5Nov
ヒイラギパターン最強ルアー、“バイブレーション”
見た目が似ているからという、その伝説は本当なのか!?
常識をあえて疑った、検証結果をシェアします。
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ヒイラギパターンの真偽
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
毎週土曜はソルトの日・・・と言う事で、今回は圧倒的な爆発力を誇る「ヒイラギパターン」を検証してみたいと思います。
さてこのヒイラギ(ゼンメ)、浜名湖を始め全国でシーバスのメインベイトとなる状況がしばしばみられるかと思います。
先日行われた浜名湖オープントーナメント第3戦の際も、キーベイトとなっていたように感じました。
そんなヒイラギパターンにおいて、最強ルアーと呼ばれるのが「バイブレーション」(メタルバイブ含む)です。
理由としては、その扁平なシルエットが似ているから(?)と言われています。
しかし疑り深い私としては、本当にそんな安易な話があるのだろうか?・・・と、常々眉に唾をつけていました。
と言うわけでシーバス爆釣に沸く秋の浜名湖で、ヒイラギパターン=バイブレーション最強伝説の真偽を確かめてきましたので、報告したいと思います。
バイブレーション最強伝説
さて今年の浜名湖では、9月下旬頃より沖のオープンウォーターでシーバスが良く釣れています。
ルアーによる反応の差を確かめるには絶好の機会。
魚探にヒイラギっぽい反応が映る上、ルアーを引くとベイトが引っかかってくるというゴージャスな状況でした。
と言うわけで、まずは定番のレンジバイブ70ES(bassday)を投げてみると、すぐにヒット。
メタルバイブに替えてスパロー14g(nada)やメタルエッジに替えても、数投に一匹のペースでコンスタントに釣れてきます。
これはイージーだな・・・と言う事を確認し、他のルアーを色々と投入していきます。
まずはX-80&X-80 Jr。
ルドラ。
ワンテン。
他にもマーゲイやソウルシャッド、タイドミノー、ワンダー、バルサB1、ディプシードゥ、ダンク、c.c.プレデター等々、様々なルアーをキャストしていきます。
しかし・・・釣れない。
厳密に言うと、全く釣れない事はありませんでした。
特に小さめでレンジの浅いルアーについては、たまにポロッと釣れる事も。
しかし同じ場所にバイブレーションを投げてみると、バコバコとあっさり連発。
ルアーによる明らかな反応の差に打ちのめされる事になったのです。。。
やはりシルエットは重要?
しかし試してみたルアーの中で、1つだけバイブレーションに迫る釣果を出したルアーがありました。
それが・・・’16クラシックを制したエドウィン・エバースが使っていた事で脚光を浴びたフラットサイドクランク、“フラップスラップ“。
このルアーのみが、バイブレーション以外で唯一3尾以上の連続ヒットを記録しました。
それは一体、なぜだったのでしょうか?
あまりにも単純でちょっと嫌になってくるのですが・・・こうなると、キーは「フラットなボディ形状」だったと言わざるを得ないように思います。
シーバスは目が良いと言われますが、やはりルアーのシルエットを良く見ているのだなと感じた体験でした。
(ちなみに場所は奥浜名湖で、水質はステインくらいでした)
念のために数匹持ち帰って捌いてみても、やはり出てくるのは小型のヒイラギばかり。
新たな爆釣ルアーを開拓しようと密かに狙っていたので、個人的にはガッカリな結果でしたが・・・
やはり巷で言われるヒイラギパターン=バイブレーション最強伝説は真実だったようです。
ちなみに、フラップスラップをはじめとしたフラットサイドクランクの可能性はどうなのか?と言うと、無くはない・・・と思います。
ただし絶対的なバイト数は確実にバイブレーションに負ける上、軽くて飛距離も出し辛い。
ヒイラギパターンと言う意味においては、あえて投入するメリットを感じなかったというのが正直なところです。
というわけで結局はバイブレーションが強い、という何の変わり映えもしない結論でした(苦笑)。
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