アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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もはや劣化版ステラではない?15ツインパワーは剛性のハイエンドスピン

前回は15ツインパワーの「防水性」にフォーカスし、失った機能についての注意点をお話ししました。
今回はモデルチェンジ最大の目玉ともいうべき、「高剛性」について見ていきたいと思います。
個人的に最も期待したポイントであり、ステラとは違う独自の方向性を予感させられます。

関連記事:【15ツインパワーの注意点 – 防水性と引き換えに失ったもの

●15ツインパワー最大の特徴、「高剛性」

個人的に今回のモデルチェンジ最大の特徴は、剛性の強化にあるのではないかと感じています。

まずは、全てを支えるボディの強化。

スクリーンショット (74)

ギアをきっちりと噛み合わせるためには、力が掛かった際にたわまないボディの強さが重要と言われます。
ツインパワーは11モデルでもそうでしたが、アルミのフルメタルボディが採用されています。
(HAGANEボディとは言っても鉄ではないですw)

そしてスピニングでたわみが出やすい、ローター部の剛性UP。

スクリーンショット (75)

なんと11モデル比で2倍の強さとの事。
ボディ剛性よりも、こちらの方が直接的な効果が出るのではないかという気がします。

●マイクロモジュールギヤは無し。代わりに高剛性のHAGANEギア採用

そしてここがステラとの最大の違いになると思うのですが、ステラに採用されたマイクロモジュールギアは搭載されませんでした。
廉価モデルだから、コストカットかな?とも考えたのですが、どうも違う気がします。
代わりに高耐久性のHAGANEギヤが採用されてきたからです。

スクリーンショット (73)

これらの事から、今回のモデルチェンジで、ツインパワーはステラとは違う方向性を歩み始めたように感じられます。
つまり、あくまでシルキーな極上の回転性能を求めたステラ。
そして、実釣でのタフさと耐久性を追求したツインパワー。

違う性格が与えられたこの2台・・・もはやツインパワーは劣化版ステラでは無い、と表現したら言い過ぎでしょうか。

●繊細なマイクロモジュールギアよりも、実釣に向いたセッティング?

そして個人的には、この選択は大歓迎!です。
というのも13メタニウム、12アンタレスの使用を通じて、少しマイクロモジュールギアの必要性に疑問を感じていたからです。

マイクロモジュールギアは、確かに非常に滑らかな巻き心地をもたらしてくれます。
そして一般的なイメージ(?)とは対照的に、破損に対する耐久性も非常に高いと感じています。
(噛んでいるギアの歯数が増えるからだそうです。確かにフロッグでもパンチでもギヤ飛びしていません。下記事参照)

参考記事:【THE KEEP CAST 名古屋2014(旧・名古屋バスフェスタ) -リール編-

しかし長期使用しての感想としては、「ギアフィーリングの持続性は高くない」ような気がします。
あまりにも精密で、噛み合わせ面が小さいのか?それともクリアランスが少なくて、グリスの劣化や異物の混入にシビアなのか?
理由は分かりませんが、いわゆる「ゴリゴリ感」が出るのが早いように感じるのです。

そして最も大切な「巻き上げトルク」への貢献についてですが、マイクロモジュールギヤがさほど効果を発揮しているのか、少し疑問に思っています。
オシアジガーなどでもマイクロモジュールは採用されていませんし、それよりもX-SHIPなど、他の動力伝達機構の重要性が高いのではないかと思っています。

関連記事:【11オシアジガー&14オシアジガーリミテッド1501HG 比較レビュー

今回はそれに加え、S-DIRECTギアというピニオンギアへの弾性部材も追加されており、ハンドル回転時のガタつきが抑えられているそうです。

スクリーンショット (76)

●確かに感じる剛性感。巻上げトルクも向上?

こうした一連の高剛性化の取り組み、では実際に使ってみてどうなのでしょうか?
数値化して客観的に評価できないので、あくまで「11ツインパワーと比較してみての主観的感覚」ではありますが・・・まず全体にカッチリとした剛性感が非常に高く感じられます。
表現が難しいのですが、シルキーというよりもとにかく回転のガタつきが少ない印象です。

そして巻上げトルクについてですが、これも前モデルより向上している感じがします。
ギア比やハンドル長が違う(別記事で後述します)ので厳密な比較では無いのですが、試しにディープクランクを巻いてみたりした結果として、トルクも上がっているように思えました。

●軽さやシルキーさと決別した、剛性のハイエンドスピン

こうした高剛性化の技術をフルに搭載した15ツインパワーは、正直言って軽いリールではありません。
バンキッシュなど軽量ローターシリーズに比べれば、巻き始めの重さなどははっきりと感じ取れます。
(しかし後述しますが、なんと11ツインパワーよりは軽い!)
そして上にも書いたように、究極のシルキーさを求めたステラとも違います。

しかしそれらを捨ててでも、「剛性」にこだわったモデル作りは、商品の差別化という点でアングラーに分かりやすい選択肢を与えてくれる気がします。
(高いリール=良いリール、ではなく、モデルごとに軽い、滑らか、丈夫など明確に性格が分かれてきている)
そしてこと剛性という面においては、ツインパワーがスピニングのハイエンドであると言っても過言では無いのではないでしょうか。

ソルトなど強い負荷がかかる釣りや、引き抵抗の強いルアーを連続リトリーブするような状況下で、最大限の力を発揮してくれると期待しています。

というわけで次回は、私がNEWツインパワーのどのモデルを選んだのか?についてお話ししたいと思います。

 

 

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