アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[2016HOT最終戦-1] ついに実現!ソルト初”マルチカメラ”ムービー公開!!

ソルト初、「3選手同時撮影」トーナメント動画がついに実現!
2016HOT最終戦は、火花散る熾烈なドッグ・ファイトへ!
激しくぶつかり合う“アプローチ”のせめぎ合いが明かされます。。。

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「見せる」ソルトトーナメントへの挑戦

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
毎週土曜はソルトの日・・・と言う事で、皆様お待たせいたしました!
今回はいよいよ公開となった、2016浜名湖オープントーナメント最終戦のムービーについての解説をしていきたいと思います!

 
2016年は、キムケンさんの伝説的ロクマル生中継に始まり・・・

オールスターの歴史的トーナメントLIVEが実現した、まさに「フィッシング・ライブ元年」だったと思います。

フィッシング・トーナメントが、観戦スポーツへと昇華しつつある新しい潮流の中・・・。
ソルト・トーナメントの世界でも、もっとその魅力を伝えられ無いものか?
参加選手の減少に悩む浜名湖オープン・トーナメントでも新しい取り組みをしようと、3選手同時撮影」の、マルチカメラ動画作成に挑戦したのでした。

しかしカメラの載った3選手が、誰も優勝できないという不甲斐ない結果に・・・(泣)。
これについては本当に申し訳なく、ただただ実力不足を恥じるところです。
けれども同じ瞬間を撮影する事で、各選手のアプローチや戦略の違いが浮き彫りになる事が判明しました。

というわけでマニアックな「狙い方」の違いを楽しんで頂くべく、解説を加えていきたいと思います!

※ちなみに概要については、以下の試合レポートをご覧ください。

※本番編はコチラ

 

“アプローチ”のせめぎ合い

以前から書いていますが、釣りで重要なのは第1に場所次にタイミング、そして最後にアプローチだと考えています。
ですからエリア選択の戦略が分かれるのが最大の見どころなのですが・・・今回は悪い事に、最もホットなエリアが完全にかぶる事に。
それが・・・浜名湖東部の入り江の1つ、「庄内湖」でした。

そこに散在する牡蠣棚崩れの乱杭群を撃っていく、通称「杭撃ち」がメインとなる展開に。
ですので3選手の映像が、似通ってしまう事態になってしまいました。。。

しかし奇しくもそれによって、同一エリアをシェアする選手間でアプローチの差が明確となりました。
私KenDは、とにかく早巻きでまずは魚を探す事を重視。
キャストの間隔も広く取り、速いテンポでその時の「群れを探す」事を目指しました。

このようなストラクチャー周りだと、居着きの魚を狙うのでは?と思われるかもしれません。
しかし試合中に黒田選手が「駄目だ、黒い魚だ」と呟いているように、色の黒い居付き系の魚はサイズが上がらないのです。

フロリダバスでは無いですが、MAXウェイトを出すには(外洋から)回遊してくるスクーリングフィッシュの群れを捉える事が必要不可欠・・・。
泳ぎ回っている銀ピカの個体に出会うべく、なるべく広いエリアをカバーする事を心掛けていたのです。

(大きくないですが、これは回遊系の個体かと)

さらに言えば、デイシーバスに関してはスローに巻いてもバイトが増えない印象を持っていました。
特にこの日は晴天無風・かつ全く潮が動かないという状況の中、むしろファストリトリーブであまりルアーを見せない方が良いのでは?と考えていたのです。
ですから「この辺りだ」とポイントの見当をつけたとしても、リトリーブスピードを落とす事はしませんでした。
その代わり全ての杭の一列一列を、狭い間隔で細かく探っていくよう心掛けていったのです。

しかしJB TOP50プロにして浜名湖のレジェンド、黒田健史選手はプラから「食わせ方」を掴んでいました。

急激な水温低下に影響されて?スローリトリーブにバイトが多発する事を見抜いていたのです。

しかし3選手中最もバイトを多く拾う事に成功するも、結果としてサイズアップに苦戦・・・。
なまじ「喰わせる力」があった分、居付きのスモールサイズまでもが反応してしまったのかもしれません。
(逆にKenDのアバウトなアプローチには、居付きの黒い個体が釣れてこなかったのは皮肉ですね。。。)

一方の小野田選手も、朝イチで南エリアを諦め庄内湖の杭撃ちへ。
他の有力選手も含め、同エリアはボートが集結する熾烈な乱戦となりました。
ここで小野田選手はショートキャストでテンポよく、しかも杭ギリギリを通す得意のアプローチを展開。

実はこの攻め方は2015年のHOT第3戦にて、同じエリアで私がボロボロに釣り負けたアプローチ法でした。
台風後の濁りの中で、小野田選手ばかりがバイトを拾って表彰台を獲得。
一方私は年間チャンプの懸かった重要な一戦で、致命的な順位に終わってしまった苦い過去があったのです。

早巻きか、それともスローリトリーブか?
ショートキャストか、はたまたロングディスタンスか?
こうしてほとんど同じエリアをシェアしながら、アプローチの違いが激しく火花を散らす展開となったのです。

3者3様の攻め方に、勝利の女神はどのようなジャッジを下すのか!?
次回、中編(9~11時編)にご期待ください!

 

おまけ:「巻きアワセ」の実際

ところで先日、「アワセはリールの仕事である」という記事を書かせて頂きました。

そこで「巻きアワセ」の有用性を強調させて頂いたのですが・・・。
実際にどのように合わせているのか?を見てもらうのに、今回の動画は丁度良いように思います。

バイトを感じた直後、ロッドで合わせているように見えるかもしれませんが・・・それはあくまで「巻きながら」の話。
ともかく大切なのはリールを巻く事で、ロッドは「煽っても良い」程度の認識でいます。
私も初めて自分で自分のフッキングを見ましたが、船べりまでは本当にゴリッゴリに巻いてますね(笑)。

(そして船べりまで来たら、クラッチを切ってファイトです。。。)

というわけでその辺りの細かい部分も、ご参考にして頂ければ幸いです。。。

※中編UPしました!

 
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    • 勝己
    • 2017年 1月 14日

    じゃあ、3人でHOTやったら??と思った方、数知れず。笑

    • クラシック戦とか面白いかもしれませんね(^^♪

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