15Apr
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幻と消えた、TOP50開幕戦の「ディープクランク伝説」。
早くもその全貌が、選手本人から公開されました!
舌を巻く大胆な試合展開に、ゴールデンルーキーの凄味を感じました。。。
ストロング・パターンの全貌
先日行われた2016・TOP50開幕戦。
その舞台裏で起きていた、高梨選手のドラマをシェア致しました。
そしてその高梨選手から、早くも「幻のストロングパターン」の全貌が公開されました!
「今の早明浦ダムのプリスポーンのメスは、ミドルレンジを横方向に移動しながらボトムを叩くリアクションにすこぶる反応が良い」
「何故食わせよりもリアクションなのか、そして同じリアクションでも何故縦よりもより横方向への反応が良かったかというと、その原因は今年大量発生しているワカサギ」
「おそらく、直前プラで降った雨とTOP50選手のプレッシャーで、やや濁りが入って透明度約3mとなった早明浦ダムで、ギリギリボトムが見えなくなり且つサーモクラインが形成され易い3~4mのミドルレンジに落ちていたのだと考えられます」
・・・なるほど・・・透明度3mと言うと個人的には超クリアに感じてしまいますが、「普段の早明浦にしては濁りが入っていた」訳ですね。
そこに透明度の境目とサーモクラインが絡む・・・何だか凄く腑に落ちてきた感じがします!
そしてやっぱり、キーは「ベイトありき」と。
「バスという魚は、それまであまり存在しなかったはずの魅力的なエサが突如大量に発生すると、それと同じ傾向を持った動きに俄然反応を示すようになります。
しかし同時に、あまりにもそのエサが多過ぎれば飽食となり食わせでの反応は鈍くなります」「慢性的な濁りが入っていたエリアも多かった事から、ディープクランクオンリーで中流域をメインに鬼ランガン」
「結果的にこの「ミドルレンジのボトムを叩く」というキーワードは多くの上位選手に共通した物でした」
・・・これって、さらりと書かれていますが結構なキモな気がします・・・。
本当にフィールドを良く観察し尽している上に、とても理論立っていて分かりやすいですね!
そしてルアーについては、
「使用するクランクベイトは、濁りがあるとはいえ決して濁り過ぎてはいない上、TOP50選手のプレッシャーも考慮し、動きが強過ぎずラトル音も控えめでかつ、飛距離を出せて3~4mのボトムを的確に叩けるHU300、HU400、ブリッツEXDRを選択」
・・・ふむふむ、HU300と400は使ってみた事無いので、今度試してみたいと思います。
ところが2日目、これだけのストロングなパターンを持ちながらも、状況にアジャストしてあっさりと戦略を大転換したそうです。
「前日よりも暖かかったこの日は、(クランクで)釣れてくるプリのメスのサイズが一回り落ちていました」
「この事からサイズが良いメスは浅い方へ差したと判断し、ディープクランクからユニオンスイマーにタックルを持ち替え、インレットのランガンを開始」
「着水後のジャークでバスに一気にチェイスさせ、距離を詰めさせもうワンジャークでユニオンスイマーを襲わせてキャッチしたのは1800gのスーパーキッカー」
凄い、凄過ぎます・・・これがTOP50のレベルなのですか・・・。
そしてなぜこうしたアプローチを選んだかと言うと、
「差して来ているとはいえバスのポジションはやや深く、通常のただ巻きではバスにルアーの目の前まで追わせるのに時間と距離が必要となり、そうしている間に見切られるorボートが近くなりUターンしてしまうため、着水後のジャークでバスを本気にさせ一気に距離を詰めさせる事がキーになりました」
・・・なのだそうです。
本番中の一瞬で、バスの動きから食わせ方まで的確な判断を下していくこの洞察力、もはや脱帽です。
やはりプロ中のプロは違う・・・TOP50って、こんな怪物級のアングラーばかりなのでしょうか???
期待の最終日は、給油口のパッキンがズレて通気口をふさいでしまうという、単純なトラブルに気付けず無念の結果に終わってしまったそうです。
伝説の誕生を見られなかったのは残念でなりませんが、大器の片鱗を感じさせてくれるゴールデンルーキー、高梨選手。
きっといつか、劇的な勝利を見せてくれることを期待して応援していきたいと思います!
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