3Aug
対ローライト用最強カラー、“イーズグリーン”。
もし1本だけならば、オールマイティ系よりコレを選ぶべき?
雨の悪条件下で体験した、選択のキーをお話しします。
曇り・雨のローライト用レンズ
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
さて、地味にコアな支持を頂いて更新中の偏光レンズ特集。
前回は基本となるグレー系のメジャーカラー、“トゥルービュースポーツ”を紹介しました。
(写真はTALEX HPより)
色味が自然で偏光度の高い基本カラーとして、一番の人気を誇る同カラー。
しかし用途としては「晴天」用で、光量が少ない時は暗く見えがちという傾向も。
そんな時に活躍するレンズカラーが、曇り・雨のローライトに特化した“イーズグリーン”というカラーです。
イーズグリーンの特徴は、「とにかく明るい」。
可視光線透過率が40%と非常に高いカラーで、ローライト時も充分な明るさを確保してくれます。
しかし絶対的な偏光度は90%と、グレー系に一歩譲ることに。
というわけで“晴れのトゥルービュースポーツ”、そして“雨のイーズグリーン”と、タレックスを代表する2大カラーとなっています。
実際、その差はどうなのか?
さて、では実際にフィールドでどこまでの差が出るのでしょうか?
前回亀山ダムを訪れた時に、その顕著な差を実感しました。
当日は、雨が降ったり止んだりという典型的なローライトコンディション。
そんな中、実はサイトフィッシング好きという「亀山フリッパー」カケヅカ氏と見えバスに挑戦した時の事でした。
私はサイトを1度もやったことが無いにも関わらず、
「あそこに1匹いますよね?」
「あ、そっちの倒木にも2匹」
・・・といった感じで、何とやり慣れているカケヅカ氏よりも「見えて」しまったのです。
その時掛けていたレンズは、2人ともにタレックス。
しかしカケヅカ氏のカラーが“ラスターブラウン”だったのに対し、私のレンズは“イーズグリーン”だったのです。
実はラスターブラウンも、割と明るめのレンズ設定。
トゥルービュー系よりもローライト寄りのカラーにも関わらず、圧倒的な差が出たのはかなり印象的な出来事でした。
この経験から、「暗い時ほどレンズカラーの差が出やすい」事を実感したのでした。
1本だけ選ぶなら、イーズグリーンがお勧め?
ところで今回の企画でレンズカラーを選ぶにあたって、私は“イーズグリーン”を選択しました。
それは実際に掛け比べてみて、個人的に一番見やすいと感じたからです。
(この辺りの感じ方は個人差があるようなので、現物で比較してみる事をぜひお勧めします)
そして使ってみてあらためて思うのは、「もし1本だけ選ぶなら、イーズグリーンが良いのではないか」という事です。
あえてローライト用を選ぶの???と疑問に思われるかもしれません。
しかしこれまで使ってきた範囲で言えば、「晴れていても、よく見える」と感じます。
そもそも光量の多い晴天下の方が、物を見るには条件が良いはず。
ですから誤解を恐れずに言えば、どのカラーでもそれなりに見えやすいと思います。
本気のサイト・フィッシャーマンであれば感想が違ってくるかもしれませんが、ウィードを見るのがメインの私には充分だと感じられました。
(トゥルービューを使い込んでみると感じ方が変わるかもしれませんが・・・)
しかしローライト時ほど、カラーによる明るさの差が顕著に出やすい。
理想は2本を使い分ける事でしょうが、1本だけ選ぶなら条件の悪い方に合わせるべきではと思うのです。
もちろん、用途をはじめ瞳の色など個人差が大きいのがレンズ選びの特徴ですが・・・こうした考え方もあるという事で参考にして頂ければ幸いです。
そんなわけで、今回は私がイーズグリーンを推す理由を書いてみました。
次回は晴れ・雨と言ったセレクト法とは別な、「コントラスト系」カラーについて書いてみたいと思います。
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