4Oct
幾多の試合で勝利を飾ってきた、“サイトフィッシング”の技術。
その圧倒的な破壊力は、想像を絶するものだった?
目の当たりにしたサイトの強さに、かえって悩みが深まります。。。
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サイトフィッシングの威力
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
昨日は、豊英ダムでの松本幸雄さんの天才っぷりをお伝えいたしましたが・・・。
本日は50UPを釣らせて頂いた、サイトフィッシングについて書いてみたいと思います。
さて私、実はサイトフィッシングの経験がほぼ全くありません。
基本的に、見えているバスは釣れないような気がしてしまい・・・。
サイト・マスターの皆さんの凄過ぎる釣果を見るたび、いつも魔法を見ているような不思議な感覚でした。
(※注:ここでは非ネストのサイトフィッシングについて書いております)
そして松本さんのサイトを見せて頂いて驚愕したのは、「こんなに超近くでも喰うのか!」という事でした。
ボートの真下とまでは言いませんが、距離は5mも無いくらいのまさに足元・・・。
しかもマットカバーの下というわけでもなく、バスからアングラーが丸見えの状態だったのです。
松本さんのサイトの奥義(?)についてはikahimeさんがまとめて下さっているので参考にしていただきたいのですが・・・。
「バックウォーターでは前の船に電柱一本分くらい離して付いていくことで、驚いて逃げてきた魚を発見できる」という話はショックでした。
なぜならそれは、ボートのプレッシャーがかかっても食わせることが出来るという事を意味しているからです。
ただし喰う個体と喰わない個体の見極めは重要で、「止まらずにピューっと逃げて行ってしまう魚」は難しいとの事。
逆に言えばカバーに逃げ込んだり、ボトムに張り付いて止まった魚は見込みアリ。
その上でバスの視線の先や進行方向にルアーを投げ、あたかもバスから発見したかのようにアプローチするのが大切なのだそうです。
その上で「バスが好むルアーを的確にセレクトする」事が重要で、「沈む虫(ヤゴーン)」と「ミミズ系ストレート(スワンプミニジュニアのノーシンカーワッキー)」のどちらかでたいてい反応するとの事。
合っている方のルアーをプレゼンテーションした瞬間、嘘のように喰ってくるのを目の当たりにしました。
それからPE0.2号+フロロ1号リーダーという超ライトラインだったので、沈みブッシュに巻かれないか冷や汗もののファイトでした。
しかし貸して頂いた「999.9(フォーナイン)6.6ft-2lb」というロッドが、まあ良く曲がること曲がること!
深くベンドすることで魚の泳ぎを止め、いなしながら上げてくることで何とかキャッチできました。
個人的にこうしたテイストは大好きなのですが、ナマズや雷魚・ソルト等、いかにも大物の釣りに精通したアングラーの作るロッドだなぁ・・・としみじみ感じる一本でした。
というわけで晴れ上がった厳しい房総リザーバーで、55クラス(バレてしまいましたが)&50UP、その他諸々という驚きの釣れっぷりとなった松本さんのサイト。
特にサイズを選んで釣るという意味では、その圧倒的な強さをヒシヒシと実感しました。
リザーバーの大会でサイトがウィニングパターンになる事が多いのも、なるほどと納得した次第です。
しかし逆に、これは手放しでは喜べないなと感じたのも偽らざるところでして・・・。
非サイトの釣りでこれに打ち勝つのは、並大抵のことではないと痛いほど実感させられました。
この日一緒だったikahimeさんが、「サイトを覚えると、他の釣りが出来なくなる」と語られていたのがいつまでも耳に残りました。
(ここで試合をするとしたら、一体どうやってサイトに対抗すればよいのか?悩んでしまいます。。。)
とはいえ、自分の知らなかった新しい釣りを教えて頂けたのは本当にありがたい経験でした。
これを自分の武器にする・・・という所に至るかは分かりませんが、もっとサイトをやりこんでみたいという強く感じた次第です。
貴重なテクニックの数々を惜しみなく教えて下さった松本さんに、この場を借りて心から感謝したいと思います。
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2018年 10月 05日
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