サカマタシャッドの意外なマテリアルに驚き

話題沸騰のサカマタシャッド、ついに入手出来ました！
しかし実物に触れてみると、意外な質感に驚かされる事に・・・。
ソフトジャークベイトの常識を破る(？)、マテリアルの詳細をチェックします。

●depsからNEWソフトジャークベイトデビュー！

2015年の話題をさらったNEWソフトジャークベイト、depsの「サカマタシャッド」6inchをついに入手しました！

実は私、元ソフトジャークベイトマニアでして・・・。
野池オカッパリ時代には、それしか使ってないんじゃないの？というくらい溺愛していました。

（不朽の名作、スラッゴー。もはや知らない人もいるかも？？？）

お気に入りは、スラッゴー4インチのノーシンカーを、カバーに直接撃ち込むパワーフィネス的な使い方。
サーチスピードが早く、引っかかりにくい上、スキッピングもしやすくて本当に最高でした。
（・・・と懐かしんでいたら、何と松下プロが同じような使い方をされていて↓ビックリしました。ボートでベイトタックルですが）

★サカマタシャッド・スペック

サイズ：6インチ＆ 8インチ
ウェイト：36.5g ＆16.0g
ソルト：5% ＆ 10%
適合フックサイズ：4/0 ＆ 6/0

●まさかのヘビー＆ソフトマテリアル

このサカマタシャッド、手に取るなり「えっ？」と衝撃を受けました。
まず素材が「柔らかい」、そして塩入りで「重い」と感じたのです。

（deps HP より。なんと36.5g＆16.0g !!）

自分の中では、ソフトジャークベイトはノンソルトのハードマテリアルが常識でした。
スラッゴーやフィンズフィッシュなど、硬い素材によるクイックなダートアクションが持ち味だと思っているからです。

それに対し、サカマタシャッドは素材が非常にソフト。
極端かもしれませんが、テールのテロっとした感じなど、ワンナップシャッドみたい・・・と感じました。

（フィンズフィッシュ。これも硬くて、キビキビとしたダートが決まります）

●スティックベイトとソフトジャークベイトの違い

ちなみに塩入りに関しては、「センコーやドライブスティックも入っているのでは」？と思われるかもしれません。
しかしそれらは自分の中で「(ソフト)スティックベイト」のカテゴリーであり、「ソフトジャークベイト」ではないと思っています。

違いは、アクションのメインが「フォール」なのか「ダート」なのかにあります。
センコーなどはあまり激しくダートさせることなく、ちょんちょんとリフトしてから、フリーフォールで喰わせる使い方がメインだと思います。
ドライブスティックも同様で、フォール時の自発アクションがキーになるこれらの「スティックベイト」は、比重を上げるために塩が多く入っている製品がよく見られます。

それに対して「ソフトジャークベイト」は、キレのあるダートアクションで喰わせるのがメインだと思っています。
ですからキビキビしたクイックなダートが出るよう、通常はノンソルトの軽い素材になっている気がします。
（軽いものの方が、動きが素早くなるので）
また、激しいダートでも身切れしないという耐久性の面でも、塩は入れないものだと思っていました。

（ギャンブラーのスタッド。これはややソフトですが、やはり塩は入っていないはずです）