30Nov
琵琶湖オープン最終戦、奥村プロが3位表彰台!
何と60UPも飛び出したドラマの立役者は、OSP「ハイピッチャーMAX」。
スピナーベイトの新基準となる、ニューフェイスの秘密を考えます。
●琵琶湖オープン最終戦、奥村プロがロクマルキャッチ!
昨日行われた、2015琵琶湖オープン最終戦。
おくむらさとしプロが、ハイピッチャーMAXで60UPを含む3本・6050gで3位表彰台を獲得されたようです。
(「琵琶湖ガイド 奥村哲史/おくむらさとし Mobile#2nd」より)
ルアーは、今年話題をさらったOSPのNEWスピナーベイト、「ハイピッチャーマックス」。
これの1/2ozタンデムウィローで、ウィードトップ2mのフラットを早めに巻いたそうです。
●隅々までこだわり具合が凄い
競合製品がひしめくレギュラーサイズ・スピナーベイトの世界に、満を持して投入されたハイピッチャーMAX。
正直、なぜ今頃???という気もしないでもありません。
しかしそれだけに、これでもかと言うくらい細か~い工夫が凝らされまくっています。
下側だけが長く、トレーラーワームのようにしなやかになびくラバー。
ラバーの短い部分と長い部分とで、振動のピッチが違うあたりが凄く効果ありそうに感じます。
そしてラバーを綺麗にフレアさせ、かつ空気抵抗を減らすために上向きのみに巻かれたアッパースカート。
ラバーの内側部分が根元からカットされ、外側(上側)の部分のみが残されています。
(上の図だと、右の方のラバーが切られています)
※並木プロの詳細解説ムービーが分かりやすいです。↓
●最大の特徴は、レスポンスと控えめなアクション?
詳細については、上の並木プロの動画に勝るものは無いかと思います。
というわけで、私なりに感じたこのルアーの核心をお伝えしますと・・・
「このスピナーベイトの最大の特徴は、高いレスポンスと控えめなアクション」ではないかと考えています。
ハイピッチャーもそうですが、O.S.Pブレードのレスポンスは素晴らしいと思います。
数あるスピナーベイトの中でも、回転の立ち上がり速度はトップクラス。
スローに巻いても非常に良く回りますし、ウィードやストラクチャーにコンタクトした後の泳ぎ出しが抜群だと感じます。
また、ブレードの振動はやや控えめ。
個人的な感想としては、ダブルウィローだとあまり手元にバイブレーションを強く感じない気がします。
(それもあって奥村プロはタンデムウィローを使用していた?)
ブレードの回転半径も小さ目のようで、強く水を噛んでブルンブルン回るというより、ある程度水を逃がしながらヌルヌル、スルスルと泳いでくる・・・ような印象を受けました。
スピナーベイトと言うと、「強烈なバイブレーションとフラッシングで、濁流の最強ルアー!」というイメージがあります。(私は)
しかしデプスのBカスタムなどもそうだと思うのですが、日本で銘品と言われるスピナーベイトは概してアクションが控えめに感じます。
琵琶湖もそうですが、クリア~ステインくらいが多い日本の水質に、マッチした波動の強さなのかもしれません。
▼とにかく釣れるのは間違いなし!ハイクオリティなNEWスタンダード
というわけで、ハイレスポンスと控えめなアクションが効くのでは?というのが私の想像です。
それが的を射ているのかはともかく、ともかく釣れるスピナーベイトなのは間違いないと思います。
2015年は、ハイピッチャーMAXでたくさんのナイスフィッシュを釣らせてもらいました。
関連記事:【ハイピッチャーMAX炸裂!?大増水・激濁り・全開放流の琵琶湖】
琵琶湖で使うには、ややワイヤーの線形が細目に感じますが・・・アクションの質などを考慮すれば仕方ないのかもしれません。
ただ、耐久性は高いとは言えないと思いますが、凄く壊れやすいわけでもありません。
(もっとアームの折れやすいスピナーベイトは他にたくさんあると思います)
価格も良心的な設定なので、気兼ね無く使える総合力の高いスピナーベイトだと思います。
自分の中ではすでに、先発決定!の1軍スピナーベイト。
スピナベ好きの方はもちろん、あまり使った事が無い・・・という方にも非常にお勧めです。
「とりあえず、これを投げれば間違いない」という、これからのスタンダード・スピナーベイトと言って良いのではないでしょうか。
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