アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

オフショアのビッグゲームから、小規模河川のバスフィッシングまで。
多様なフィールド環境を、一艇でこなせる“140ハンマーヘッド“。
ほとんど唯一無二と言える、国産万能トレーラブルボートを紹介します。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

12年乗り続けた愛艇

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD（けんでぃ）です。
私はボーターデビュー時から12年間、ずっと140ハンマーヘッドというボートに乗り続けているのですが・・・。
ここ数年は、「なぜバスボートに乗り換えないの？」というご質問をよく頂きます。

バスフィッシングがメインとなった今では、もちろんバスボートは魅力的です。
だから毎年色々悩むのですが、やはり自分には今の船がベストという結論にずっと落ち着いており・・・。
今回はその理由と、バスではマイナーなこのボートの紹介をしてみたいと思います。

（バスボート欲しいんですけど、色々考えると・・・）

2019.04.10

:[D] 国内バスボート選びの決定版！？BassCat”パンテラクラシック”・レビュー

"実用性"に注目して、日本でのベスト・バスボートを徹底調査！ 走りや経済性のみならず、狭い場所では取り回しも重要に・・・。 時代に逆行するナロービーム艇の、意外なメリットをシェアします。 ...

唯一無二の万能トレーラブルボート

さてこの140ハンマーヘッドですが、実はソルトの世界ではかなり有名なボートです。
それはこの船が、世にも珍しい“国産ソルト用トレーラブルボート“のパイオニアだから。
マリーナ定置が基本の海の世界では、ひと際異彩を放つユニークな存在だと思います。

またソルト艇の中ではエレキとの相性が良いので、浜名湖や東京湾等ベイエリアでのシーバスゲームには最適です。
さらにサイズの割に異常に走破性が高いので、オフショアジギング＆キャスティングに使うユーザーも多いのが特徴。
ガチガチの外洋である遠州灘（太平洋)でも、シイラやカツオ、青物やタチウオ等を狙うのに使われています。

（14フィート艇で外洋！？とよく驚かれるのですが、その走破性については改めて書きます）

そしてこれはバスフィッシングの世界でも、極めてマルチな性能を発揮します。
本気の外洋で使えるくらいなので、日本一荒れる琵琶湖北湖でもよっぽど生きて帰れます。
波に刺さらないという意味では、下手なフルサイズバスボートより良いのではないでしょうか。
（たぶんビワマス用にも合う気がします）

この投稿をInstagramで見る

KenD（けんでぃ）(@deeep_stream)がシェアした投稿

（映像でこのレベルの波って相当キテますwが、それでも刺さりません）

それでいてサイズ自体は小さいので、狭い水路や水深40cmくらいのシャローへの侵入も可能。
日本の一般的なリザーバーや川等の小～中規模フィールドで、非常に扱いやすい艇長となっています。
またエンジンが最大60psなので、池原ダムなど馬力制限のあるフィールドでも使用できます。

（こういうトコ入ってくのが好きなんですよね～www）

高いコストパフォーマンス

それから大金持ちでも何でもない私としては、コストパフォーマンスが非常に高いのも重視しているポイントです。
まずこのクラスだと牽引免許が不要ですし、普通車の駐車場に停めておくことも可能です。
マリーナ代は大きな出費の1つですので、ここを節約できるのはかなり大きいと言えるでしょう。

(サイズ感としてはサウザー450くらいかなと)

2018.01.24

:[D] 牽引免許不要MAX艇は、”ジャパニーズ・バスボート”である！？

マイボートの夢をグッと引き寄せる、牽引免許不要艇。 コンソール付のMAXサイズは、まさにジャパニーズ・バスボート！？ "見られる夢"の限界と、小型艇の現実をシェアします。 ...

また普通車で牽引できるのもメリットで、FFのミニバン等で牽いているオーナーも結構います。
大型バスボートだとランクルが基本ですが、これだと税金も本体価格も燃料コストも完全に異次元。
お勧めはCX-5等の中型SUV(4WD)ですが、いずれにせよ牽引にかかる費用は段違いに安いと思います。

(AWDなら未舗装スロープでも安心です)

2022.01.26

:[注意] CVT車での牽引はハイリスク！？

維持・管理が格段に楽な、牽引免許不要艇。 しかしボートを引っ張る牽引車は、注意して選ばないと痛い目に！？ 大きな出費に繋がりがちな、ミッションについてシェアします。。。 ...

あとは小馬力（スズキDF60）なので当然燃費もよく、琵琶湖で1日釣りをしてもガソリンの消費は15l程度。
またこれは良し悪しありますが、カーペット敷ではないので張り替え費用も掛かりません。
自動排水なのでライブウェル＆ビルジポンプも不要と、とにかくお金が掛からない印象です。

というわけで外洋のビッグゲームから小規模河川のバスまで、一艇でこなせる船を私はハンマーヘッド以外に知りません。
「ジギングのみ」とか「琵琶湖オンリー」に絞るならば、もっと良い船はいくらでもあるでしょうが・・・。
ここまで安価で万能なトレーラブルボートは唯一無二だと感じているため、もう12年も乗り続けている次第です。
ご興味のある方がどれだけいらっしゃるか分かりませんが、これから何回かに分けて詳しく解説していきたいと思います。

※ぜひFacebookページへのいいね！＆ twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。