28Jul
2015バスオブジャパン・野尻湖合同戦。
自身、初めてとなるバストーナメントを見学してきました。
そしてその結果は、予想を遥かに上回る驚異的なものでした・・・。
●バスオブジャパン・野尻湖合同戦
伝統ある日本のバストーナメント団体、バスオブジャパン。
B.A.S.S.に直結する夢のあるトーナメントである事は、以前記事にしました。
関連記事:【バスマスタークラシックへの扉 – JAPAN BASS NATION (バスオブジャパン)とは?】
その代表派遣選手を決定する最終戦である、合同戦の野尻湖大会を、縁あって見学させて頂きました。
野尻湖自体、自分には初めてのフィールド。
スモールの聖地としてあまりにも有名ですが、自分で釣ってみた限りでは、なかなか簡単でないという印象を受けたのが正直なところです。
関連記事:【バスが地域と共生する、ライセンス制の鏡 – スモールの聖地はバサーの理想郷でした】
率直に言って、20~30㎝クラスならリミット5尾を揃える選手がいるだろうなと感じました。
しかし、そこにキッカーとなる40アップのキロフィッシュを何尾混ぜられるか?となると、非常に難しいのではないか・・・と。
けれども蓋を開けてみれば、そこには私の予想を遥かに上回る、驚愕のウェイインショーが待っていました・・・。
●優勝は5尾4480g!
試合当日は、前日とは打って変わった、絵に描いたような晴天。
風も弱く、しかも風向きが変わるという、プラクティス泣かせな変化のあるコンディションでした。
夏の日差しが照り付けた中、個人的にはシェード要素の強い虫パターンが上位に来るのかな?と想像していました。
(2014年のTOP50野尻湖戦も、ほぼ同時期で虫パターンがメインだったようなので・・・)
しかし意外にも、上位は軒並み、ディープフラットのライトリグパターンだったようです。
そして3連休のプレッシャーも尋常でなかった中、なんと優勝ウェイトは40UP連発の5尾4480g!
メソッドはセンコー(3インチ?)の1/32ozダウンショットによるシューティングだったそうです。
いやはや、世の中には凄い人がいるなあと思って見ていると・・・優勝の高橋選手、どこかで見た事があるような???
あっ!7月号のBasserだ!・・・と気付いたのは、自宅に帰ってからの事。
ダウンショット特集で、エアブレイドPEの記事(しかも野尻湖)を書かれていた方だったのです。
●0.05号!ウルトラフィネスの別世界
で、このエアブレイドPE、何と6lbで0.05号(!)という驚異の超極細PEラインです。
この別世界の細さによって水中でラインの直線化が容易になり、ディープフィネスでのアドバンテージが得られる旨、記事中で紹介されていました。
それを試合本番でキッチリ決めて証明するという、あまりに格好良過ぎる展開です。
●フォーリングがキー?
他にフットボールジグなども上位入賞パターンになっていましたが、聞いているとキーは「フォール」にあったように感じました。
私としてはディープフラットのワカサギについた個体を狙う時、横方向の釣りがメインになるのかな?と勝手に想像していました。
けれどもシューティングであったり、キャストしてもファーストフォールで釣ったという声が多かったのは、非常に面白い経験でした。
▼やっぱり面白い、バストーナメント
というわけで、自分自身未知のフィールドで、全く新しいバスフィッシングの世界を垣間見た貴重な1日でした。
そしてパターンフィッシングの成立するバストーナメントに、あらためて大きな魅力を感じました。
トーナメントという機会を通じて、「一体何が正解だったのだろう?」という疑問に、答え合わせが出来る。
これは自分だけでプライベートな釣りをしているだけでは、決して得られない大きなメリットだと再認識しました。
そんなわけで、新鮮な刺激をたくさん貰う事が出来た野尻湖戦。
自分もバストーナメントに出場したいという想いが、ますます強くなった数日間でした。
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