23Dec
巻き物リールの最高峰、“カルカッタコンクエスト”
しかしマキモノ=ローギアという、定説は本当なのか!?
知っておきたい「ハイギアで巻く」メリットの数々を紹介します。
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剛性最強の”巻き物”ベイト
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
基本的に巻き物好きな私ですが、現在メインにしているリールは13&16メタニウムです。
この話をすると、時々意外な顔をされる事があります。
「クランカーなら、コンクエストじゃないの???」・・・と。
(KAKEDZUKA.comより)
確かにマキモノと言えば、伝統のカルカッタコンクエストが王道と言えるでしょう。
私自身の経験としても、この手の円形リールはフルメタルのアンタレス系をさらに超えて、剛性面では最強だと感じています。
しかし、ではなぜ私はカルコンを使って来なかったのか?
今回はその理由についてお話したいと思います。
巻き物 = ローギヤは本当か!?
カルカッタコンクエストの利点は、第一にまず上述した剛性面。
そしてもう1つのメリットは、「ローギア」のギヤ比設定にあるのではないかと思います。
これによって、他の追随を許さない最高の巻上げトルクとスムーズさを実現。
カルコンが巻き物用リールとして、トップの座に君臨し続ける理由はここにあるのではないでしょうか。
というわけで、ここで少しローギアのメリットをまとめてみます。
・巻上げトルクが大きい
→ 抵抗の重いルアーでもリトリーブが楽・レンジコントロールがしやすい
→ 特にスローリトリーブする時は、ハイギヤだとゆっくり過ぎてやりにくい
と言うわけで「巻き物にはローギヤ」と言うのが、セオリーのように言われる事も多いと思います。
しかしここ数年、個人的にはローギアに対して少し疑問を抱くようになってきました。
そのきっかけは・・・意外にもソルトのシーバスにありました。
ちなみにシーバスは、バスよりも遥かにバレやすい魚。
最初にソルトにベイトタックルを持ち込んだ時、そのあまりのバラシやすさに本気で悩んでしまいました。
そして行き着いた解決法は・・・「ハイギヤ」だったのです。
リールをノーマルギヤの13メタ(ハンドル1回転66cm)から、ハイギヤ(同79cm)に替えただけでもう圧倒的な差。
大袈裟でなく、バラシが半分近く減ったと体感したのです。
この事から、ハイギヤリールの持つ「バラシにくさ」というメリットを強く意識するようになりました。
(何故なのか?の理由はまたの機会に書いてみたいと思います)
ハイギヤの持つ様々なメリット
そして使ってみると、ハイギヤのメリットは他にもありました。
例えばカバーをショートキャストで撃っていくような時。
回収が圧倒的に早いために、結果としてキャスト数を増やす事が出来ると感じたのです。
また、風やエレキなどで前方に船を流しながら進む時にも利点があります。
巻取りが早いため、着水直後にルアーがすぐに水を掴み、泳ぎ出しのレスポンスが良くなると思うのです。
特に着水直後のバイトが重要なバンク際などを釣る場合には、このアドバンテージは小さくないのではないでしょうか。
巻取りが速いのでアワセも効くし、カバーから素早く魚を引き離すのにも有効。
結果として、最終的にキャッチできる魚が増えたと感じています。
さすがにマグナムクランクなどはローギアでないとリトリーブがキツいと思いますが、「巻ける範囲でなるべく高いギヤ」を選択する、というのが現在の私の選択基準となっています。
というわけで個人的には、巻き物でも多くの場合はハイギヤ。
そして低くても、ノーマルギヤまででほとんどの釣りをこなしています。
そんなわけで巻き物好きでありながら、いまいちカルコンを使う気になれないでいたのです。
しかし今年からマグナムクランク等の巨大ルアーを使うようになってきて、少ないながらも必要性を感じ始めているのも事実。
去年ハイギヤのラインナップも加わったので、いよいよ一台買おうか・・・と迷っている今日この頃です。
本当は、ノーマルギヤの設定もあったら良かったのになぁと思う次第です・・・。
(そういえば、フィネス用のコンクエストBFS HGがデビューするようですね。エリアトラウト用?)
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コメント
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気になってググってみたら6.8と言うあまり聞きなれないギヤ比でしたね。
確かにノーマルギアが欲しいところです…
私はカーボンボディにブラスギアのクロナークを検討しているのですが17モデルでモデルチェンジするらしいので待機中です。
ブラスギアのクロナークは私も気になっているのですが、周囲ではあまりボディ剛性が高くなさそうだとの評判でして・・・。
17モデルでMGL化して、さらにフルアルミボディになってくれたら個人的には死ぬほどうれしいです(;^ω^)
それは聞きたくなかった情報ですね…
でもMGL化はするみたいですので私の妥協点はここかもしれません。
フルアルミボディは…なったら良いですが、贅沢でしょう、ニッチすぎます(笑)
なんにせよこの時期は来季モデルが楽しみですね(^^)
確かにニッチ過ぎますね(笑)。期待ばかりが膨らんでいきます(^^)