アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] チャター炸裂!”秋の巻き物”で釣る3つのキーポイント

今や最盛期の旬を迎える、“巻き物の秋”のバスフィッシング。
クランクやチャターで釣るための、3つのコツを基礎から復習!
タフだからこそ有効な、ムービングベイトの真価を体感しましょう。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

まずは”ストレスなく巻ける”こと

皆さんこんにちは、ディープストリームのkenD(けんでぃ)です。
最近はすっかりミドスト野郎と化している私ですが(苦笑)、季節は巻き物の秋真っただ中という事で・・・。
今回は先日炸裂したチャターベイトを例に、秋に巻き物で釣る際のコツをお話してみたいと思います。

(30cmクラスのチビも含めての数ですが、とにかくよく釣れました!)

さて先週琵琶湖のシャローに行った際、3kgオーバーを頭に2人で合計20本近く、5本・10kgコースと久しぶりに巻いて大爆発しました。
しかしこれ、決して使用したグラスピース(BASS PUZZLE)”が神のルアーだとか奇跡のアクションというわけではなく・・・。
ごくシンプルな理由として、「他のチャターでは引けないコースをトレースできた」のが大きかったと考えています。

以前記事にしたのですが、このルアーはチャターとスピナーベイトのハイブリッドのような構造をしています。
ですから障害物に引っ掛かりにくく、何とフロッグのようにウィードマットの上を引いて来ることすら可能!!
ウィードがたくさん残り過ぎている今年のシャローで、他のアングラーに攻められていないスポットを通せたのは巨大なアドバンテージだったと感じています。

(ヒシモの上を引いているシーンにはぜひ注目してみて下さい!)

ちなみに製作者の行友さんが偶然近所(300m以内w)に住んでいたため、この日は意気投合して一緒に釣りに行ったのですが・・・。
別にバスパズルからお金をもらっているわけではなく(苦笑)、使ってみて明確にメリットが感じられたというのが率直な感想。
引っ掛かりにくさという意味では、たぶん使えばだれでも分かるレベルで違うと思います。

(ハンドメイドルアーの六度九分の代表、と言った方が有名かも?)

正直言って同じトレースコースを引いたときに、「世界標準」と言えるジャックハンマーに競り勝てるかどうかはまだ分かりません。
ただしカバーに引っ掛かってスムーズに巻けないようでは、どんなルアーでもその性能を発揮する事は不可能です。
ですから本当に単純な事ではあるのですが、まず第一に狙ったスポットをストレスなく巻いて来られるか否か」がルアーセレクトの大前提だと思うのです。

(逆にスタックの心配が無ければトレブルフックのついたプラグにするなど、場所によってルアーを使い分けることが重要かと)

 

“アクションを合わせる”こと

次に大切だと考えているのは、その時“魚が求めているアクションに合わせる”ということです。
バスは魚類の中でも特に側線が発達しているそうで、「振動」を感知する能力が非常に高いのだそうです。
私も目が潰れたバスがクランクの速巻きで釣れた経験があり、アメリカ南部のマッディシャローを故郷にするバスは、視覚に頼らなくても捕食が可能な魚なのだろうなと思いました。

「雄蛇が池 蛇の道は蛇」さんより。つかじーさんも同様の体験をされたそうです!)

盲目のデカバスがバイブレーション速巻きにバイト

ですからバスは非常にルアーの振動にも敏感だと感じており、状況によって口を使うバイブレーションの強さが変化すると考えています。
逆に言えばその時バスが好むアクションに合わせられれば、多少レンジがずれていても魚の方から寄ってきてバイトしてくれる気が。
ワイドウォブルな物からタイトウィグルなものまで様々なルアーが溢れているのは、有効なアクションが刻々と変わり続けるからではないでしょうか。

こう考えると様々なルアーを持っておく必要が出てくるわけですが、あまりに種類が多くなり過ぎると管理できなくなってしまいます。
ですからこれまでチャターベイトに関しては、アクションの強いジャックハンマー(エバーグリーン)アクションの弱いブレードジグ(OSP)の2つをメインにしてきました。
大まかに言えばベイトのサイズが大きかったり、濁っているシチュエーションではジャックハンマー。
スモールベイトを捕食していたり、水がクリアな時はブレードジグという使いわけです。
ただし実際にはフィールドで投げ比べて魚の反応を聞いてみないと、どちらが良いのか本当の正解にはたどりつけないと感じています。

(以前は中間的なブレイクブレードも使っていましたが、だんだん面倒になってきて2つに絞りました汗)

 

“スピードを合わせる”こと

最後となる3つ目のポイントとしては、ルアーを引く“スピードを合わせる”ことも決定的に重要だと感じています。
私は一緒に釣りに行った方に、「めちゃくちゃリトリーブスピード速いですね!」と驚かれることがよくあるのですが・・・。
速い動きでないと喰わないというシチュエーションは、特に秋の釣りでは多いと感じています。

このようにファストリトリーブしていると、「リアクション狙いですね?」と言われることもまたよくあります。
先日もUPしたように、この“リアクション”という言葉は誤解が多くてなかなか使い方が難しいとつくづく実感しているのですが・・・(汗)。
少なくとも私は「威嚇」とか「食性以外で反射的に口を使う」と考えているわけではなく、あくまでもベイトを食べようとしているバスを狙っています。
喰う気マンマンだけれども、適水温なのでダッシュも出来るし視界も効く状態のセレクティブなバスに対して、ルアーを見せ過ぎないことによって騙すというイメージです。

(もちろん逆に“遅くないと喰わない”事もあって、低水温期はそういう場面が多くなる傾向があるかと)

そして速巻きするという意味で最近気に入っているチャターが、上に挙げた“グラスピース”Dブレード(DSTYLE)”です。
ジャックハンマーやブレードジグは、リトリーブスピードを上げていくとアクションが破綻して水面から飛び出したり回転してしまいます。
「そうならないギリギリのスピードで巻いて適度に千鳥らせるのがイイんだ!」というのが、この2つのルアーの製作意図だとは思うのですが・・・。
ウィードが豊富な琵琶湖のシャローにおいては、個人的には今のところフェイントアクションの必要性を感じていません

(ちなみにフッキング率を上げるため、ガードは取り外して使用しています。フックがもうちょっと大きければなぁ・・・)

ですから今後、チャターは強波動のグラスピース弱波動のDブレードという2種類を使い分けていくことになりそうです。
ただしDブレードも引っ掛かりやすくは無いのですがヘビーカバーには弱く、その意味では弱波動のグラスピースが欲しいというのが本音ですが・・・。
スモールベイト化が著しい琵琶湖はもちろん、日本各地のフィールドに非常にマッチした「最弱アクションのチャターベイト」だと思います。

(トレーラーはスーパーフルーク等細身の物が合うかと。重さは10gと12gを使ってますが、正直14gが欲しい・・・)

というわけで今回は、先日釣れたチャターベイトを例に巻き物で釣る際のポイントをシェアしてみました。
クランクやバイブレーションと言った他の巻き物でも、基本的な考え方は全く同じではないかと思います。

そして以前もお話した通り、こうしたムービングベイトはターンオーバー等で難しくなる秋に有効になりやすいと思います。
決して「巻いて釣れたら嬉しい」から使うわけではなく、ワームでは釣れない魚が釣れるからこそ意義があると考えています。
この秋、ぜひ一人でも多くの方に巻き物の真価を体感していただければ幸いです。

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