26Jul
難攻不落の関東タフレイク。
ヘビーカバーでありながらも、フィネスなアプローチが求められる!?
フィネス職人が行き着いた、「オールソリッド」の異次元を垣間見ました・・・。
関東タフレイクは甘くない
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
さて、初となる関東メジャーレイク「亀山湖」挑戦記をお送りしています。
午前中は”亀山フリッパー”カケヅカ氏に同船。
独自の理論で、見事にカバーからバスを抜きあげるのを目の当たりにしてきました。
というわけで、午後はメンバーをシャッフル。
超有名バス釣りメディア、「hebinuma」管理人の古澤氏に同船させて頂く事になりました。
事前の予定では、夏という事で「虫パターン」を満喫しようと相談。
私の虫ルアーの経験は、去年訪れた野尻湖で1日使ってみたのみ。
ですので、この機会にぜひムシ系の使い方を勉強させてもらおうと意気込んでいました。
(その時46cmのビッグスモールを連れてきてくれたので、実はかなり気になっているジャンルなのです。。。)
しかし前回書いたように、雨・風・水温低下の3重苦に悩まされ、とても虫という雰囲気ではありません。
仕方が無いので、散発的にボイルが起こるウィンディーサイドで、M-1インスパイアミノーをジャーク。
ところがチェイスこそあるものの、見事に完全ノーバイトのまま時間が流れます。
琵琶湖であれば、コアユ狙いのボイルフィッシュがバンバン釣れるイメージだったのですが・・・。
サイズ不問ならサクッと数釣り出来ると考えていたので、正直これはショックでした。
関東メジャーレイクは甘くない、その事を改めて痛感させられました。
本湖のミドルレンジに活路
真夏にもかかわらず、大幅な水温低下に見舞われた今回の釣行。
しかしもう1つ起こっていた大きな異変は、「水質の悪化」だったように感じました。
セオリー通りにバックウォーターをチェックした時に気付いたのは、流れ込みの中流域を中心とする強い濁りでした。
実はこの釣行の前日、フィールドは猛烈な豪雨に見舞われたそうです。
その時一気に流入したドチャ濁りが滞留しているのか?
ともかくバックウォーターの水質は非常に悪く、それも活性を低下させる一因となっているように思われたのです。
というわけで、比較的水質の良い本湖のカバー周りを撃っていきます。
ベイトの多いあるストレッチに入ると、バイトが連発!
エスケープリトルツインのテキサスリグ(たぶん5/16oz)で、つまりはカケヅカ氏の釣りに近い感じです。
私も同じような竹のレイダウンを撃っていくわけですが、少しアレンジして3/8ozのジカリグを投入。
デスアダー4インチ(チビアダー)で2バイトを得るものの、すっぽ抜け & 木化けでバラシ・・・。
スイートビーバーの小さい方(スモーリービーバー)にチェンジして、ようやくアベレージサイズ!
古澤氏は少し離れたカバー際をダウンショットで撃って、同クラスを追加。
私はフロッグでもワンバイトあったのですが、結局獲れずじまいでした・・・。
アタリはそこそこあったのですが、関東タフレイクの手痛い洗礼を受けた感じの1日でした。
オールソリッドの職人
そしてこの日、最大魚となった40UPを釣り上げたのはパティシエT氏でした!
カケヅカ氏と同船した午後、バックシートからのカバー撃ちで見事にキャッチ。
そのルアーを聞いて驚いたのですが、何とベイトフィネスジグ(ティムコ)1/8oz + アバカスシャッド2.8in(フラッシュユニオン)のスモラバとの事。
マイナーなジグなのですが、実は私もベイトフィネスジグ大好きなのです・・・。
その理由は、一般的なジグよりも圧倒的にカバー抜けが良いから。
ジグと言うよりも、「ラバーの付いたテキサス」だと考えているためなのですが、これはまた記事にしてみたいと思います。
ともかく皆さん、廃版にならないよう是非買って下さい(苦笑)。
しかし驚いたのは、そのタックルセレクトでした。
カケヅカ氏が8ftのヘビーロッド(ハリアー)+ナイロン30lbで引き抜いているヘビーカバーから、何とフロロ8lbでキャッチ!
しかもそのロッドは、信じられない事にULアクションだというのです。
俄かには信じられない話ですが、その秘密はロッドの素材にありました。
使用ロッドはデュナミス スーパーコンペティション DSCC-601UL-AS。
ULでありながらも、異次元のリフティングパワーを発揮する“オールソリッド“ロッドだというのです。
少し曲げさせてもらって感じたのは、グラスのようにどこまでもしなやかに曲がっていく追従性でした。
しかしそれでいて、曲がった後の復元力があり得ないほど強いという印象。
曲がることで魚をいなして暴れさせず、ゆっくりとリフトする・・・というイメージは、どこかアラミド採用のワイルドサイドにも似たテイストを感じました。
オールソリッドはチューブラーと違い、中身が詰まっているためブランクはどうしても重くなります。
しかし6ftというショートレングスのおかげか、SSエアと組み合わせても持ち重りは感じません。
亀山フィネス職人が突き詰めた、タックルセッティングの妙に感心する事しきりでした・・・。
ともかくタフレイクを攻め落とす繊細なアプローチを知る事が出来、非常に勉強になった1日でした。
色々と教えて案内して下さった古澤さん、カケヅカさん、そしてTさん、本当にありがとうございました。
そして翌日の2日目はいよいよ、自力での亀山ダム攻略に挑戦します。
果たして、琵琶湖ストロング・スタイルは関東リザーバーに通用するのか?
次回、迫真のドキュメント(?)をぜひお待ちください!
※次回記事UPしました!
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