アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 釣り用レインギア選びのポイント・総集編

雨の釣りを楽しむための最重要タックル、レインギア。
アイテム選びのコツを一挙にまとめた総集編、最新版をアップデート!
さあ、「雨が降ったら、バス釣りに」– !

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梅雨を楽しくするレインギア選び

皆さんこんにちは、KenDです。
今年もいよいよ梅雨入りとなり、雨の季節がやって来ましたね。
個人的には、一番大好きな水面系の季節の到来です。

しかし一方で、雨の6月が嫌いというアングラーもいらっしゃると思います。
その差はどこから一体、来るのか???
重要なポイントの一つは、「適切なレインギア選び」にあると考えています。

現代のレインギアは、本当に高性能に進化しています。
コツを抑えて正しい選び方をすれば、雨の釣りが劇的に快適になるのは間違いありません。
というわけで、安くて実用的な雨対策についてお伝えしていきたいと思います。

※結論だけ早く知りたい!という方のために、最初にお勧め品だけを簡単にまとめておきますね!

・本格レインウェア:レインダンサージャケット&パンツ(モンベル)
・簡易レインウェア:イージス(ワークマン)
・レインブーツ:バードウォッチングレインブーツ(日本野鳥の会)
・レインカフス:Slowtaperオリジナルレインカフス

 

最も大切な”レインカフス”

さてレインギア選びと言えば、まずはレインウェアに目が行く事と思います。
しかし私が最重要アイテムだと考えているのは、小さな巨人・「レインカフス」です。

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「雨対策のキモは、手首にあり」

袖口からの直接浸水を防ぐ事が、防水対策のキーポイントだと考えています。
そんな私のお勧めは、”Slowtaperオリジナルレインカフス“。
各メーカーの物を色々使いましたが、個人的にはこれが最高だと感じています。


 

本気のレインウェアは”ゴア”一択

次にレインウェアのお勧めですが、本降りの雨に真っ向勝負するならゴアテックス“一択だと最近は感じています。
実は釣り用にはそこまでは要らないと思っていた私ですが、近年認識を改めました。
このところ日本でも豪雨傾向が強く、梅雨でもシトシト雨というよりスコールのような大雨になる事も。
時間3mmを超えるような雨が一日中降り続く場合、ゴア以外の「○×テックス」では結局浸水してしまうと痛感したのです。

(この動画の時は、レーダーで5mmの雨になっていました)

0.3mm・・・小雨(これくらいならどんなウェアでも余裕)
1mm・・・雨(けっこう憂鬱)
3mm・・・本降り(一般アングラーの過半数は釣りをやめる)
5mm・・・土砂降り(90%くらいのアングラーは釣りをやめる)
10mm・・・滝行(何らかの修行者くらいしか釣りを続けない)

ちなみにゴアテックスのスペックは、モノにもよりますが耐水圧50,000㎜以上、透湿性25,000g/㎡・24hrs以上と圧倒的。
圧が掛かる膝やお尻周りは特にジワッと濡れやすいのですが、そうした浸水もほとんどありませんでした。
ウェア内部にたまった水蒸気が結露して、水滴でヒヤっとする事も少なく、段違いのドライ性能を実感したのです。

(レインウェアの内側って、こんな風に結露してしまいやすいのではと。。。)

類似の防水ファブリクスだとせいぜい耐水圧20,000㎜、透湿性10,000g/㎡・24hrs程度なので、ハッキリ言って勝負にならない性能差です。
あとはその性能を必要とするか否か?の問題になってくるのだと思いますが・・・。
土砂降りの中で修行のような釣りを続けるアングラーには、これ以外の選択肢は無いと言っても過言では無いでしょう。

しかしいくら生地が優れていても、ファスナーや襟元など開口部から雨が入っては台無しです。
特に問題となるのが袖口で、上で紹介したレインカフスを使っても大雨を完全に防ぐことは出来ません。
ですから完璧を期す場合、釣り用にデザインされた二重袖のウェアを選択するのがベストだと思います。

しかしゴア+二重袖の釣り専用ジャケット↑には、値段が高いという弱点があります。
そんなわけで導入したのが、モンベルの”レインダンサージャケット&パンツ
上下別でそれぞれ1万円台と言う、本格GORE-TEXとしてはおそらく最安のウェアではないでしょうか。
上のジャケットのみ釣具メーカー品にして、パンツはレインダンサーにすると言う組み合わせもアリだと思います。
※なおバスボートで高速移動する際には、胸あたりまであるビブタイプが良いようです。暑そうですが。。。

(パンツの前開きが止水ジッパーだとなお良いのですが・・・)

 

簡易ウェアは”ワークマン”で決まり!

しかしゴアテックスウェアは良いお値段がする上、消耗品なのでお財布には非常に辛いところです。
そんなアングラーの救世主となるのが、何と上下5,000円で買えてしまうというワークマン“レインウェア
耐水圧10,000㎜、透湿性8,000g/㎡・24hrs程度のスペックながら、ポケットを省略するなど簡素化して実際の防水性能が高められています。
私も実際に使い込んできましたが、1~2mm程度の少雨までなら十分実用に耐えると感じました。

もちろん一日中本降りだと生地から浸水してしまいますが、そこまでしてやりたいか?はよく考えてみる必要があると思います。
ちなみに自分なら行きますけれど、ガチ雨の中釣り続けるというのはほぼ修行に近い荒行ではないでしょうか。
釣りに対するスタンスが週末のレジャーであるならば、そんな日に出て本当に楽しめるのだろうか?と言うのはちょっと疑問に感じます。
あと「もう少し奮発して耐水圧20,000mmぐらいのを・・・」と考えるのであれば、もういっそのことゴアテックスに手を出してしまった方が後悔が無い気がします。

(これが試合とかプラだとかになると話は全然変わってくるわけですが。。。)

ただしこのような簡易レインウェアは誰もが一着は持っておくべきだと考えていまして、その理由は“本格レインウェアの温存”にあります。
ちょっとした雨や晴天時のウィンドブレーカー目的など、この手のオールウェザーアウターを使う頻度は非常に高いと思うのですが・・・。
たとえ晴れていても紫外線や埃で生地はどんどん傷んでしまうので、寿命を延ばすためにはなるべく豪雨以外でゴアテックスウェアを使わないのに尽きると思うからです。

 

足元は防水性重視

最後にフットウェアに関しては、「防水性」を最重要ポイントと考えています。
ゴアテックス等の防水ブーツは、縫い目等から?どうしても浸水してしまいがち・・・。
それならば防水性の高さを重視して、普通の長靴を選ぶ方がお勧め。
最近はゴムが柔らかくて履きやすく、折り畳んで持ち運びも簡単な日本野鳥の会のレインブーツが気に入っています。
座った時にズボンの裾がズリ上がっても、丈が長いので雨が侵入し辛いのもポイントです。

(足首周りが柔らかいので、エレキも踏みやすいです!)

しかし夏場は暑さ対策も必要なので、そんな時お勧めなのがレインスパッツ(モンベル)”
普通の防水シューズの上からかぶせるだけで、ズレたりしなければ本当に浸水知らずになります。
これなら晴れたり降ったりを繰り返しても履き替えなくて済みますし、荷物が増えないので本当に便利です。

 

おまけ:帽子のクリップも忘れずに

それから最後にちょっとしたライフハック(?)として、帽子にクリップを付けておくと便利です。
風でカッパのフードがめくり上がってしまうのを避けるためで、特にボートなら必需品でしょう。
文房具コーナーに売っているもので十分ですので、100円ショップで探してみて下さい。

・・・以上、私が実施しているレインギアのチョイスを紹介させて頂きました。
同じ商品でなくとも、参考記事に書いた選び方のコツを抑えれば、快適な釣行が出来るはずです。
ぜひ、少しでも多くの方に雨の釣りを好きになって頂けたらと思います。

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それから良いウェアはやはり高価なので、性能を持続させ、寿命を伸ばすためのメンテナンス↓もしっかり実施してみて下さい。

 

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    • 某周
    • 2020年 6月 16日

    いつも楽しく読ませていただいてます。
    この時期のアウターについては仰るとおりゴアテックス最強だと思うのですが、その下のレイヤーはどうされてますか?普通にTシャツなどの軽装くらいしか考え付かないのですが、これでもかなり蒸し暑さを感じるので、それを軽減するいいアイディアがあれば教えていただきたいのですが。

    • いつもありがとうございます!
      この時期群れるのがキツイかと思いますので、いわゆる速乾性の冷感コンプレッションウェア?的なものを着用しております!

  1. いつもメチャ楽しんで読ませてもらっています。
    個人的には、格安レインウエアは無しで、ゴアのみで良いと思います。
    我が家には10年、20年選手のゴアがありますがまだ全然平気で使えます。
    (それほどヘビーユースではないからでしょうが...海やスキーでも使用しています)
    撥水性は落ちた気はしますが、乾燥機などで熱を加えると見た目はバリッと仕上がります。
    ゴアを使い倒して、5~10年くらいで交換した方が作りも新しくなるしいい気がします。
    大切に使用すると余裕で10年保つ感じです。

    • いつもありがとうございます!
      まさにご指摘の使用頻度の問題かと思うのですが、上手に使えば持たせられますよね(^^♪

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