29Jan
全米のトッププロが集結し、新たなトップツアーに躍り出た「BPT」。
斬新なフォーマットの数々は、歴史を変える革命となるのか!?
バストーナメント2.0時代に、いよいよ夜明けが到来します!
※タイトル画像はMLF HPよりお借りしております
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世界バスフィッシング史上の”革命”
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さていよいよ、待ちに待ったこの日がやって来ました。
ついに本日、新ツアー「バスプロツアー(BPT)」の初戦がスタートします!
バスプロツアーは昨年末、電撃的に発表された新トーナメントシリーズ。
実にBassmasterエリートから68名、FLWから12名を一気に引き抜いた精鋭80名で争われるBPTは、間違いなく世界一のトップツアーの地位に躍り出たと言えるでしょう。
それは歴史と伝統のB.A.S.S.からトッププロのほとんど全てを奪うという、強烈な事実上のクーデターでした。
まさしくバスフィッシング界の革命であり、歴史的な事件と言っても過言ではないでしょう。
という事で今回は、世界のバストーナメント史を塗り替えるバスプロツアーについておさらいしておきたいと思います。
バストーナメント2.0時代の幕開け
さてバスプロツアーでは、数々の革命的な新フォーマットが採用されています。
まずはおなじみ“シャロー道”さんからの資料を引用させて頂いて、BPTのシステムをまとめてみたいと思います。
▼バスプロツアー(BPT)・トーナメントフォーマット
・選手数:80名(エリートから68名、FLWから12名)
・出場資格:運営が独自に選考(当初3年は上記の80名で固定)
・試合数:8戦+チャンピオンシップ1戦
・エントリーフィー:無料
・BPTレギュラー戦賞金:優勝10万ドル、2位7万ドル、3位5万ドル、4位4万ドル、5位3万ドル(以下略)
・BPTチャンピオンシップ賞金:優勝50万ドル、2位10万ドル、3位8万ドル、4位5万ドル、5位4万5千ドル(以下略。年間上位30名が出場権獲得)
・フォーマット:
1.A,Bの2グループに分けて予選1日目(ショットガン・ラウンド)
→2.A,Bの2グループに分けて予選2日目(エリミネーション・ラウンド)
→2.上位40名による準決勝1日(ノックアウト・ラウンド)
→3.上位10名による決勝1日(チャンピオンシップ・ラウンド)
・プラクティス:直前2日間のみ
・リミット:なし。キーパーサイズ(1lb)以上の重量を積算
・ウェイイン:なし。湖上で即計量しリリース
・ライブ配信:毎日湖上5時間+記者会見2時間
革新的なシステムが山盛り過ぎて、何から書くべきか目移りしますが・・・。
まずは高額の賞金、そしてエントリーフィー無料というビッグ・サプライズがあります。
レギュラー戦でも優勝すれば10万ドル(約1100万円)、そしてクラシックに当たるチャンピオンシップ戦に至っては50万ドル(約5500万円!)というのは驚きです。
(©wired2fish)
ルール上で目を引くのは、まずはプラクティスが大きく制限されるという点でしょう。
さらにはリミット尾数が無いため、何匹釣ってもカウントされるのも大きなトピック。
さらにバス保護のため、釣った魚は持ち帰らずにその場でリリース。
会場のウェイインショーよりも動画LIVEに重きを置いた、まさに新時代のフォーマットと言えます。
そして各試合は、まずは80名を40名づつの2グループに分けて予選リーグ1日目(SHOTGUN ROUND)を行います。
それから同じグループで、予選リーグ2日目(ELIMINATION ROUND)を行います。
さらにA,B両リーグを勝ち抜いた上位40名(20+20)により準決勝(KNOCKOUT ROUND)を1日開催。
最終日は上位10名のみによる、決勝ラウンド(CHAMPIONSHIP ROUND)で勝敗を決するというわけです。
こうした斬新なルール設定は、もしかしたら上位入賞者の顔ぶれに何らかの変化をもたらすかもしれません。
(©MLF 清水盛三プロは、このフォーマットは深江選手向きではとコメントされているようです)
フロリダ、夜明け前
というわけでLIVE時代の「トーナメント2.0」は、一体どんな戦いになるのか?
全米のトッププロをかき集めたBPTは、エリートに代わる新たなトップツアーの地位を確立させられるのか・・・。
ともかくもう1から10まで話題の尽きない新世代ツアー、BPT。
まもなく(日本時間1/29 22:30)フロリダ・キシミーチェーンで始まる、開幕戦LIVEから目が離せません!!
(画像はFishArrowHPよりお借りしました)
※[1/29 22:45訂正]:現時点で試合自体は始まっているようですが、LIVEの開始は日本時間1/30 午前0時のようです。大変失礼いたしました<(_ _)>
Remember to tune in at 10 AM for our first-ever live stream on MLF NOW! https://t.co/rSvmNb83I2 pic.twitter.com/29ZzjMv1mZ
— Major League Fishing (@MajorLeagueFish) 2019年1月29日
ちなみに舞台となるキシミーチェーンは、昨年バスマスターOPENの開催地ともなった南部のメジャーフィールドです。
私もコアングラーとして参戦した思い出の地ですが、ベジテーションの海ともいうべきカバー天国は壮観でした。
イメージ的には水深や植生が少しづつ違う南湖が4つほど水路でつながっているという感じで、フリッパー垂涎の聖地と断言して間違いないでしょう。
時に30lbに迫るビッグウェイトが出る一方で、外せばキーパー1尾を触るのにも苦労するタフ・レイクの一面を合わせ持つ魅惑のフィールドです。
未知の時代を拓く新ツアーで、日本の誇る大森貴洋&深江真一両プロはいったいどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
いまだかつてない米国トーナメントムーブメントが巻き起こる2019年、キックオフの瞬間を固唾を飲んで見守りましょう!!
BPTでは80名を40名ずつの2グループに分けて、それぞれ2Days戦の予選を行います。それが最初の4日間。グループ分けは添付画像の通り。大森貴洋と深江真一の日本勢はともにグループAで、1/29と1/31が予選ラウンド。#バスフィッシング #バストーナメント pic.twitter.com/JiE8jGeFOx
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2019年1月28日
BPTフォーマットはBasserで詳説済みですが、一応軽く説明しましょう。試合は全6日。最初4日間は予選で、40人ずつ2組に分かれて計2日間ずつ釣ります。Day5
の準決勝は重量リセット。Day6
の決勝は上位10人で別水域で開催。単日最重量が優勝 #バストーナメント #バスフィッシング pic.twitter.com/ePMQ9Rqgyw— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2019年1月31日
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