4Nov
パンチングの基礎シリーズ、第3回はフックやシンカー・ペグ等のアイテムについて。
釣り具は何でもそうですが、この手の小物が一番重要では無いかと思います。
普通のフリッピングとは異なる、独自の要点について見て行きましょう。
絶対基本の”バレットシンカー”
さてまず当たり前と思われるかもしれませんが、ウェイトはバレットシンカーを使います。
パンチショット等を散々試して来たからこそ言えますが、基本は絶対に”テキサスリグ“。
そして1oz超のウェイトを考えれば、素材はタングステン1択(鉛ではデカくなり過ぎる)となります。
その理由は「スムーズな回収」で、マットからどうリグを抜くかがこの釣りの鍵になるからです。
素早い回収はそのまま手数の増加を意味しますし、不必要にカバーを揺らしてプレッシャーを与える事もありません。
もちろんパンチショット系にも利点はあるのですが、それはあくまでデメリットをわきまえた上での応用と考えるべきでしょう。
身切れを防ぐストレートフック
そしてフックに関しては、ストレートフックの使用を強くお勧めします。
「大人の本気」でアワセるパンチングでは、マットにスタックしたバスを強引に引き寄せる事もしばしば。
薄皮をすくうようなオフセットフックの掛かり方では、身切れでバレが多発してしまうのです。
(その点ストレートならキツい角度で深く肉をすくってくれます)
ただしフックの強さには注意が必要で、一般的なストレートでは伸びて使い物になりません。
この点ジャングルフリッピング(オーナー)は極太で、専用品の強さを実感できるでしょう。
よりナローでフックポイントが出にくいという意味では、TS-3(イチカワ)もおすすめ。
そして言わずもがなですが、フックポイントはワームの真ん中あたりで止めておくのもポイントです。
(刺す時に一度フックポイントをワームから抜いて戻すと、すぐに針先が出てしまいます)
オールドスクールな”ペグ”
それからシンカーストッパーに関しては、ゴムでは無くペグをお勧めします。
なぜなら重さとキャストの衝撃でズレやすいからで、この点ペグならはるかにガッチリ止められます。
またズレを防ごうとゴムを2連結したりすると、抵抗になってマットを貫通し辛くなる事にも注意が必要です。
ワームは使用感優先
最後にソフトベイトについてですが、どのワームがよく釣れるかという事よりも大切なことがあります。
それはまずスムーズにマットをすり抜け、さらに掛かりが良いという事。
つまりアプローチとフッキングの性能が、何よりもまず優先されるという事です。
こうなるとスイートビーバーやDボムなど、やはり専用品の性能が光ります。
引っ掛かるパーツが少なく、ずんぐりとかたまりの感のある形状が使いやすいでしょう。
素材は塩の少ない丈夫なもので、もっちりとした柔らかさも兼ね備えていればフッキングも良好です。
もちろんそれが全てではありませんが、まずは使いやすさを基本に選ぶと良いと思います。
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