19Dec
abemaワールドチャレンジに、相次ぐトッププロの移籍・・・
突如バスフィッシングシーンに激震を起こした、“チャージャーボート“の旋風。
今業界に起こりつつある、地殻変動について考えます。
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吹き荒れるチャージャーボート旋風
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
藤田京弥選手の活躍やabema World Challengeなど、2018シーズンもたくさんの話題に満ちた一年でしたが・・・。
日本バスフィッシング界に激震を走らせたビッグニュースと言えば、“チャージャーボート“の旋風を挙げないわけにはいかないでしょう。
ノンボーターの方にはなんじゃそりゃ?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。
日本総代理店となる「チャージャーボートジャパン」が立ち上がるや、いきなり国内外の有力選手がごっそり契約!
福島健プロや野村俊介プロといった、TOP50の常連プロ達をはじめとして・・・。
草深幸範プロや蛯原英夫プロといった、WBSのトッププレイヤーもこぞって加入。
さらにはアメリカ西海岸のトッププロ、ボブ・トッシュといった一流どころに加え・・・。
何とあの大森貴洋プロや深江真一プロまでもが移籍するという、バスボート界隈の一大事件と言っても過言ではないでしょう。
(深江プロのインスタより。2選手ともレンジャーとの繋がりが強かったので本当に驚きました)
※追記:昭和電機グループ(SDG)との契約なので、チャージャーボートに乗るとは限らないのでは?というご指摘をいくつか頂きました。
確かにその通りで、ベクサス他色々な可能性が考えられるかと・・・。情報ありがとうございました<(_ _)>
その影響は多くのイベントにも及び、バサーオールスタークラシックという一大祭典をもサポート。
話題沸騰の“abemaワールドチャレンジ”も、そのスポンサードがあったからこそ実現した大型企画と言われています。
というわけで、突如としてバスボート界に嵐を巻き起こしたチャージャーボートジャパンとはいったい何者なのか?
破竹の進撃を続ける気鋭のメーカーについて、見聞きしてきた情報をまとめてみたいと思います。
なぜ今チャージャー?
ところでまず前提としてお断りしておきたいのは、私自身はバスボートについてさほど詳しく無いという事です。
国産の海用FRP艇に乗り続けてきたため、一度もバスボートを所有した経験がないためですが・・・。
(レンタルで自分で借りたことは10回くらいあります)
そんな浅い知識の範囲では、チャージャーは中堅メーカーというか、そこまでメジャーではないような印象を持っていました。
(バスボート専業メーカーではなく、色々な船を作っているようです・・・)
そんなバスボート素人の私ですら知っている有名どころと言えば、まずはトップブランドである“レンジャー”。
それからヤマハ直属の“スキーター”やKVDが乗っている“ナイトロ”、ジャッカル御用達の“トライトン”。
昔今江プロが乗っていたイメージの“チャンピオン”や、その血統を継ぐ(?)“バスキャット”あたりがパットと思いつくところです。
その中でチャージャーと言われると、オーナーの方々には大変失礼ながら、「そういえばあったなぁ・・・」というのが偽らざる印象でした。
そんなチャージャーが大規模に日本市場に進出したのは、送風機大手の“昭和電機グループ“が日本総代理店となる「チャージャーボートジャパン」を設立した事に端を発するようです。
昭和電機CEOに就任した柏木健作氏は、以前よりエキスパートアングラーとして広く知られた存在・・・。
バスボートにも造詣の深い柏木氏が業務多角化の一環として(?)、グループにボート事業部を発足させたという事のようです。
しかし数あるバスボートメーカーの中で、なぜチャージャーが選ばれたのか?という理由はどうやら船体にありそうです。
昔チャンピオンに、走破性最強と呼ばれた“210Elite“という名艇があったそうなのですが・・・。
チャンピオン社無きあと、そのハルはストラトス、そしてチャージャーへと受け継がれていったのだそうです。
そしてそれを最新技術でブラッシュアップし、現代によみがえったモデルが“チャージャー210エリート”との事。
この船の存在こそが、チャージャーが選択された大きな理由なのではないかと推測する次第です。
(藤木プロのブログより。このあたり個人的に耳にしてきた不確かな情報ですので、間違いがありましたらぜひご指摘ください)
というわけで2018年、突如として日本バスボート界のメインステージに躍り出たチャージャーボートジャパン。
昭和電機グループを率いる柏木CEOは、これからのバスフィッシングシーンを変えていくキー・プレイヤーではないかと睨んでいるのですが・・・。
ボート自体としてのチャージャーの実力はどうなのか?というあたりについては、次回掘り下げてみたいと思います。
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コメント
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2018年 12月 21日
Ken Dさん、いつも楽しく拝見しております。
大森プロ、深江プロが揃ってチャージャーボート移籍とは驚きました。
両名のFBやMLF、B.A.S.S.のHPもよく見ているのですが、情報ソースがあれば、お教えください。
よろしくお願いします。
いつもありがとうございます!
この件については何件か情報を頂いたのですが、昭和電機グループとの契約なので、=チャージャーに乗るとは限らないのだそうです。
というのは昭和電機グループはベクサスボートジャパンも抱えているため、もしかしたらそちらかも?という予測もあるとの事。
いずれにせよ現段階では憶測の域を出ておりません、大変失礼致しました<(_ _)>
チャージャージャパンとベクサスジャパンの母体の”昭和電機”との
スポンサー契約であってチャージャーやベクサスは関係ないですよ
来季からチャージャーやベクサスに乗るのであればもう船用意してないと
MLFの開幕戦が1月末なので間に合わないですし
情報ありがとうございます!
確かに今からリギングしていては初戦に間に合いませんね・・・!
来季からの参戦艇がどうなっていくのか、非常に気になるところです・・・。