11Oct
トップウォーター用ラインと言えば、ナイロンが定番です。
しかしロングキャストすると、伸びてアクションが上手く伝わらない・・・。
そんな悩みを解決する、ラインセッティングの裏技をご紹介します。
●トップウォーター&サブサーフェス用ラインセッティング
トップウォーター&フローティングジャークベイト用のラインセッティング、みなさんはどうされていますか?
おそらく一般的なのはナイロンだと思いますが、私もナイロン16~20lbを琵琶湖で使用してきました。
ナイロンは比重が軽いので沈みにくく、ルアーの動きを上手くつけやすいからです。
特にポッパーなどでは顕著で、フロロでロングポーズさせると、次のアクションが上手く出ません。
(尚、各ラインの比重については過去記事をご参照ください)
関連記事:【ポッパーでの悔しいミスバイトを減らす – フッキング率抜群のPOP MAX】
しかしナイロンには一つ致命的な弱点があります。それが・・・「伸びやすい」こと。
ロングキャストして遠くで操作しようとすると、上手くロッドアクションが伝わらなくてイライラします。
特に高水温期は伸びが大きくなるので、夏のトップウォーターゲームは悩ましいのです。
●「浮いて、伸びない」PEラインはアリ!
そこで今年試してみてなかなか良かったのが、「PEライン3号」。
ナイロンより比重が軽くて浮く上に、伸びはほとんどありません。
飛距離も出るし、ナイロン20lbリーダーとの組み合わせはかなり快適でした。
関連記事:【myベストPEライン、「G-soul X8 アップグレード」に新ラインナップ登場】
「PEってバックラッシュしたり糸噛みしない?」と心配な方もいるかもしれません。
以前、PE1~2号でベイトPEを試した時は確かに糸噛み(&投げ切れ)に悩まされました。
しかし3号になるとほぼノートラブルで、意外にも快適そのものでした。
尚、ロッドは少し柔らかめ&低弾性のものが合うように思います。
(ちなみに自分はワイルドサイドWSC66MLを合わせています)
是非一度お試しあれ!
関連記事:【浜名湖で道場破り!ワイルドサイドWSC66ML実釣レビュー】
●浅溝スプールとの組み合わせで、超ド級のパワーベイトフィネスに?
このPE3号を、13メタニウムの浅溝BFSスプールを使うと、さらに非常に快適です。
軽いPEラインを50~60m位巻く事で、1/4ozの軽量ルアーでも楽々飛ばせます。
DeeeP STREAMをフォローして下さる皆様なら、ピン!と来たかもしれません。
そう、「ベイトフィネス+」の考え方です!
関連記事:【浅溝スプールの活かし方 – 万能タックルとしての「ベイトフィネス+」】
PE3号だと40~50lbくらいの強度がありますので、とんでもないパワーベイトフィネス?が出来てしまいます。
濃いウィードエリアやヘビーストラクチャーで泣かされていた方には、非常にお勧めです。
▼トップウォーター用として秀逸。しかし汎用性は?
そんなわけで、トップウォーター&サブサーフェス用のお勧めとして、PEによるセッティングをご紹介しました。
しかし、秋になってくると、同じタックルでクランクも巻きたい・・・なんてシーンも出てくるように思います。
すると、「浮く」「伸びない」というPEの特性が、今度はデメリットになってしまいます・・・。
そんな訳で、次回は巻き物も兼ねられる、PE以外の「もう一つのラインセッティング」をご紹介します。
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