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[一体いくら?] フルサイズ・バスボートの夢と現実

バスフィッシング界の華、きらびやかなフルサイズ・バスボート
圧倒的な走破性と安定感は、まさに湖上のGTカー!!
バサー垂涎のドリーム・ボートの、夢と現実を考えます。。。

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12月の病

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
実は私、毎年この時期になると持病のように発症する症状があります。。。
それが恐怖の、「バスボート欲しい病」です(笑)。

別にバスボートが無くたって魚は釣れるし、釣りの楽しみがスポイルされるものでも無いと思います。
でもやっぱりバサーとしては、どうしてもあのカッコ良い乗り物に憧れてしまう。。。
そんな方も少なくないのではないでしょうか。

(bassmaster.comより)

というわけで今回はしばし現実を忘れて(笑)、夢の中へと旅してみたいと思います(苦笑)。

 

フルサイズ・バスボートって何だ?

ところでバスボートにも、当然ながら色々なサイズがあります。
その中でも最も大きく華やかで、各社のフラッグシップとなっているのがフルサイズクラス。
長さにして20ftオーバーの船が、概してこのように呼ばれているようです。
(いや、20と21ftは全然違うだろ!というお話もあるかと思いますが、大まかな目安として)

BASS BOAT JAPANさんHPより。RANGER・Z521Lは、超ワイドビームで静止安定性抜群らしいです!)

もちろん船外機も巨大で、多くのモデルが225~300馬力程度の高出力エンジンを搭載。
2スト/4ストの違いはありますが、排気量にすると大体3000~4000cc程度のモデルが多いようです。
車で言ったら、さしずめレクサスLSやメルセデスのSクラス、BMWの7シリーズといったところでしょうか???
(すいません、高級車とか全く詳しくないのでテキトーですwww)

fusion boatsさんHPより。TRITONの21TRX

そしてこのクラスになると、なぜかマーキュリー(2ストのOptiMax Pro XSもしくはスーパーチャージャーのVERADO)とヤマハ(4ストのVMAX SHOシリーズ)のシェアが圧倒的なようです。
他にもエビンルードスズキホンダなどもありますが、かなり少数派の模様。
なおアメリカではスピードを求めて(?)MERCURY、日本では燃費重視(?)でYAMAHAの方が人気が高いみたいです。
(この辺り、小耳にはさんだ程度ですので間違ってましたらご指摘ください)

Be FreekさんHPより。BASSCAT・lynxワイドビームになったのに激速らしいです。。。)

もちろんスピードはバカっ速で、静止安定性重視のレンジャーあたりでも110km/h台は堅いようです。
走り重視のチャンピオン系のハルを持ったバスキャットチャージャーレジェンドあたりなら130km/hオーバーにも手が届くとか・・・。
(とはいえ、スピードだけならアリソンボートが圧倒的らしいです。何と150km/hオーバーのバスボートも!?)

藤木プロのブログより。来季はチャンピオンのハルをそのまま復刻したCHARGER・210エリートに乗り換えるというのが話題になりましたね)

チャージャーボートJAPANのHPはこちら

私もちょこちょこ人様のボートに乗せてもらう事があるのですが、このクラスの安心感はやはり別格です。
琵琶湖北湖で荒れてきたりするとドキドキですが、多少の波などものともしない走破性はさすがフルサイズ!
もちろんボートによってだいぶ違う(レンジャー系は刺さったりしやすい)らしいですが、自分の小船とは比べ物にならないくらい波当たりの衝撃が柔らかいなぁと感じた次第です。

スナガHPより。唯一の国産フルサイズ艇、SUNAGA・205X。造りは良いと聞きますが、走りや安定性はどうなのでしょうね。。。)

もちろんデッキ面積も広いので、3人でキャスティングする事が可能になります。
この辺り、ガイド業を営まれる方などでは大きなアドバンテージとなるのではないでしょうか。

(SKEETER HPより。スキーター・FX21は青木大介プロも乗ってますね)

 

厳しい現実のハードル

そんな素晴らしいフルサイズバスボートですが、所有するにはいくつものハードルが立ちはだかります。
まずは値段の問題ですが、国内での新艇価格はおおよそ800~900万円台が多い模様。
個人的にはキツイというより、もはや現実の選択肢としては考えられないレンジです。

(ハーツマリンさんHPより)

ただしバスボートは中古価格が落ちにくいようで、10年位乗った船でもかなり良いお値段がついています。
中古で買って中古で売る・・・という選択肢を考えると、実は乗っている間の価値の減少は意外と少ないのかもしれません。
(たとえば中古400万円で買って、300万円で売れば使った費用は100万円ですよね)

ところが本体価格のハードルを何とか越えたとしても、ランニングコストが重くのしかかってきます。
今の4ストエンジンはだいぶ燃費が良くなったようですが、それでも走り回れば何十リットルもガソリンを消費します。
しかもスズキ以外は(確か)ハイオク指定ですし、2ストならさらに混合オイル代も掛かってくるのです。
(昔の2ストみたいに、1日100l炊いた・・・なんて事はほとんど無いようですが、1日20~50lくらい使う方が多いそうです)

(YAMAHA HPより)

しかし何よりも痛いのが、「故障による修理代」
この手の高出力エンジンは、(台数がたくさん出なくてフィードバックが少ないせいか?)本当によく壊れると思います。
トーナメント中に船外機が壊れた選手を非常によく見かけると思いますが、たとえYAMAHA等の日本製でも非常に高頻度で故障していると思うのです。
(低馬力モデルの方が、台数が多く出るせいか圧倒的に壊れにくい様な・・・)

(doctordmarine.comより)

そしてもちろん、いったん壊れれば部品代は高くつきます。
一発数十万は当たり前、酷い場合は100万掛かったという話も耳にした事が・・・。
船は何でもそうですが、ランニングコストを考えておくのが極めて重要だと感じます。
本体だけは何とか買えても、維持できなくなって手放す方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

さらに言えば、フルサイズバスボートは「お金さえあればベストな選択」だと言い切る事も出来ません。
なぜなら日本のフィールドでは、大き過ぎて使いにくいという事もしばしば・・・。
(シャローでの取り回しが悪いとか、狭い水路に入れないなど)
逆に言えばこのサイズをフルに生かせるフィールドは、国内では琵琶湖北湖霞ケ浦しかないと言っても過言ではないのではないでしょうか。

しかもそもそもフィールドによっては、スロープのサイズ上持ち込めないところも少なくないでしょう。
たとえそこをクリアできたとしても、この巨大な船を日本の道路で牽引して回るのはものすごく大変です。
ランクルはもちろん必須ですが、狭くて通れない道が滅茶苦茶多いかと)
国内を頻繁にトレイルして使う場合には、大きな足かせになる事は間違いないと思います。

(BoatTEST.comより。NITRO・Z21もカッコイイですね。。。)

というわけで夢と憧れのフルサイズ・バスボートですが、現実には数多くのハードルが存在します。
一生懸命働くのは前提として(笑)、琵琶湖もしくは霞ヶ浦限定マリーナに預ける形がメインになるのではないでしょうか。
欲しいなぁと思って検討した事は星の数ほどありますが、考えるたびにむしろ遠のいていく遥かなる存在です(苦笑)。

(bassmaster.comより)

というわけで次回は、日本に多いミドルサイズバスボートについて考えてみたいと思います。

 
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    • 774
    • 2017年 12月 19日

    船外機もヤマハのSHOと比較するとベラードは壊れないですね
    アイドリング静かだし燃費良いしパワステでハンドル軽いし良い船外機だと思うけど
    国内販売価格が高いのと別途リギングキットが必要になるのでSHOに比べて
    70~100万位お値段上回っちゃうのでベラード選択する人はほぼ居ないですね><
    あとはアメリカ製って言う偏見ですかねw

    トラブルレスで言えば200馬力までですとスズキ最強なのですが
    20ftオーバーのフルサイズボートには少しばかり非力なので
    250馬力とか300馬力も海外だとL脚あるので日本で売ればいいのにと

    • おお、貴重な情報ありがとうございます!
      ベラードはアメリカのサイトを見ていると結構人気がありそうなのに、国内は全然だなと思っていたらそういう理由があったのですね!
      個人的にはトラブルレス性を最優先させたい(お金が無いw)ところなので、スズキには高馬力帯も展開して欲しいです!!

        • 774
        • 2017年 12月 20日

        スズキの船外機なのですがマーキュリー、ヤマハと比べると
        ギア比がハイギアなので速度は出ませんしプロペラの選択肢も
        純正かSOLAS位しか選択肢がないので速度やペラの選定での
        走行性能のセット出しの幅はマーキュリー、ヤマハよりも
        狭くなるのがちょっと痛いところですかね

        • さらに詳しくありがとうございます!
          なるほど、ギア比の問題もあるわけですね。。。
          ペラの選択肢も現実的には大きな問題になるでしょうから、その辺りがシェアを落としている理由なのでしょうね。

  1. 2018年 1月 06日

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