23Jul
誰もが耳を疑うスーパーウェイトで、2勝目を飾った藤田京弥選手。
得意のサイトのみならず、普通のカバー撃ちでもケタ違い!?
“空前絶後の怪物“は、もはや誰にも止められません!!
※タイトル画像はJB/NBC公式サイトtwitterより
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藤田京弥、圧巻の2勝目!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先週末行われた2019TOP50第3戦旧吉野川では、藤田京弥選手が見事優勝!
昨年の七色ダム戦に続く、トップシリーズ2勝目をマークしました。
2018シーズンにTOP50昇格を決めるや否や、デビューイヤーでいきなりの優勝。
しかもタイトルレースでもあわやAOYと、まさに“ゴールデンルーキー“の呼び名に相応しい大活躍を見せてきました。
そしてある意味真価が問われる2シーズン目も、きっちりと勝利を飾って見せたのです。
旧吉野川・5kg超えの衝撃
しかし今回の旧吉野川戦で感じたのは、単に2勝目というだけにとどまらない異様なインパクトでした。
ちょっとした災害レベルの大雨で、緊急放水からの激流・大減水という異常なコンディションとなった今回。
JBのtwitterで続々と“ゼロ申告“が流れるのを目の当たりにし、選手たちが置かれた過酷な状況が目に浮かびました。
予定では満水日(水位が変わらない日)でしたが、急激に減水しています。 pic.twitter.com/o7A2wHkxNn
— JB/NBC Official site (@wwwjbnbcjp) 2019年7月19日
(初日のリミットメイクは何とたった3人だけとか。。。)
ところがそんなローウェイト戦の中、目を疑うようなスコアが視界に飛び込んできました。
5尾・5,125g。
それはウィードが消失してからの旧吉野川戦で、調べた限り一度も出たことのない異次元のスーパーウェイトでした。
私もバスオブジャパン戦で今年初めて旧吉を訪れましたが、平時ですらそんな数字が飛び出すとはとても思えなかったのです。
そしてリミットメイク率ゼロとなった2日目も単日5位、そして最終日はノーフィッシュながら逃げ切り優勝。
これは「決勝をやる前に、すでに勝っていた」とも言えるわけで、いかに予選のスコアがぶっ飛んでいるかが分かります。
しかも藤田選手艇には釣りビジョンの取材陣が乗っていたそうで、極限のプレッシャーすらものともしない、まさに「パーフェクト・ウィン」と言えるのではないでしょうか。
(いやほんと、これを見るためだけでも釣りビジョン契約しようかと思う位です。。。)
空前絶後のモンスター・アングラー
それに加えて今回の勝利は、その「勝ち方」においてもショッキングな驚きがありました。
藤田選手と言えばサイトの名手ですから、今回も見て釣ったのでは?と想像してしまいます。
しかしJBでは上流はトーナメントエリア外な上に、大雨で河川は濁流に。
藤田選手のウィニングパターンは、何と「バックスライド系ノーシンカーでのカバー撃ち」だったのです。
JBトップ50 第3戦 東レソラロームCUP
ウイニングタックル pic.twitter.com/jyd8iOtStF— JB/NBC Official site (@wwwjbnbcjp) 2019年7月21日
(RV-ドリフトクローのバックスライドセッティングがメインだった模様です)
これの何が驚きかというと、「あまりにも普通過ぎる」という点に尽きると思います。
カバー際を撃つなら誰もが試す釣りでしょうし、しかも周りは百戦錬磨のトップ50選手たち。
アシの倒れ込み一本に至るまで舐めるように撃ち尽くされたスポットから、藤田京弥だけが次々とバスを引き出してくる。
付近のポイントをシェアしていた選手から見たら、まるで魔法を見せつけられているような悪夢の光景だったのではないかと想像します。
小林幸央選手 pic.twitter.com/CGp7lLzXfP
— JB/NBC Official site (@wwwjbnbcjp) 2019年7月20日
デビューイヤーで大活躍を見せつけた藤田選手ですが、良くも悪くも「サイトのスペシャリスト」という印象が強かったのではないかと思います。
しかし今回明らかになったのは、非サイトでもケタ違いに強いという事実でしょう。
サイトは破格、非サイトでも圧倒的・・・となれば、もはやトーナメンターとしてパーフェクトとしか言いようがありません。
メンタルも含めて完全無欠なその強さに、戦意を喪失するほどショックを受けた選手も少なくないのではないでしょうか。
JBTOP50第3戦旧吉野川、2日目は3本2128gで単日5位!
予選を1位で通過しました。もうこうなったら優勝しかない!
明日も集中していきます! pic.twitter.com/RT3kDh8LqJ— 藤田京弥 (@mr_0402) 2019年7月20日
(ターマック最強なのに、グラベルも速いセバスチャン・ローブ・・・みたいな感じでしょうかw)
というわけでショッキングなまでのパーフェクト・ゲームで、関係者を戦慄させた“平成最後の怪物”。
爽やかなスマイルのモンスターは、もしかしたら日本バスフィッシング史上空前絶後の大選手となるかもしれない・・・。
そんな「藤田京弥伝説」の誕生を、私たちは今まさに目撃しているのかもしれません。
おめでとう。You 早くアメリカ行っちゃいなよ。さっきも言ったけどw https://t.co/6w9lQohfrN
— 大場未知 Michi Oba (@michioba) 2019年7月21日
(もしかしたら日本人選手で初めて、アメリカでのAOYを狙える存在になるかも。。。なんて期待しちゃいます)
豪華メンツそろい踏み!タイトルレースのゆくえ
そして折り返しとなる第3戦を終えて、タイトルレースでも暫定2位に浮上。
暫定トップ・三原直之選手の17ポイント後ろから、後半戦での大マクリが期待されます。
三原選手にチャンプになって欲しい気持ちはあるのですが、藤田選手がAOYを獲るのも見たい・・・という複雑な気分です(笑)。
JBTOP50 第3戦 東レソラロームCUP
14位から捲りまくって準優勝❗️
これで3戦連続お立ち台です🙌出来過ぎ&上がり過ぎですが、東条湖や銀山湖でのタフレイク戦育ちの試合の組み立てが生かされた試合でした。
応援ありがとうございました‼️
超ハードな事にもう既に七色ダム入りしてます(笑) pic.twitter.com/1KIqe7tbai— 三原直之 (@naoyukimiha) 2019年7月21日
(最新情報によると、三原選手は藤田選手との一騎打ちを制してワイルドカード七色戦で勝利した模様!!)
それから1ポイント差の3位に肉薄するのは、“日本のジェイミー・ハートマン”小林明人選手。
ある意味で個人的に一番憧れている「遅咲きのスター」の活躍も、今後非常に楽しみです。
(なぜジェイミー・ハートマンなのかはコチラw↓)
4位につけるのは超の字のつく大ベテラン、“ミスター・フェンウィック”こと沢村幸弘選手。
先日の遠賀川戦で最年長優勝記録を更新したばかりの沢村選手にも、ぜひ最年長AOYを期待したいところです。
さらに5位には“TOP50最多チャンプ”、小森嗣彦選手がランクイン。
こちらも自身の持つ最多AOY記録を伸ばせるか否か、後半戦に期待がかかります。
(JB/NBC公式サイトより。ほんとこれ、abema TVで番組にしてくれたら超面白いと思うのですが。。。)
他にも6位の福島健選手、ルーキーながら7位の加木屋守選手、そして8位には魚探マスターの武田栄喜選手と見どころ満載のタイトルレース。
新世代スターからベテランまで、豪華な顔ぶれが勢揃い!
見どころ満載のトップトーナメントのゆくえにも、ますます要・注目です。
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コメント
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2019年 12月 30日
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