9Jun
どれも外見上は似て見えるストレート系ワーム。
しかし有効となるアクションは、実は全然別物だった!?
“ソフトスティックベイト”と“ストレートワーム”、そして“ソフトジャークベイト”の違いを考えます。
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“スティックベイト”の定義って???
みなさんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
ポスト~アフターシーズンと言う事もあって、最近は当サイトにしては珍しくワームの話が続いております。
デスアダースティックなど、フリーフォールで活きる高比重系のソフトスティックベイトに注目してきましたが・・・。
その少しアピールの強い版としてのゲーリー6inジャンボグラブを紹介したところ、「ちょっと待った、“スティックベイト”の定義って何???」という質問を頂きました。
と言うわけで今回は、分かりにくい“ソフトスティックベイト”と“ストレートワーム”、そして“ソフトジャークベイト”の違いを考えてみたいと思います。
“棒”のままで機能するスティックベイト
さてここからは完全に個人的な考え方になりますが、ソフトスティックベイトとはつまり「“棒”状態で機能するワーム」だと考えています。
例えばセンコーにせよデスアダースティックにせよ、ノーシンカーでフリーフォールさせている時は真っ直ぐなスティック状になっていると思います。
しかしこの状態での水押し、水平姿勢、そしてバイブレーション・・・といった要素で強烈な食わせ能力を発揮するのはご存知の通り。
つまりスティックベイトとは、「棒」の形のままで最大限の威力を発揮するワームだと思うのです。
(リバーフィールドなどでは、流れに乗せて転がす“ドリフト”なども定番ですよね・・・)
ですから前回書いたゲーリー6inジャンボグラブは、もちろんジャンル的には「カーリーテイル系」でしょうが。。。
ノーシンカーでのフリーフォールを活かすならば、「棒として使う」スティックベイト的な使い方も出来る、と言えるのではないでしょうか。
(ノーシンカー状態ではテールがしっかり動きませんので、カーリーテイルの要素はかなり薄まっているかと)
“曲がる”事で威力を発揮するストレートワーム
それに対して、形だけなら非常に似ている“ストレートワーム“はどう違うのでしょう。
これは一言で言えば、「曲がる(しなる)事で効果を発揮するワーム」と言えるのではないかと考えています。
ストレートワームとスティックベイトの最大の違いは、結局のところ「太さ」にあると思います。
つまり細長くしなりやすいストレートワームは、クネクネとした“曲がるアクション”に持ち味があるように感じるのです。
そしてこの性能を最大限に活かせるのが、ご存知「ネコリグ」。
くねくねとした艶めかしいアクションは、細身のストレートワームだからこそ活きてくる動きではないかと思います。
(ただし、あえて水押しを強くするために、太く曲がりにくいスティックベイトをワッキー掛けにする・・・と言う事もあり得るとは思いますが)
“ダート”で魅せるソフトジャークベイト
そしておまけとして、“ダート”アクションで魅せるのがソフトジャークベイトと言う分類になると考えています。
(スティックベイトとは対照的に、ソルトはほとんど入っていないかと・・・)
これも形状としてはストレートワームやスティックベイトに似ているわけですが・・・。
よりハードな素材や水流抵抗を受けにくい形を採用して、水を切ってダートしやすく設計されていると言えるのではないでしょうか。
というわけで、形の上ではよく似て見える”ソフトスティックベイト”と”ストレートワーム”、そして”ソフトジャークベイト”。
しかし効果を発揮するアクションという機能面からみると、実は全然違うジャンルと言っても過言では無いのではないでしょうか。
そしてそれぞれの持ち味を理解して、それを活かすように使い分けていきたいものです。
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