20Jul
非情の酷暑が襲い掛かる、今夏の日本列島。
熱中症で倒れないために、重要なのは水分補給!
生死を分けるかもしれない、“正しい飲み方“をおさらいします。
notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!
猛暑の釣り場で倒れないために
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
軒並み35℃以上、ところによっては40℃という殺人的な猛暑となっている今夏。
もはやここまでくると、日中釣り場に立つのも命がけと言っても過言ではないでしょう。
熱中症で搬送される患者数も、記録的な数に上っていると連日報道されています。
仕事や学校活動中など、どうしても避けられない場合もあるかとは思いますが・・・。
レジャー中に倒れて、周りに迷惑を掛けることは何としても避けたいところです。
というわけで昨年も、「釣り場での水の飲み方」についてシェア致しました。
今年はさらに分かりやすく、結論だけをカンタンにまとめてみたいと思いますのでぜひご一読ください。
(理由等については、過去記事↓を参照ください)
水分は最低3~4リットル
さてまず水分補給の量ですが、成人男性が一日釣りをするのであれば最低3~4lは必要だと思われます。
つまり「2lのペットボトル1個では全然足りない」ことを肝に銘じておくべきでしょう。
釣り場で水が足りなくなって、途中から飲むのを我慢・・・というのは最悪のパターンですので、水分は必ず多過ぎるくらい持っていきましょう。
必ず塩分も摂取する
しかし水分といっても、ただの水を飲むだけでは十分ではありません。
なぜなら汗と共に大量の塩分が失われるので、水だけ飲んでいると体液が薄まってかえって脱水を招く事もあるからです。
ですから水を飲む場合は塩飴をなめるか、もしくはスポーツドリンクで塩分も同時補給するべきでしょう。
(大塚製薬HPより)
糖分の取り過ぎにも要注意!?
しかし、「じゃあスポーツドリンクを4l飲めばいいってわけね!」・・・とはいかないのが難しいところ。
なぜなら清涼飲料水には多量の砂糖が入っているので、あまりガバガバ飲み過ぎると“ペットボトル症候群“という病気になってしまう事があるからです。
詳しくはリンク先を参照して頂きたいのですが、あまり糖分を取り過ぎると「若くても」急性の糖尿病のような症状を発症してしまうとの事。
ひどい場合は意識不明になったり死亡するケースもあるという事で、決してたかが砂糖などと油断できないわけです。
ベスト・セレクトはOS-1
では一体どうすれば良いのか!?と言いますと、ベストな選択肢は“経口補水液”OS-1。
別名「飲む点滴」とも呼ばれ、脱水症状に使われる元々医療用の製品です。
当然ながら塩分や糖バランスは最適で、これを超える効果の飲み物は無いと言っても過言では無いでしょう。
しかし問題は価格の高さで、粉末パウダーを溶かしても1lあたり360円程度。
もちろんプロなら決して惜しむべき投資では無いと思いますが、一般に常用するのは抵抗があるのではないでしょうか。
(ちなみに、大塚製薬の公式HPで通販出来ます)
(1日4l飲んだら1500円くらいになっちゃいますもんね・・・)
コスパ重視の決定版「スカイウォーター」
そこで最近見つけたお勧めが、クラシエの”スカイウォーター(パウダー)”。
糖分が一般的なスポーツドリンクの1/3程度で、最も水分の吸収が良いとされる2.5%前後に調整されています。
(クラシエHPより。実はポカリスエットとかアクエリアスって6~7%あるんですよね・・・)
しかもパウダーで買えば、1l当たり74円という格安の設定も嬉しいところ。
これまでは粉末ポカリを半分に薄めたりしていましたが、これを溶かすだけでオールOK!な決定版的スポーツドリンクと言えるのではないでしょうか。
(ただし、味は薄いですw)
粉末タイプのスポーツドリンクを比較!管理栄養士のおすすめはコレ!
※ちなみに糖分ゼロの「スカイウォーターzero」もありますが、水分の吸収効率が悪くなるのでノーマルの方が良いかと・・・
一気飲みNG!コツはこまめに飲む事
次に飲み方ですが、のどの渇きを覚えてから一気に飲む・・・という飲み方はNG。
たくさん飲んでも急には吸収できないので、胃の中で水分がタプタプするだけになってしまうのです。
(身に覚えのある方、いらっしゃいませんか?)
ですから「渇きを覚える前に」こまめに飲むのが重要で、個人的には15分ごとに飲むよう心掛けています。
「ちょっとぬるい」がちょうど良い
そして水分摂取の最後のコツは、ずばり「冷やし過ぎない」事です。
暑い日にキンキンに冷えた飲み物が美味しいのは確かに良く分かるのですが、冷た過ぎると吸収が悪くなってしまいます。
それを多量に飲もうものなら、胃腸を壊して夏バテに・・・とどんどん体調悪化に繋がってしまう事も。
というわけで温度は5~15℃程度、“ちょっとぬるい”くらいにしておくのが理想的なのだという事です。
熱中症は防げる
というわけで、熱中症を防ぐ対策について書いてみました。
最後にもう一度、ポイントだけを表にまとめてみたいと思います。
・3~4l以上携帯する
・「OS-1」か「スカイウォーター」がお勧め
・渇く前にこまめに飲む
・冷やし過ぎない
しかしアナタ、何でそんなに詳しいの?と不思議に思われるかもしれません。
何度も書いていますが私かなりのモヤシっ子でして、自慢じゃないですが体力の無さには自信があります(爆)。
ですからウェアについてもそうですが、倒れないように人一倍気を使ってきたというわけです。
その効果あってか、ちゃんと対策をしてからは一度も暑さでダウンした経験はありません。
私ですら酷暑のレッドリバーを乗り切れたわけですから、きっと誰にでも効果があるはず・・・!
モヤシッ子でも倒れない熱中症対策、是非参考にして頂ければ幸いです。
(参考になった!と思われましたら、シェアにご協力お願いします)
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2018年 7月 29日
-
2018年 8月 09日
いつも楽しく記事を拝読させて頂いております。
釣りへの知識、腕前、何より情熱に頭が下がるばかりです。
さて、水分補給について書かれておりますが、温度については誤りがあるように思います。参考にされた記事には冷たいものと書かれておりますがいかがでしょうか?
私も冷たいものが正しいと思います。
細かいミスをほじくり返すようで心苦しいのですが、もしかすると命に関わることがあるので指摘させて頂きました。
ご確認頂ければ幸いです。
私も浜松人です。どこかですれ違っているかもしれませんね。
ではでは。
おお、浜松の方でしたか!いつもありがとうございます(^^♪
そうですね、どの程度の温度を「冷たい」と表現するかは難しい所なのですが、温度的には5~15℃くらいが良いみたいです。
暑い日なら十分冷たいと感じる人もいるかもしれませんが、キンキンではありませんのでぬるいと感じる方もいるでしょうから難しいかなと・・・(;^ω^)
また今後ともよろしくお願いします!
いつも楽しく拝見させて頂いています。
水分補給ならグリコのCCDが最高かと。
ガバガバ飲んでも胃に溜まりにくいですし。
いつもありがとうございます!
いきなり脱線してすみませんが、名ロッドを冠したハンドルネームが素敵ですね(笑)。
グリコのCCD、恥ずかしながら初めて知りましたので試してみたいと思います!!
いつも楽しく拝見させて頂いています。
仕事柄、この時期は熱中症対策に気を付けているんですが、OS-1は飲むタイミングが難しく私共は軽い熱中症の症状が出た時に飲むようにしています。
健康な状態で飲み続けると体への吸収が良すぎてお腹を壊してしまったりします。
メーカーHPでも軽度から中度の脱水状態の時にお飲みくださいとあります。
外で大量に汗をかくのならカロリーの少ないスポーツドリンクと塩飴や塩のタブレットを持って行ったほうが良いかと思います。
熱中症の対策で飲み物ばかり気を付けてしまいがちですが飴やタブレットも手軽で良いですよ。
いつもありがとうございます!
お腹を壊す事もあるのですか・・・貴重な情報ありがとうございました。
塩飴等の併用も良さそうですね、今度探してみたいと思います(^^♪