18Jan
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16スティーズTWS、そしてジリオンSV-TWが相次いでTWS採用!
もはや標準となりつつつある、特殊形状レベルワインド「TWS」。
その真価はどこにあるのか?もう一度基本からおさらいします。
「T3」でコスパと実用性の両立
シマノリールでのベイトPEに限界を感じ、ダイワに挑戦してきた経緯をこれまで書いてきました。
アグレストPEで失敗し、ジリオンPEは高過ぎる・・・と悩んでいたところ、見つけたのが「T3」シリーズでした。
T3 MXに別売りのSVスプールを組み合わせた「なんちゃってT3-SV」仕様で使ってみたのですが、これがなかなかに快適。
もともと34mm径とオールマイティーなスプール径設定の上、ベイトフィネス用SVスプールの組み合わせはまずまず軽量。
アグレストPEでは難しかった、7g(1/4oz)クラスのキャストも難なくこなせる印象を受けました。
ダイワですので、ブレーキはもちろんマグネット式。
やはりPEラインとの相性が良く、キャスト初期にラインが浮くバックラッシュも少ないように感じました。
で、糸噛みはどうなのか?
そしてベイトPE最大の難関、「糸噛み」についてはどうだったかと言うと・・・PEスペシャルにかなり近いと感じました。
ジリオンPEで自慢のハイスピードレベルワインドは、ハンドル4回転でレベルワインドが1往復します。
それに対して、T3では約ハンドル5回転で1往復。
普通のリールは8回転程度ですので、通常よりだいぶ斜めに巻き取れている(クロスラップ)事が想像できます。
※ただしギヤ比が変わってもレベルワインドのスピードは変わらないので、ギヤ比が早いほど斜めになりにくい(早くたくさん巻き取ってしまうので)点には注意が必要と思われます。
(ですので、ノーマルギアが一番斜めに巻き取りやすく、エクストラハイギヤは斜めになりにくい)
それで結果として対糸噛み性能はどうなのか?というと、「PE2号でも何とかイケる。2.5号なら安心」というのが私の感想でした。
ジリオンやアグレストのPEスペシャルと、ほぼ遜色ないような印象です。
ハイスピードレベルワインドを活かすTWSの真価
ところでT3では、「TWS」という新機構が搭載されて話題を呼びました。
この特殊な形状のレベルワインドで、キャスティング時は幅広の部分をラインが通過。
これによって、ラインがレベルワインドに当たる角度を浅く出来、放出抵抗が減るという仕組みのようです。
このTWS、まさにハイスピードレベルワインドのためにあると言っても過言では無いのではないかと思います。
というのも、ラインをスプールに斜めに巻いていく「クロスラップ」の弱点は、まさにこの「ラインがキツい角度でレベルワインドに当たりやすくなる」点だと思うからです。
どういう事かと言うと、下図のようにライン(赤)がスプールの端に来ると、レベルワインド(緑)との角度がキツくなってしまいます。
ハイスピードレベルワインドでは、キャスト時もラインが左右に動く回数が増えるので、結果としてレベルワインドにぶつかる放出抵抗が大きくなってしまうと思うのです。
しかしTWS(黄)を採用すれば、レベルワインドの幅が広がるためにラインの角度を浅く出来、クロスラップの弱点を潰せます。
つまりこのハイスピードレベルワインドは、TWSを採用する事によって完成する一連のシステムという事が出来るのではないでしょうか。
TWS標準時代の到来!?
というわけで、綾巻きのネガを潰し、ハイスピードレベルワインドの能力を100%発揮させるTWS。
基本的にリールはシマノが好きな私ですが、率直に言って合理的なシステムだなぁと感心させられます。
(シマノは技術力が凄いと思いますが、ダイワはアイディアが素晴らしいなと)
T3で不評だったパカパカ開くクラッチを廃止したタトゥーラなどは、周囲の評判もかなり良いように感じます。
とはいえあのクラッチ、私は結構好きだったのですが・・・。
最近話題の16ジリオンSV-TW、そして16スティーズTWSと、新作リールも相次いでTWSを採用する模様。
もはやダイワベイトは、「TWSが標準」という時代に突入したように見えます。
(16STEEZ TWSの詳細は明かされていませんが、名前と写真からTWS採用は間違いなさそうです)
というわけで次第に熟成の度合いを深めるTWSシステム、フィッシングショーでしっかりとチェックしてきたいと思います。
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コメント
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