1Dec
房総リザーバー、続々解禁!
飛び交う朗報の舞台裏には、1人のレジェンドの存在が・・・。
それはバスフィッシングの未来を変える、力強いメッセージなのかもしれません。
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新たなるバスフィッシングの聖地
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
早いもので、今年も残すところあと一カ月なりましたが・・・。
日本バスフィッシング界・2017年最大のトピックと言えば、それは「房総リザーバーの解禁」では無かっただろうかと個人的に思います。
戸面原(とづらはら)ダムに引き続き、三島ダムでもバスアングラーへのレンタルボートが解禁・・・。
聖地とも言える亀山・高滝ダムを擁する千葉県・房総半島は、バスフィッシングの一大メッカへと成長していっているように感じます。
(解禁後の両湖で、皆さんの素晴らしい釣果がSNSを賑わわせておりますね!)
【晩秋の三島ダム】バサーへのレンタル解禁された三島湖でダヴィンチやブルフラットで良型キャッチに成功!
伝説の仕掛け人
背後の事情を知らない私のような遠方者には、突然幸運が降って沸いたようにも見えましたが・・・。
もちろん一連の動きは偶然では無く、背後には数々のストーリーがあったようです。
そしてその仕掛け人こそが、日本を代表するバスフィッシングのレジェンド・田辺哲男プロその人だったのです。
詳しくはBasserの記事を読んで頂きたいと思うのですが、今日の開放に至るまでには、実に10年以上に及ぶ田辺プロの遠大な戦略があったと聞きます。
新たなるフィールドを開拓し、守り、そして育ててゆく・・・。
日本バスフィッシング界を牽引し続けて来た田辺プロの大いなる”夢”が、また1つ結実したのがこの2017年だった、という事なのではないでしょうか。
(Basser誌より。そしていきなりロクマルキャッチとか凄過ぎです・・・www)
種をまく人
ところでバサー同士で話をすると、最近よく話題に上るのが「バスフィッシングの未来」について。
それも、あそこの釣具屋さんが無くなって・・・とか、トーナメントでは食べていけなくて・・・等々、暗い話題が多いように感じています。
これに関しては私も、正直全く楽観視していません。
というよりもスポーツフィッシングという文化が無い上に、特定外来種という法的な縛りがある日本の現状では、「何もしなければ、ひたすら衰退の道をたどる一方」なのはこれまでの歴史が証明しているのではないかと思います。
ではバスフィッシングの未来は暗いのか?といえば、私は決してそうは思いません。
今回の房総の件を知って強く感じたのは、大切なのは明るいとか暗いとか”予想”する事ではないということ。
自分たちの手で「明るくする」というアングラーの決意と行動があれば、未来は変えられる。
そんな田辺プロからの、力強いメッセージのように感じられてならなかったのです。
何もしなければ、衰退する。でも、行動すれば未来は開ける。
当たり前かもしれないけれど、なかなか信じ続けるのが難しいこの事実。
それをあらためて信じる勇気を与えてくれた、一連のニュースだったように思います。
もちろん田辺プロがその「種」を撒き始めたのが10年以上前(下手をすると20年近く?)だったように、芽が出て、花が咲き、実を結ぶまでには多くの時間が必要でしょう。
しかし今、私たちがそれぞれ出来る事に懸命に取り組んでいかなくては、10年後の未来は無いに違いありません。
日本のバスフィッシングの未来は?と問われたなら、「明るくします」と答えられるよう、思いを新たにした次第です。
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コメント
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2017年 12月 31日
日本のゲームフィッシング史にこれほどの功績を残した人は後にも先にもでないでしょう。
こんな方が作ってる製品はついつい手に取りたくなってしまう、今のバス業界では稀有な存在です。
本当にその通りで、日本バスフィッシングの黎明期から、一貫して先頭を走り続けて来た偉大な先人だと思います。
この後に、しっかりと続いていきたいです(^^♪
金儲けしか考えないどこぞのバス界の大先生とはえらい違いだなー
・・・はい(苦笑)、本当にその通りですね(;^ω^)
逆風吹き荒れる昨今の状況の中でうれしい話ですね
駆除しろと言われないように大事にしたいものです
本当に嬉し過ぎるニュースでした!
この貴重な動きを各地に広めていけたらと考えています。
バスフィッシング黎明期から常に先頭を走りつつ今もなお衰えない、化け物ですよこの人は。
この人にとっては特定の誰かではなく全てのアングラーが後輩であり全てのアングラーに対して成長しろよ、と言わんばかりの行動と結果ですからね、頭が上がりません。
なかなか商売的には結びつかなかった時代が続いてたけど最近は時代が追いついてきたなって所で人気になっているようですし昔からのファンとしては嬉しい限りです。
「全てのアングラーが後輩」、まさにその通りですね!
常に先頭を走り続けて来た偉大なる先達の背中を見て、私たちも頑張らなければと勇気づけられました!