アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[USチャレンジ.04] バスマスターOPENはどの地区に出るべきか?

3地区・9戦で争われる、バスマスターOPENシリーズ。
ノーザン・サザン・セントラルで、それぞれ特徴が全く違う!?
アウェーの日本人アングラーとして、どこで戦うかを考えます。。。

(※タイトル画像はBassmaster HPより)

どの地区に出場するか?

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
ボーターとしてBASSMASTERオープンへの出場を目指す、“USチャレンジ”特集。
今回はノーザン・サザン・セントラルの、どの地区に出るかを考えてみたいと思います。

 

“夏スモール”のノーザン・オープン

(©B.A.S.S.)

さてバスマスターOPENは北部・南部・中部の3地区に分かれているわけですが、各シリーズごとに特徴があります。
まず北部/ノーザン・ディヴィジョンの特徴を一言で言えば、夏のスモールマウス戦という事になるでしょう。

(©B.A.S.S.)

まだ2022シーズンのスケジュールは出ていないのですが、例年6~9月頃に、五大湖やその周辺の天然湖で2戦ほどが組まれるパターンが多くなっています。

これら北部のフィールドは非常に緯度が高く、冬は全面結氷するほど寒いのだそうです。
ですので開催時期は夏が中心で、優先種はほとんどの場合スモールマウスという事になる模様。

 
一部ラージがキーになる場合もあるようですが、基本的にはスモール戦と考えて良いでしょう。
そこに北東部のタイダルリバー(こちらはラージ戦)が1戦組みこまれ、計3戦となる事が予想されます。

(©B.A.S.S. 最近多いジェームズリバー。並木選手はここが得意でしたね!)

ですから桧原湖・野尻湖等でスモールに慣れていれば、このノーザン地区へのエントリーは良い選択肢になると思います。
逆に私のようにスモール経験の乏しいアングラーには、かなり厳しいシリーズになるのではないでしょうか。
とはいえ伊藤巧選手は初体験に近いスモール戦で大活躍したわけですが、それはTaku Itoならではのミラクルだと思います。。。

(©B.A.S.S.)

 

フロリダが鍵のサザン・オープン

次に南部/サザン・ディヴィジョンに目を移すと、こちらの特徴は何と言ってもフロリダ戦という事になるでしょう。
何と12月からスポーニングが始まる亜熱帯のフロリダ半島で、2月前後の早い時期に開幕するこのシリーズ。
私も以前ノンボーターで参加しましたが、広大なべジテーション・ジャングルの海で、巨大なフロリダバスを探すロマンあふれるフィールドです。

しかし釣り自体の楽しさとは裏腹に、アウェーのアングラーが攻略するのは非常に難しいと言われています。
これまでの日本人選手の結果を見ても、(大森選手以外は)なかなか成績が振るわず、鬼門と呼ばれるのも納得。
その厚い壁はエリートプロの木村建太選手をして、「フロリダを釣るのは生涯のテーマ」と言わしめるほどです。

(©B.A.S.S.国内で例えるなら牛久沼?横井さんなら爆釣かも・・・)

そこに東海岸のリザーバーが2戦加わると予想されるのですが、このあたりはスポッツが多いとの事。
もちろん日本にスポッテッドバスはいませんので、未知のターゲットを相手取る可能性が高くなります。
年によってフィールド選定は変わっていくわけですが、これまでの傾向だと日本人には不利な要素が多いように感じられます。

(©B.A.S.S.)

 

リザーバー主体のセントラル・オープン

最後に中部/セントラル・ディヴィジョンをチェックしてみると、中南部のリザーバー群でシーズンが組まれる事が多いようです。
もちろん一口にリザーバーと言っても、立ち木の多いテキサステネシーリバー水系、クリアめのキャニオンリザーバーなど多種多様ですが・・・。
やはり一般に天然湖よりも、アウェーのアングラーには人造湖の方が釣りやすい傾向があるのではないでしょうか。

(©B.A.S.S. 松下選手が勝ったのもテキサスのサムレイバンでしたね・・・)

このように各地区の特色を見てくると、これまで多くの日本人選手がセントラルオープンを主戦場にしてきたのも納得です。
ビッグバスの聖地・フロリダ北のジャイアントスモールは、釣りそのものとしては非常に魅力的なのですが・・・。
トーナメントとして結果にこだわるのであれば、一般的にはセントラルが最も取り組みやすいように思われます。

(©B.A.S.S. 川の場合もありますが、流れがある方がアウェーでも絞りやすいかなと・・・)

そんなわけで個人的には、やはりセントラルオープンが第一選択になるかなと考えています。
もちろん本当は9戦全部出たいところなのですが、アメリカに移住でもしない限りは無理そうですので・・・(苦笑)。
というわけで次回は、アメリカでの拠点をどこに置くか?について検討してみたいと思います。

※注:ところで皆さん、”USチャレンジ”の内容はお楽しみ頂けていますでしょうか???
私は自分が出るので色々調べていますが、こんなマニアックな内容が、果たしてフォロワーの方々にとって本当に面白いのだろうか・・・と不安になります。
それは興味ないから○×について書いてほしい!等、リクエストがありましたらぜひ教えて下さい<(_ _)>

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関連記事

    • Biwako Basser
    • 2021年 8月 16日

    Ken Dさま

    いつも楽しく拝読しております。

    USチャレンジの記事、楽しいですよ!
    コアなファンは多いと思います。
    (私を含めおっちゃんが多いと思いますが。。。)

    記事を読んでいると、まるで自分がB.A.S.S.に挑戦するかのようにわくわくします。
    Basser誌のアメリカ記事やアマケンラジオが好きな人は、がぜんKen Dさんの動向に注目していると思います。

    なべさん日記は一旦休止していますが、次はKen DさんのUS日記も楽しみにしております!
    あと、個人的に気になるのはアメリカで使用するボートと車です。
    確かに、拠点をどこに置くのかも気になります。(写真の邸宅・車庫からうすうす想像してます笑)

    本当にKen Dさんの行動力には敬服いたします。
    またご家族の理解あってのことだとも思います。

    なにはともあれ、体が一番ですので渡米まで(渡米後も)体調には気をつけてがんばってください!

    • ありがとうございます、そう言って頂けるとホッとします(笑)。
      健康と家族のケアに気を付けながら、「KenDの日記」を続けていきたいと思います。
      また内容や方向性につき、お気づきの点があれば随時ご指摘ください(^^♪

    • たろじろ
    • 2021年 8月 16日

    おもしろいですよ!!

    なかなか、
    現在進行形でこんなお話きけないですから、
    後進の為にも、続けて下さいな。
    応援してますよ!

    • そう言って頂けて安心しました!
      これから挑戦する人たちの道しるべにもなるように、頑張って更新していきます\(^o^)/

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