27Nov
冬を熱くする漢の釣り、ディープクランキング。
ウィードエリア攻略のイチオシが、「ブリッツMAX-DR」です。
4mダイバーなのに、シャロークランクさながらの性能とはいかに???
●ブリッツマックスDR(OSP)
<データ>
サイズ:61mm
ウェイト:18g
潜行深度:約4.0m
潜行角:深め
重心:固定
サウンド:ワンノック(ゴトゴト音)
浮力:高め
純正フック:前後#4(トレブル13?)
スプリットリング:たぶん前後#3
フックアイ:前後とも横向き
(フックは前後ともトレブル21#4を合わせています・・・理由は別記事にて)
●動きはシャロークランク?
ブリッツMAX-DRの特徴は、何と言ってもハイピッチなアクションと抜群のレスポンスだと思います。
こう書いてしまうと普通?に聞こえるかもしれませんが、ディープクランクは深く潜るタイプ程大きくなり、アクションも鈍くなりがち。
他の4mダイバーと比べたら、まるでシャロークランクのように小気味よく泳いでくれると感じます。
関連記事:【1mも潜らない!?イヴォーク1.2(デプス)インプレッション】
ピッチだけでなくアクションの質も、クランクらしくしっかりとウォブルする感じ。
マッドペッパーマグナムみたいな、シャッドっぽいヌメヌメした泳ぎとは対照的です。
(ただし、どちらの方が良いかは状況によると思いますが)
それからディープクランクにしては珍しく、ボディ形状も太短いデザイン。
正面から見るとややフラットサイドになっていて、視覚的にブルーギルっぽく見えて釣れそう・・・な気もしてきます。
ともかくボディ形状、アクション、重心構造など、私には全てがシャロークランクに見えて仕方がありません。
リップの長い、深く潜るシャロークランク・・・というのが、私のブリッツMAX-DRのイメージなのです。
●固定重心+ハニカムボディ
では次に、なぜそんな事が可能になったか?を考えてみたいと思います。
まず理由の1つとして、ディープクランクとしては珍しい固定重心の採用が挙げられます。
重心移動システムは飛距離が伸びる半面、ストラクチャーに当てた後などの泳ぎ出しのレスポンスが、一瞬遅れがちになると思います。
それを防ぐために固定重心を採用し、飛距離は空力性能などでカバーしたのだそうです。
(ただし、「同クラスのウェイト移動タイプに飛距離で勝る」とまではいかない気がします・・・確かに良く飛びますが)
また、クランクのみならず全てのプラグに言えると思いますが、ボディの外側が薄く、軽いほどハイピッチで良く泳ぐのだそうです。
これは最も外側に位置する物体が軽くなる事で、慣性が小さくなるためなのだとか。
ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、とにかくボディシェル(外層)を軽くするためにプラスチックを薄くし、ハニカム状の補強を入れて剛性を確保したボディ構造がとられています。
これらによって高い浮力、そしてハイピッチで高いレスポンスのアクションが実現している・・・という事のようです。
※ただしその代償として、水面に叩きつけてゴミを取ろうとすると割れる事があります・・・ご注意を。
関連記事:【ブリッツMAX殉職】
●お勧めはウィードコンタクト・クランキング
軽快なレスポンスと小気味よいプリプリとした引き心地を生かして、私はウィードコンタクトクランキングに愛用しています。
その手順を書くと、まず4mダイバーですが、あえてウィードトップ3m位を引いて積極的にウィードに突っ込ませます。
そこでポーズ、あるいはウィードをほぐして浮上させます。
(あまり強くジャークするようにラインを弾いてしまうと、フロントフックに糸絡みしやすいので注意)
そしてリトリーブを再開し、またウィードに当たったらポーズ・・・という動作を繰り返します。
いわゆるライザークランキングと同じだと思いますが、これによって、ウィードトップを浮き沈みするブルーギルを演出している(つもり)です。
この時、浮力が高いのでウィード離れが良く、しかもしっかりと「ブルブル」感が伝わるのでウィードが切れたか否かが良く分かります。
(ウィードが引っかかったままだと、ブルブル泳がずにヌーっ・・・と寄ってきます)
とにかく、浮かせるのも泳ぎ出すのもレスポンスが早く、まさに「打てば響く」という感じ。
ウィードに掛ける、外すが本当に気持ちよく出来て、ずっと巻きたくなってしまいます(笑)。
クランクで上手くウィードが切れない・・・とお悩みの方には、特におススメ。
ブリッツMAX-DRで、これから晩秋~冬のディープクランクゲームを愉しんでみてはいかがでしょうか。
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