アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

テンポよくスローに誘える、バックスライド系ノーシンカー。
王道の“ファットイカ”を超えるワームはあるのか！？
予想外に効いた意外な（？）一品を紹介します。

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バックスライドの王道”ファットイカ”

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD（けんでぃ）です。
さて今回はアメリカ話をちょっと離れまして、日本的な釣りの話・・・。
いわゆる「バックスライド系ノーシンカー」について書いてみたいと思います。

私がこのジャンルの威力を知ったのは、5月の長良川。
ジグをストンと落としても喰わないアフター絡みのバスを、ふわっと落として釣れるのを実感しました。
それでいて普通のジグのように、テンポよく撃っていけるキャスタビリティも併せ持っていたのです。

それからこのジャンルのワームを色々と使ってみたのですが、やはり王道は“ファットイカ“。
フォール時に細かくバイブレーションするのが良い？らしいのですが、ともかく能書き抜きに良く釣れます。
素材が脆い（＆単価が高い）のが玉に傷ですが、確かに非常に優秀なワームである事は間違いないでしょう。

 

明らかに釣れ方が違うバックスライド

しかし他のワームも色々と使っていく中で、1つだけ「あれっ？」と釣果の違いを感じたものがありました。
それがOSPの“ドライブスティックファット4.5インチ“。
イカで流した後に、ルアーをつけ替えてモアバイトを引き出す事が出来たのです。

これは旧来のドライブスティックを少し太くして、バックスライド用にキャスタビリティを上げたモデルとの事。
自重は11.4gと、ほぼファットイカ同等で非常に投げやすくなっています。
そしてその上、どうもイカに反応していないバスを反応させられる？ような気がするのです・・・。

ただしフォール時にウネウネ動くテールが効いている？のか、正直言って理由は良く分かりません。
ファットと言ってもイカに比べれば明らかに細長いので、そのシルエットが効いている可能性もあると思います。

（ちょっとテナガエビっぽい？のかも？？）

ともあれ私の思い過ごしかもしれませんが、特にややクリアアップした状況下で有効なように感じている次第です。

（ドライブシャッド同様、ウネウネ動くアクションってクリアな時に効くんですかね？）

ちなみにセッティングは、ストレートフックの#6/0（ダイワのパワーストレート）を組み合わせるのがフェイバリット。
ピッチングでの近距離戦なら貫通力は充分で、スッポ抜けも非常に少ないと感じます。
（ちなみにこれはちょっと大きめのセッティングで、#5/0でも良いと思います）

ただしやっぱり弱点もあって、ボディの上面からラインが出るのでカバーの抜けが非常に悪いです。
アシやブッシュが折り重なったカバーだと、V時になった場所に挟まってしまう事もしばしば・・・。
ですのでクリアアップ時のライトカバー用という、ちょっとフィネス的なポジションで登板させています。

（OSPホームページより。きちんとセッティングの解説がされているのは好感持てますよね）

というわけで「バックスライドはイカだけでいいや」と思っている方に、ぜひ一度ドライブスティックファットも試してみて頂きたいと思います。
（ちなみにちょっと投げにくいのですが、普通のドライブスティックのバックスライドセッティングも超釣れる気がします）

 
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