く釣る」って、どういう意味???と思われるかもしれません。
実はこれ、元エリートプロ伊豫部健選手の名言でして・・・。
イヨケンさんがエリートのカリフォルニア・デルタ戦(確か)で入賞した際、キモとして語っていた事なのです。
ご存知のように、アメリカのフィールドは広大です。
しかもエリートのようなツアー戦では全米各地を転々とするわけですから、当然のように経験の少ない湖で戦う事に。
そんな環境に迫られたイヨケンさんが採った戦略こそが、この「狭く釣る」だったわけです。
つまりあまりにも広大なフィールドでは、短時間で隅から隅までチェックする事が出来ません。
たとえもし出来たとしても、各エリアを広く浅く見て回る事になってしまうのだと思われます。
そこでイヨケンさんはあえて勝負するエリアを限定した上で、その中で勝負出来るスポットを絞り込んでいったのではないでしょうか。
爆発は、いつも小さなスポットで起こる
これには前提として、勝ちに絡むようなポテンシャルの高い場所は“狭いスポット”である、という事が言えるように思います。
昨年11年ぶりの優勝を果たした大森選手のキー・スポットは、たった数か所の小さなハードボトムエリアだったと言います。
他の試合を見ていても、やはり優勝者は自分だけの小さなポイントを持っている事がほとんどではないでしょうか。
(ランガン戦略で優勝って、あまり見ない気がします・・・)
つまりプロダクティブなエリアを絞り込んだ上で、さらに大爆発するキー・スポットを炙り出していく。
琵琶湖で行われるトーナメントのウィナーの話を訊いても、優勝ポイントはボート数艇分の小さなウィードだった・・・といった事が非常に多いと感じるのです。
マクロの目と、ミクロの目
今から6・7年前、琵琶湖で本格的に釣りを始めた頃の私は途方に暮れていました。
あまりにも広大な水域を前に、どこをどう釣って良いか全くわからなくなってしまったのです。
ボートフィッシング自体初めてのオカッパリアングラーだった私の前に、「魚を探す」と言う事の本当の難しさが大きく立ちはだかったのです。
どんなルアーを使うのか、そしてカラーは何を選ぶのか・・・といった事が主な関心事だった自分の釣り。
その考え方があまりにもミクロだった事に気付いたその日から、出来る限り大きな視点で魚を探す事を第一に考えてきました。
流れを好んでいるのか、嫌っているのか?シャローを目指しているのか、それともディープに落ちているのか?
「どんな水を欲しているのか」という大きな要素から、大まかなプロダクティブ・エリアを探し当てるよう心掛けてきたのです。
それによって、ミクロな視点ばかりだった昔よりは魚に触れるようになってきました。
しかしまだまだ全然、釣りが「粗い」・・・。
正解に近いエリアに居たとしても、その中で最もスイートなスポットを絞ることが出来ていないのです。
ですから1,2発だけ良いサイズの魚が獲れたとしても、50UPで揃えて10kgオーバー・・・なんて大爆発はほとんど経験した事がありません。
もう一歩、次の階段を上るために。
大局を見た上で、さらに「狭く釣る」事に挑戦したいと考えている2017年です。。。
(昨年のロクマルは、大好きなスタッガー5のスイムジグでした・・・)
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